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上智学生記者クラブ通信

#283 卒業! 学生生活を振り返る
ありがとう、上智

2024.03.15

ご無沙汰しております、莢です。
3月は別れの時期ですが……私もついに今月末で卒業を迎える運びとなりました!
コロナ禍で始まった上智での学生生活。
思うようなキャンパスライフを送ることができずもどかしい思いをした時期もありましたが、今は充実した4年間だったと思うことができています🦅
今回の記事では4年間の学生生活をいくつかのキーワードから振り返っていこうと思います!

① 自分なりの「叡智」を磨く

今振り返ると、大学生活は「学ぶ」という行為に上限のない自由さに満ちていた時間だったと感じています。
興味の赴くままに講義を履修したり、学外の様々なプログラムに参加したり、学生団体での活動を通じて社会問題の解決方法を考えたりと、机上の学問だけではなく実際に自分の足を動かすことで得られる学びに貪欲になれる時間でした。

私の履修した講義を振り返ってみると、専攻の国際政治論領域やヨーロッパに関する講義はもちろんですが、アフリカやアジアの地域研究、国際社会学、マーケティング、芸術、情報、メディア、心理学などなど多岐に渡る講義を受講していました。
課題がキツいと思ったことも少なくないですが、その分得た学びは大きいものだと実感しています。

キャリアから逆算して「何に役立つか?」という観点で履修を組む人も一定数いるのでしょう。ただ、個人的には興味に沿って講義を組んでみたことで思いがけない知識を得ることができ、物事を見る視座を多く持つことができたと実感しています。

そして、4年間の学びの集大成といえば……やはり卒業論文の執筆ですね。
「卒論あるの? 可哀想〜」と言われることもそれなりにありましたが、個人的には卒論は大学で学んだ一つの証だと思っているので執筆できて良かったです!
教授とコミュニケーションを取りつつ、多くの論文を読み漁り執筆を進めた期間は辛いことも多少ありましたが、間違いなく私にとって糧になっていると思います。

卒論執筆期間以上に英語論文を探し、読み漁る日々はもうないかもしれません……

② 大学を使い倒す

前段は少しかしこまった内容になってしまいましたが、ここからはゆる〜くいこうと思います🎶
私たちは2020年入学の代にあたり、大学生活がコロナ禍でスタートした学年です。
最初はなかなかキャンパスに通うことができず、リモートでの講義・多くの課題に追われる日々……。
この反動でコロナ禍が緩和されてからの筆者は、施設を使い倒すことがモットーとも言えるほど何もなくてもキャンパスに通っていました。

講義がなくても課題を片付けに図書館に行って22時の閉館時間まで居座り、適度な雑音が欲しい時は2号館の学食でPCを充電できる位置を確保し、自販機で買ったコーヒーを飲みながら作業していました。少し疲れたら気分転換に紀伊國屋に行き、面白そうな本に出会うと「まあ割引されるし……。他で買うより安いし……。」と自分に言い聞かせついつい買ってしまうという日々を過ごしていました。何気ない日常ですが愛おしい日々です。

上智は立地が良いので、何かの予定の前後で使うこともしばしば。
卒業までもう残すところわずかとなりましたが、最後に上智のキャンパス内を散策してみたいな〜と思っています。

たまに会えた上智に住んでいる猫ちゃん。後何回会えるかな〜

③ 愛おしき四谷

キャンパスに足繁く通っていた私ですが、四谷近辺の散策にもよく出かけていました👟
以前記者クラブでも大学からの探訪記事を書いた思い出があります(ぜひこちらからご覧ください!)。

中高も四谷から近いところに通っていたため入学前からなんとなく土地勘はあったのですが、大学入学以降はこの近辺により詳しくなりました。
赤坂までお昼を食べに行くこともあれば(カウンターで食べる担々麺がお気に入りです)、「たいやき わかば」でたい焼きを買って新宿までの道中で食べながら歩いてみたこともあります。

秋頃には銀杏を見に神宮まで足を伸ばしたこともありました。上智生は行きがちかもしれませんね。

しんみち通りでは何度かお昼や講義後にご飯を食べました。度々メディアに紹介される「かつれつ四谷たけだ」の行列に並んでみたこともあります。
駅前の喫茶店、「珈琲ロン」で本を読みながらタマゴサンドを食べる時間も大好きです。

他大学と比べると学生街としての雰囲気は薄く、ビジネス街としての色合いが濃い四谷ですが好きなお店も多く落ち着いた雰囲気で東京の中で好きな街の内の一つです。
卒業後は四谷に来る機会も減ってしまいそうですが、ふらっと散歩に来たいと思っています。

四谷近辺での食事の思い出。全部好きなお店です。

さいごに:上智での4年間

ここまで基本的に楽しい思い出を振り返ってきましたが、それなりに苦い思い出もあります。
やはり1年生のオンライン中心の大学生活は精神的にもキツいものがありましたし、期末は試験勉強に加え多くの課題を期限内に提出するのにとにかく必死でした(期限を勘違いしていたレポートもありました……。苦い思い出です……)。

当初この記事を書くことになった時、楽しかったことだけではなく学生生活で後悔したことにも触れようと思っていました。ですが、やはり学生生活を振り返ってみたときに一番に思い返されることは辛かったことよりも興味深く楽しかった講義や同期らとの何気ない時間で、それだけ充実した学生生活を送ることができたということなのだろうと思います。

4年間お世話になった、愛で溢れる上智を卒業した後は目まぐるしい日々が待ち受けているとは思いますが、上智で過ごした日々を思い出してエネルギーとしつつなんとか生き抜いていこうと思います。
学生記者クラブからも卒業しますが、これからは一読者として公式LINEから届く記事の更新の通知を楽しみにしています!

本当に今までありがとうございました! またどこかでお会いしましょう🌸

莢
名前
所属
総合グローバル学部総合グローバル学科
〇〇がすき!
喫茶店、カメラ、バンド、アイドルが好き!
上智のいいところ
どこへも出やすくて雰囲気が穏やかなところ