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上智学生記者クラブ通信

#348 受験生に届け!
全学科インタビュー・前編

2026.01.16

今回から2週にわたり、上智の全学科を巻き込む特大企画をお届けします! 私たちの上智学生記者クラブ通信を読んでくださっているメインの層は、やはり受験生。将来の上智生かもしれない皆さんへ向けて、各学科で今まさに学んでいる学生たちのリアルな声を記事にしてお届けします。それも上智に存在する全29学科分です‼︎
今回は、「自身の学科を選んだ理由」・「学科の雰囲気」・「おすすめの授業」の3つにポイントを絞ってお伝えします。
また、本企画は上智学生記者クラブ公式Instagram、YouTubeとの連動企画です! インタビューの様子を動画で見ることができますので、ぜひ閲覧・フォローをお願いします。

◎上智学生記者クラブ公式Instagram
https://www.instagram.com/sophiauniversity_sophiatopics

◎上智学生記者クラブ公式YouTube
https://www.youtube.com/@SophiaTopics

それでは早速、ここからはインタビューの全文をお届けします。気になる学科だけ読むも良し、全てに目を通して上智に詳しくなるも良しです。皆さんそれぞれの楽しみ方でご覧ください!
※前編となる本記事では神学部(神)、文学部(哲、史、新聞、国文、英文、ドイツ文、フランス文)、総合人間科学部(教育、心理、社会、社会福祉、看護)の学生へのインタビューを掲載しています。次回の後編もお楽しみに!

<インタビュー項目>

  1. 学科を選んだ理由
  2. 学科の雰囲気
  3. おすすめの授業

神学部

【神学科】

  1. カトリックの中高一貫校に通っていて、学校で宗教の授業がありました。宗教の授業では、聖書やカトリック教会の聖人、キリスト教的観点から考える倫理など様々なことを学びましたが、その中でもカトリックの聖人の生き方に感動し、その生き方に興味を持ちました。聖人の生き方の根底にあるキリスト教についてもっと深く学びたいと考え、神学部を選びました。また、国内の神学部の中でカトリックの神学を学ぶことができるのは上智大学だけなので、上智を選びました。
  2. 上智大学の神学部は、文科省から認可を受けた学部であるだけでなく、バチカン教育省の監督下に置かれる教皇庁立神学部でもあります。そのため、必要な授業を履修することでローマ教皇庁認可の学位(STB/STL/STD)を取得できる(大学院科目も含まれるため、大学院進学は必須)ことも特徴だと言えます。
    そして、他学科に比べて編入生が多いのも特徴だと思います。編入生の方の中には、社会人を経験したうえで神学を学んでいる方、シスター(修道女)、神学生(神父を目指している人)など様々な年齢層の方がいるので、いろいろな年代の方々と一緒に学べることも神学部ならではです!
    また、一学年が40~50人なので、授業などもとてもアットホームな雰囲気です。一学年の人数が少ないので、すぐに仲良くなれます! 年に2回、学部で行われるBBQとクリスマス会などがあるので、縦のつながりもできます。先生方もたくさん参加してくださるのが神学部らしいなと思います。全体的に神学部生はとても優しい人が多い印象です。
  3. フィルマンシャー先生の「シンボルとサクラメントⅠ」という授業が面白かったです。この授業では、キリスト教の「秘跡」について学びます。目に見えない秘跡がどのように神の恵みに私たちを導くのかという角度から様々な秘跡について詳しく学ぶことができ、面白かったです。また、川村先生の「キリスト教の歴史Ⅰ」という科目も面白かったです。キリスト教の古代の教義論争などについて学ぶことができ、興味深い授業でした。

文学部

【哲学科】

  1. 社会の変化の背景にあるイデオロジカルな、突き詰めれば哲学的な事象について追求してみたいと思ったことです。
  2. 真面目な人が多い印象です。先生との距離感も含めて自由闊達に議論できる環境があります。
  3. 「中世哲学史」。キリスト教思想の影響も強い中世哲学史が必修なのは上智ならでは。担当の佐藤先生の含蓄あるお話が勉強になります!
7号館にある哲学科の学生のためのスペース

【史学科】

  1. 学びたいことを学べそうな環境があると事前に調べていたうえで、合格した他の大学と比較して(上智が)最良の選択だと考えたからです。
  2. 歴史というジャンルに限らず、何かしらに特化した人が多い印象です。歴史系はもちろん、語学やカルチャーなど、多様な文化を受け入れる土壌が育まれていると感じます。
  3. 「歴史学特講(日欧交渉史)」。散々議題に挙がる安土桃山時代の日本史を史学科視点で見ると、一般的な解釈とは大きく異なることが実感できる唯一無二さが面白いです。

