学生時代からSOPHIAの一員に至る現在を振り返って
2024.09.09
大学の中と外で、いまおきているあれこれを紹介する「上智のいまを発見」。今回は、立命館アジア太平洋大学の「在校生特命副学長」及び「在校生サミットメンバー」と学生職員、学教職協働団体との情報交換会についてお伝えします。
上智大学では学校法人立命館との職員人事交流を2017年から実施しています。このご縁から、立命館アジア太平洋大学(以下、APU)にお声がけいただき、「在校生特命副学長」と「在校生サミットメンバー」の5名がお越しくださり、上智大学の学生職員、学教職協働団体の学生と情報交換会を実施しました。
「在校生特命副学長」とは、4名のサミットメンバーとともにAPUのあるべき姿を考え、それにつながる新たな政策、企画の立案を目的として、様々な活動を行います。
詳しくはこちらから⇒APU 特命副学長
上智大学からはGL-net、学教職協働「ピア・カフェ」プロジェクト、上智大学フューチャーセンタープロジェクト、ダイバーシティ・サステナビリティ推進室の学生職員、グローバル教育推進室の学生職員、計7名が参加しました。
各団体の詳細についてはこちらから⇓
GL-net:https://piloti.sophia.ac.jp/jpn/studyabroad/koryu/glnet/
学教職協働「ピア・カフェ」プロジェクト: @peercafe_sophia
上智大学フューチャーセンター:@Sophia_Uni_FC
ダイバーシティ・サステナビリティ推進室:https://diversity.sophia.ac.jp/
グローバル教育センター:@sophia_cged
学教職協働「ピア・カフェ」プロジェクトの学生とダイバーシティ・サステナビリティ推進室の学生職員によるキャンパスツアーを実施しました。国際交流やサステナビリティの推進を行っているとのことで、9号館中庭やSSIC(Sophia Student Integration Commons)、祈りの部屋、ハラルカフェなどに興味を持っていただきました。
また、APUではカーボンニュートラル社会の実現に向け、大分県の木材を使用した教育施設としては国内最大級の木造建築「グリーンコモンズ」が建設されたとのことで、同じく上智大学でも新たに建設された木造の建物である15号館を紹介しました。
キャンパスツアー後は、各大学紹介と各団体の取り組み紹介を行い、2グループに分かれ情報交換会を行いました。
在校生副学長制度について詳しく話を伺ったり、それぞれの団体の取り組みや課題を共有したり、授業や学科の特長、学生同士や学生と教職員とのかかわりについても紹介しあいました。また、学業との両立や活動へコミットする際のモチベーションの保ち方、次年度以降の引継ぎの仕方についても意見交換を行いました。
大学の立地や特色が異なることで、それぞれの良いところや課題を学ぶことができ非常に刺激的な時間となりました。
・上智大学は先進的で、対話を通じて改善点を見つけられた
・それぞれの大学の取り組みについてたくさんシェアできた
・(上智大学は)教職員と関係がある団体が個々で動いており、大学運営に関わることはしていないのでAPUの取り組みが非常に刺激的だった。学教職協働団体が集まって助け合いを行い、横のネットワークを繋いでいけたら良い方向に行けるのではと思ったので、今後の学生生活に活かしていきたい
・APUの普段の学生生活で困ることを改善したいという発想が素晴らしい。トップダウンではなくて学生の目線を大学運営に取り入れていきたいと思った
・今まで自分の担当している分野に絞って物事を考えていたが、話していく中で、APUは幅広い分野で課題を考えていて、自分ももっとより幅広い視野を持つべきと感じた
普段他大学の学生さんと関わる機会はないため、職員としても非常に有意義な時間を過ごすことができました。今回参加した学生の皆さんにとっても刺激的な時間となり嬉しく思います。
APUの学生が「副学長」として政策・企画の立案、大学評議会への提言を行っていることは非常に興味深く感じました。この取り組みを参考に、今後、上智大学でもそれぞれの学教職協働団体が横のつながりを持ち、大学運営により学生の目線を取り入れていけるようになればと思います。
今後もAPUとの交流を実施していきます。
「上智のいまを発見」では学生の活躍、耳寄り情報、先生によるコラム、先輩紹介など、大学の中と外でおきているあれこれを特集しています。取り上げてほしい人や話題など、みなさんからの情報も募集中。情報提供は findsophia-co(at)sophia.ac.jpまで。記事形式、ビデオ、写真、アイディアなど形式は問いません。どうぞ自由な発想でお送りください。*残念ながらすべての応募情報にお答えすることはできません。採用させていただく場合のみご連絡をいたします。
それでは次回の発見もお楽しみに。
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