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上智のいまを発見

アフリカWeeks × Sophia – with youth – ③

2025.05.16

大学の中と外で、いまおきているあれこれを紹介する「上智のいまを発見」。毎年恒例の上智大学アフリカWeeks、今年も学生企画メンバーによる寄稿特集をお届けします。開催一週目の第3弾の記事では、学生の皆さんが自身のアフリカへの関心のきっかけを紹介する内容になります。

第2弾、学生実行委員会の構成に関する記事をお見逃しの方は、こちらよりご覧いただけます。


アフリカWeeks × Sophia – with youth – ③

5月10日より開催されているアフリカWeeks 2025ですが、お楽しみいただいていますでしょうか? 前回は、学生運営実行委員会の構成について紹介しました。今週は、学生運営実行委員会のメンバーがアフリカに興味を持ったきっかけを調査し、実際にアンケートを実施して集めた学生からの声を紹介します!

~実際に渡航したことがきっかけ~

・国際協力に興味があって海外ボランティアに参加したことがきっかけです。ルワンダに行ったことでよりアフリカに、より興味を持ちました。当初は「海外ボランティアならどこでもいい」という気持ちでした。加えて「せっかくならアフリカ大陸に上陸してみたい」という不純な理由で参加しましたが、実際に現地での生活や人々と関わることによってアフリカに興味がわいていきました。(総合グローバル学科4年)

・アフリカに関連するサークルに入りました。タンザニアに行こうと誘われて渡航したことがきっかけです。(総合グローバル学科3年)

・はじめてアフリカ大陸に渡航したのがエジプトで、その暮らしや文化に日本との大きいギャップを感じたことで興味を持ちました!!(ロシア語学科3年)

~アフリカに関わる人からのお話がきっかけ~

・学童に通っていた際に、元陸上自衛隊で青年海外協力隊に参加していたコーチのアフリカでの話を聞いたことがきっかけです。(イスパニア語学科3年)

・JICAの青年海外協力隊でタンザニアに渡航した方々とお話しする機会があり、日本からは見えないタンザニアの都市部と農村部の格差の実態を聞いたことをきっかけに、「アフリカは多様である」ということを知り、興味を持ちました。(総合グローバル学科3年)

~授業がきっかけ~

・中学の授業で、アフリカで児童労働や教育格差があることを学び、世界では自分の知らない問題を抱えている子どもがいることを知りました。これらの問題を解決するためにまずはアフリカの現状を知りたいと思いました。(神学科2年)

・趣味でフランス語を勉強していたことがきっかけで、フランス語圏アフリカに興味を持つようになりました!(心理学科4年)

~本がきっかけ~

・中学生の時に、「アフリカには女性の先生が少ない」という文を本で読み、「じゃあ、私がなろう!」と思いアフリカに興味を持ち始めました。(しかし、大学に入って授業でしっかりと学んでいくにつれて、もっと広い視野で考えるようになりましたが……)また、アフリカWeeks に高校生の頃に参加し、上智のアフリカ研究とアフリカと関わることに強く惹かれました。(総合グローバル学科3年)

・高校生の頃に「皇帝ハイレ・セラシエ」の本を読んで、アフリカの複雑な文化に関心が湧きました。(情報理工学科2年)

~高校での活動がきっかけ~

・高校時代に参加したSDGs部の活動で、ウガンダの女子の就学率を向上させるための活動に参加したことがきっかけです。(国際関係法学科4年)

~グローバルな活動への憧れ~

・アフリカに興味を持ち始めたのは、昨年の模擬AUの案内をふとLoyolaの掲示板で見かけたのがきっかけです。まだまだ関わり始めて浅いので知らないことばかりです。もっとアフリカのことを知りたいという気持ちと、ぜひ日本のこともアフリカの人たちにもっと知ってもらいたいと思います。日本人が留学生と話す際、相手の出身の国や地域について学ぼうとする姿勢が強い一方で、日本のことを聞いてもあまり情報がかえってこないと留学生に言われてハッとしました。(英文学科2年)

・以前から、大学生になったら様々な地域、国々とその人々に関わってみたいという思いがあり、その中でもアフリカは今まであまり関わる機会がなかった地域なので、特に興味を持ちました。今はアフリカの食や歴史的遺産に関心を持っています。(神学科2年)

・幼い頃にアフリカを支援対象としていたユニセフの活動を知ったことがきっかけです。同じ年なのに日本とアフリカの国ではこんなに教育や医療など生活環境が違うものなのだと知って、衝撃を受けました。(総合グローバル学科3年) ・高校生の頃から、貧困地域で活動している青年海外協力隊や民間NGOなどの活動に憧れを持ち、その活動を調べていくと「貧困」のアフリカに出会いました。大学生になり学内のボランティア団体で渡航に行ったことをきっかけに、アフリカの負の側面より明るくて活力がある人々に魅了されました。(総合グローバル学科3年)

ジンバブエで小学校を訪問した学生の写真
ケニア モンバサにて
奴隷を運んでいた港から出ているダウ船に乗ってサンセットクルーズへ。ケニアの国旗が靡いた瞬間に乗組員が帆を確認した1枚
ケニア モンバサにて
モンバサの旧市街地ツアーでたまたま通りかかった狭い路地のマーケット。果物や香辛料を求めて多くの人が行き来する。


いかがでしたでしょうか?

実際にアフリカの渡航してみたことをきっかけに強く興味を持った人から、授業や本、周りの人からのお話で得た情報をきっかけにアフリカに目を向けるようになった人まで、さまざまなきっかけがあるようです。身近にあるふとしたことからアフリカの魅力に気が付いた学生が多く、アフリカへの入り口は人それぞれだということが分かりました! きっかけは三者三様であっても、学部学科を問わずすべてのメンバーが同じ「アフリカ地域への関心」を共有しています。そして、上智大学での授業やアフリカWeeksの参加を通して、さらにアフリカへの興味の範囲を広げています。

日本とアフリカは地理的に遠く、ニュースを見ていてもアフリカが取り上げられることは少ないかと思います。しかし、実は日本に住んでいてもこれだけアフリカに関わる機会が身近にあふれているのです! このアフリカWeeksを通して、皆さんもぜひたくさんのアフリカの魅力を知っていただけたらと思います。

次回の第4弾では、アフリカWeeks 2025のメインビジュアルを手がけてくださった山下哲司さんへのインタビュー記事を掲載します! 来週もぜひチェックしてください!

「浴衣×アフリカ布」をテーマに、ルワンダの職人と共にかごバッグの商品開発に取り組む学生が、ルワンダを訪れた際の1枚
かごバッグの写真

担当者memo

アフリカWeeks一週目に突入しました。これから増々盛り上がっていくようですね!今年は講演会、シンポジウムや学生企画など、多彩なプログラムを実施する予定です。来週のFind Sophiaでは、より詳しいインタビュー記事を掲載するので、見逃しのないようにチェックしましょう。 

「上智のいまを発見」では学生の活躍、耳寄り情報、先生によるコラム、先輩紹介など、大学の中と外でおきているあれこれを特集しています。取り上げてほしい人や話題など、みなさんからの情報も募集中。情報提供は findsophia-co(at)sophia.ac.jpまで。記事形式、ビデオ、写真、アイディアなど形式は問いません。どうぞ自由な発想でお送りください。*残念ながらすべての応募情報にお答えすることはできません。採用させていただく場合のみご連絡をいたします。 それでは次回の発見もお楽しみに。