【新聞学科】

  1. 高校生のころ、自分自身の進路について考えていた時に強く思ったことは、「好きなテレビや映画を学問として学びたい」という気持ちでした。そこで、メディアについて深く学ぶことができる環境を探していた際に上智大学新聞学科を見つけたからです。
  2. 新聞学科という特性上、何かしらの「メディア」について関心がある人が多いです。また、学科必修の授業が多いので、必然的に授業を一緒に受ける機会も多く仲良くなりやすい環境だと思います! 個性豊かで一緒に学んでいて楽しく、メディアに興味があるならもってこいの学科です‼︎
  3. 「テレビ制作Ia」という授業です! 2号館地下にあるテレビセンターを使って行われる、新聞学科の有名な授業です。私が履修していた時は、チームに分かれてドラマ番組の制作をしました! テレビ局さながらの本格的な環境のもと、企画から撮影、編集まで映像制作の過程を全て学べる環境が整っており、貴重な経験を積むことができます。
テレビ番組を制作する授業のリハーサルの様子

【国文学科】

  1. 幼い頃から本を読むことが好きで、表現技法や文学史などもっと本について知りたいと思ったからです。
  2. 大人しく落ち着いた雰囲気ですが、自分の好きなことに全力で取り組める熱を持った人達だと思います。
  3. 「近代文学概説」です。毎週指定された範囲の評論などを読んで自由記述をする課題があるのですが、授業内でそれをいくつか取り上げて様々な角度から批評されるので、新たな視点が得られるとともに 、こちらも一捻りしたことを書こうと日常の様々なこと に思いを巡らして過ごしていたのが知識の広がりを感じられて面白かったです。また、授業内で国内外問わず様々な作品が紹介されるので面白そうな作品に出会うことができるのも魅力の一つです。
漢文学概説の授業

【英文学科】

  1. 英語の本を読むことが好きで、もっと面白い作品に出会いたいと思ったからです。
  2. 勉強に対して真面目な人が多く、良い刺激をもらえます。また、みんな面白くてアットホームな雰囲気があります。
  3. 「READING & RESEARCH」は、英文を一文一文事細かく分析して考察したり、ディスカッションをしたりするので、英文学科ならではの授業で面白いと思います。

【ドイツ文学科】

  1. 昔から心理学に興味があったので独学で学んでいたのですが、その中で心理学とドイツの繋がりを知りました。とくにドイツ文学は人の心を題材にした作品が多く、文学から人の心を学ぶことができるというのが非常に楽しそうだったので、ドイツ文学科を選びました。
  2. ドイツ文学科はクラス制を導入しているので、20人ほどのクラスで4年間を過ごします。また、学科全体の人数も多くはないため、学科生とは深い関係を築くことができます。1年次は、ドイツ語をメインに学ぶので皆新しい言語の習得に苦労していますが、助け合って学んでいます。私のクラスは元気な子が多いので、とても賑やかな雰囲気です。また、いろんなバックグラウンドをもつ子がいるので、様々な話が聞けるのもすごく楽しいです。
  3. 「ドイツ語Ia」
    ドイツ文学科では、ドイツ語を文法、会話、読本の3種類に分け、それぞれ別の教授の下で学んでいます。春はドイツ語Ia、秋はドイツ語Ibといった形です。私はこの中の会話の授業が特に面白いと感じています。まずネイティブ教員の下で会話を学べるということが非常にありがたいです。ドイツ語に初めて触れ合う人も多い中で、初めから本場のドイツ語でリスニングとスピーキングを鍛えられるため、生きたドイツ語を学べることが個人的にうれしいです。またアクティビティも多いので、楽しくドイツ語を話すことができます。

    「ドイツ文学入門」
    ドイツ文学の歴史を一から学ぶ授業です。実際に小説『若きウェルテルの悩み』 などを1冊読んだりすることもあれば、動画で舞台鑑賞をすることもあります。ドイツの時代背景によって変化する文学のトレンドや、有名作品に隠された意図やメッセージ性などを汲み取ることで、より深くドイツ文学を学べることが楽しいです。

