2024.04.29
2024.04.29
2025年11月9日、浅草の街に小雨が降る中、SSIC(Sophia Student Integration Commons)主催の文化交流イベント「浅草カルチャーデイ」が開催されました。集合場所の雷門前には、傘を差しながら参加者12名が集まり、日本語と英語が飛び交う国際的な雰囲気の中でツアーがスタートしました。

最初の目的地は浅草寺と仲見世通り。今回は、地元のボランティアガイドの方が同行し、浅草の歴史や文化について丁寧に説明してくれました。雨に濡れた石畳が歴史を感じさせる中、ガイドの話に耳を傾ける学生の姿や、学生同士で補足説明をする場面もあり、学びと交流が自然に生まれました。しかし、途中で人混みに紛れて学生がはぐれるハプニングが発生! 集合場所で全員集合できたときには、安堵の表情が広がりました。

続いて挑戦したのは、昔ながらの縁日遊び「射的」と「金魚すくい」。射的では「なかなか落ちない!」と苦戦しながらも、お菓子をゲット!!
一方、金魚すくいでは驚異的な腕前を見せる学生が登場! 次々と金魚をすくい上げる姿に、周囲から「すごい!」と拍手が起こり、場は一気に盛り上がりました。

お昼は浅草名物「もんじゃ焼き」。鉄板を囲みながら、初めてのもんじゃやお好み焼きに挑戦する留学生たちは「どうやって食べるの?」と興味津々。みんなで一緒に焼き上げる過程で笑い声が絶えませんでした。食文化を通じた交流は、言葉の壁を越えて自然なコミュニケーションを生み出したように感じます。

午後は陶芸体験。Dakota工房で、参加者は真剣な表情で土をこね、自分だけの作品づくりに挑戦しました。
「ハート形にしたい」「壺っぽくしたい」「波の形を入れたい」など、個性豊かなアイデアが飛び交い、完成した作品を見せ合うときには、誇らしげな笑顔が広がりました。世界に一つだけの作品は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

15時、名残惜しさを感じながら解散。アンケートでは「日本文化を深く知ることができた」「国際交流が楽しかった」といった声が多く寄せられ、満足度の高さがうかがえました。雨やハプニングもありましたが、それを乗り越えたことで、参加者同士の絆はより強くなったように感じます。
SSICは今後も、学生同士の交流を促進するイベントを企画していきます。次回もぜひご期待ください!

2024.04.29
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