2023.01.12
2023.01.12
大学の中と外で、いまおきているあれこれを紹介する「上智のいまを発見」。
今回は2020年の東京オリンピック・パラリンピックをきっかけとして、共生社会の実現を目指し活動している課外活動団体Go Beyondに寄稿していただきました。
国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長が、2018年平昌冬季パラリンピックの閉会式で紡いだこの言葉は、2018年のGo Beyond創設から現在まで、私たちの活動を後押ししてくれる大切な言葉でした。
2022年8月25日(木)、IPCのアンドリュー・パーソンズ会長とマイク・ピーターズCEOが、東京2020パラリンピック開催から1周年を機に来日、そして上智大学に来校されました。Go Beyond初代代表も一緒に参加し、パーソンズ会長、ピーターズCEOと意見を交流する機会をいただきました。
約4年にわたるGo Beyondの活動や想いを発表した際には、パーソンズ会長から「学生自ら立ち上がり、活動を続けてきたことは素晴らしい」とお褒めをいただきました。
またこの日、お二人から
という言葉をいただきました。
私たちは、道具やルールを工夫することで、より多くの人が自らの「違い」を活かしながら楽しめる「パラスポーツ」の魅力に惹かれ、その魅力を広めたいと活動してきました。東京2020大会から1年という節目で、この言葉をいただけたことは、Go Beyondの活動を認めていただけたように感じ大変嬉しかったです。間違いなくこれからのGo Beyondの支えとなる言葉であり、メンバー一人一人にとって忘れられない一日になりました。
私たちGo Beyondは、東京2020大会を一つの「きっかけ」として、誰もが輝ける共生社会の実現に向け、今も活動を続けています。東京2020大会が無ければ出逢うことの無かった、多様なバックグランドや経験、価値観を持つメンバーが集い、まさに「違いを力」に変えてきた学生たちです。活動を続ける中で、さらに様々な人に出逢い、つながり、パラスポーツや共生社会について考え行動する輪を作れたことは、かけがえのない財産です。東京2020大会は様々な課題を残した一方で、確かに人々をつなぎ素晴らしいレガシーを残したのだと信じています。
今回、お二人にお会いできる貴重な機会をいただいたことに、心から感謝いたします。
これからもパラスポーツを軸とした様々なアプローチを通じて、スポーツの魅力を多くの人々と分かち合いたいです。私たちGo Beyondは今後も歩みを止めることなく、活動してまいります。
東京2020大会に向けとてもパワフルに活動していたGo Beyondは、大会後も変わらずに精力的な取り組みをしてきました。今回のご訪問で、さらにエネルギーをいただいたようですね。「違いは力だ」を軸に進む今後の活動も注目していきたいですね!
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それでは次回の発見もお楽しみに。
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