【フランス文学科】

  1. 私がフランス文学科を志望した理由は、英語以外の外国語を学んでみたいと思ったからです。世界の歴史や文学に触れる中で私が1番興味を持ったのはフランスでした。高校時代に世界史でフランスの美術に触れたり、部活動の劇でフランス文学に触れたりする中で、フランスに関することや語学を専門的に学びたいと考えていました。大学入学前まで、文学は翻訳された日本語で読む機会しかなかったけれど、実際に身につけたフランス語でテクストの原文に触れ、より深い思考や知識を身につけたいと思いました。
  2. フランス文学科と聞くと、お淑やかなイメージを持つかもしれませんが、実際は明るく元気な人が多いです。学科全体の人数が少ないので、すぐに皆と仲良くなれます。さらに毎年12月には学科内で自由参加のクリスマス会が開催され、他学年や先生方との交流も深められます。
  3. 学科の選択必修科目にはなりますが、「舞台芸術論」の授業が面白いと思っています。オペラやバレエ作品を見て、分析をしていく授業です。物語としてのみ楽しむのではなく、オペラであれば人物の歌の掛け合いが何を表しているのか、バレエであれば台詞がない代わりに踊りや身振りでどうやって表現するのかを考えていきます。さらに、時には同じ作品をオペラとバレエの両方の演出で見て、表現の仕方の違いに着目するとたくさんの発見ができます。
クリスマス会のチラシとツリー

総合人間科学部

【教育学科】

  1. 私が教育学科に入学した理由は2つです。第一に、高校生の頃から自身の教育体験がきっかけになり不登校問題に関心を持った際に、現在も上智大学にいらっしゃる教授の存在を知ったことです。国際的な学びが豊かな上智大学ですが、国際的な学びと並行して自身が興味のある不登校問題を、憧れを抱いた先生のもとで学べるのは魅力以外の何物でもなかったです!
    第二に、「教育」と言っても教職的な学びではなく広義的に教育を学ぶことができるカリキュラムに惹かれたからです。国際教育や開発途上国にフォーカスしたものはもちろん、教育哲学なども学ぶことができます。私自身哲学には苦手意識があり敬遠していましたが、上智大学で教育哲学を学んだことで、自身の関心分野である学校教育を俯瞰することができるようになりました。
    このように教育学科では、自身の専門分野の中でもさらに細かく学べるカリキュラムが整っています。尊敬できる先生方や常に議論に熱心に向き合ってくれる学科の同期、さらに教育学科の中でも教職課程を取る仲間と切磋琢磨できる日々に幸せを噛み締めています。
  2. 私の学科の特徴は何より教育学科の教授は非常に親身で、学生の質問に対して熱心にご回答くださる方々ということです。私は毎回、質問する際にとても緊張しているのですが、「鋭い指摘ですね」などとコメントいただけるととても嬉しいと同時に先生方に鼓舞していただけることでさらに勉学に身が入ります。
    また、私たちの学年は興味関心が一点集中しているのではなく、開発途上国の教育に関心がある学生や不登校関連に関心がある学生、平和教育を興味の対象にしている学生など様々な人がいます。そのため、例えば「逸脱」(教育社会学の重要テーマです)の議論一つとっても多角的な視点でディスカッションすることができます。
    最後に教育学科は必修のテストが非常に少ないことも特徴の一つです(笑)。テスト100%の授業は一切ないので、自分が納得いくまで準備して臨むことができます!
  3. 学科の科目は全部大好きなので絞るのが難しいですが、私が大好きな講義は2つです。
    まず「学校臨床社会学Ⅱ」という講義です。この授業では質的調査の方法を基に、実際に取材をしたり論文を読んだ上で意見交換をしたりしています。毎回の課題や意見に対して、担当の先生がいつもご丁寧にコメントくださったり質問をくださったりするので、常に自身の考察を内省できる素敵な講義の1つです!
    次に「教育学特殊講義Ⅳ-教育と逸脱-」です。ここでは、社会学の名著『ハマータウンの野郎ども』という書籍を読み進めながら教育における”逸脱”について学びます。担当の先生は私が昨年履修していた「教育社会学Ⅱ」でお世話になった先生でもあり、自身の関心分野である不登校とは異なる視点で先生から教えていただけることや同期と考えを深める毎週の授業日が私にとってのモチベーションです!

【心理学科】

  1. 昔から友達の相談に乗ることが多かったことで心理学に興味を持ち始めました。中でも、コロナの影響で両親の職場環境が大きく変化してストレスがかかっているのを見たことで、認知行動療法を学びたいと思い始めました。上智大学の心理学科は、公認心理師資格をとるために必要なカリキュラムが整っており、認知行動療法を使って復職支援などをしている先生がいるため、心理学科を選びました。
  2. 学科の人数が60人弱しかいないので落ち着いている雰囲気です。女子の人数が多く、男子が少ないです。とても優しくて真面目な生徒が多く、先生も優しい方が多いです。
  3. 「心理学概論」です。心理学の幅広い領域を知ることができる授業です。実験を行うこともあり、中でも、先生が10個くらいの単語を言った時の記憶の実験が面白かったです。単語を聞いて好き嫌いを判断するグループと単語に濁点がはいっているかを判断するグループに別れて、終わった後に覚えている単語の個数を聞くと好き嫌いを判断するグループの方が覚えている個数が多かったというのがとても面白かったです。

【社会学科】

  1. 高校生の時に、大学のミニ講義をオンラインで受けられるイベントに参加し、社会学の授業をたまたま受けたのがきっかけです。アンケートやインタビューで調査をすれば、社会の実態が浮かび上がってくるのか……と知り、不思議とワクワクしました。将来の夢が無く、とりあえず世の中のことを知りたいと思っていたので、うってつけの学問だと感じて興味を持ちました。家族や労働、宗教など、扱うテーマも幅広いので、途中で学びたいことが変わっても融通が利きやすそうだった、というのも決め手でした!実際、他学科と比べて履修の組み方はかなり自由です。社会に関心がある方、将来が漠然としている方、自分の関心に合わせて授業を取りたい方などにおすすめしたいです。
  2. 活発な人も落ち着いた人もいますが、みんな根が真面目だと感じます! 授業でディスカッションをする機会もあり、自分の意見をしっかり持っている人が多い印象です。
  3. 「エイジングと世代の社会学」という授業です。少子高齢化や老いに関する問題、「Z世代」のような世代区分にどんな意味があるのか、ということを学びます。皆さんは、高齢者を何人かの現役世代で支える、みたいなイラストを見たことがありますか? この授業を受けたら、そういったイラストに少し疑問を持つかもしれません。気になる方は、ぜひ入学後に受けてみてください!

【社会福祉学科】

  1. 私は小学生の頃から障害のある人々が社会から排除されてしまう現状に強い疑問を抱き、その課題に向き合いたいという思いから社会福祉の道を志しました。上智大学の社会福祉学科を選んだのは、実習先の選択肢が幅広く、フィールドワークや当事者の声に直接触れられる機会が多い点に大きな魅力を感じたからです。また、政策から臨床まで幅広く学べる教育環境に惹かれ、この学科で福祉の基礎と実践をしっかり身につけ、人間の生活や社会の仕組みに基づいた実践行動力と政策設計力を兼ね備えたソーシャルワーカーを目指したいと考えています。
  2. 明るくて優しい学生が多く、アットホームな雰囲気の学科です! 少人数ゼミや演習が多いため、教員と学生の距離が近い点が魅力的です。ディスカッションやグループワーク等のアクティブラーニングによる参加型の授業が多く、楽しく学べるかつ多角的視座を養うことができます!
  3. 「当事者福祉論」という授業がとても面白かったです! 毎授業グループが編成され福祉に関する社会課題についてディスカッションを行います。同じ課題でも人によって捉え方が違って、「そういう見方もあるのか!」とよく感化されていました。福祉の対象となる人たちは、どうしても社会的弱者というイメージが持たれがちですが、実はその当事者自身が福祉を切り拓く実践をしてきたこと等を知り、福祉対象者へのイメージが大きく変わりました!
    私はまだ履修していないのですが、友人曰く「雇用政策論」という授業も面白いみたいです! 日本のあらゆる雇用や労働の状況について、政策や経済学、福祉、ジェンダー等いろいろな観点から学べて、社会を見るための視座を提供してくれます。昨年のベストプラクティスに選ばれているだけあり、少し難しいですが、楽しく就活や将来のためになることをたくさん学べる授業です!

【看護学科】

  1. 幼い頃より医療系に興味があり、その中でも人と関わることが好きだったこと、かつ国際医療にも関心が高かったので看護を選びました!
  2. とにかく優しい子が多いと思います! 演習などグループで行う活動が多く、メンバーも固定で無いので分け隔てなく仲が良いと思います! あとは活動的な子も多い印象です。5限後でもバイトに行ったり、土日に部活に行ったり……体力があって凄いなと思います。
  3. 2、3年次に行う「スキルズ・ラボ演習Ⅰ〜Ⅲ」「ケア技術」の授業が面白かったです! 普段病棟内で看護師が行う看護の技術を演習形式で学びます。ベッドの上で髪を洗う洗髪技術や車椅子の移乗移送といった日常生活の援助技術からバイタルサインの測定や静脈注射といった医療的な技術に至るまで、基本を学ぶ授業となっています。

おわりに

いかがでしたか? 気になる学科や面白そうな授業とは出会えたでしょうか。個人的には、いただいた回答の長さにも個性がよく現れているなと感じます(笑)。
ここまでお読みくださった皆さん、後編も必ずお読みください! 来週またお会いしましょう。

のぶゆき
名前
のぶゆき
所属
外国語学部イスパニア語学科
〇〇がすき!
J-POPと活字がすき。
上智のいいところ
語学への強さとキャンパスの立地!