大学の中と外で、いまおきているあれこれを紹介する「上智のいまを発見」。
今回はサッカーを通じた社会貢献活動を行う課外活動団体シャクルに寄稿していただきました。
初の連携プロジェクト開催!
私たち「シャクル」は岡山のプロサッカークラブ「ファジアーノ岡山」と連携しました。岡山県内外の学生を巻き込み、あつまれファジ商店街!」という「シャレン!」イベントを岡山駅付近にある奉還町商店街にて開催しました。シャレン!は社会課題や共通のテーマにJリーグ・Jクラブと連携して取り組む活動です。9月の24、25日の2日間、サッカー体験コーナーをはじめ、Tシャツを利用したエコバッグ作り体験など計4つのブースを催しました。
「おこがましいですが、私は上京して、地元岡山と東京で『機会の格差』を感じていました。だからこそ、今回の企画をきっかけに新たに面白い企画が次々と生まれるようになれば嬉しいです! 今回の企画は小学生をターゲットにイベントを実施しました。参加してくれた子どもたちが少しでも楽しいと感じてくれたなら嬉しいです」とイベント発起人である社会学科4年の前坂龍太郎さんは振り返ります。
学生団体「シャクル」について
シャクルは、2021年度4月に設立された学生団体です。「防災」、「障がい者支援」、「高齢者支援」、「ジェンダー平等」といった様々な社会課題や共通のテーマの解決に向けて、JリーグやJクラブを中心に企業・自治体などと協力し、サッカーを通じた社会貢献を行なっています。上智大学の中と外の相互的なコミュニティの構築を目指し、上智大学サッカー部と連携して開催しているウォーキングサッカー大会をはじめ、スポーツにとどまらない「サッカー」の魅力発信とその活動展開を続けてきました。
なぜサッカー? なぜJリーグ?
Jリーグはスポーツエンターテイメントとしての価値を超えて、地域社会に根差し一体となって地域のシンボルとして存在します。そんな人々が愛着を持つJリーグだからこそ、「集客力」、「発信力」など、地域社会に与える影響力は大きく、サッカーを通して人と人との繋がりが醸成されていくのです。
今回の岡山でのプロジェクトにおいても、「小学生の頃からスタジアムに通っていたからこそ、今回の企画に対する思いは強かった。次の世代の子どもたちにバトンが繋がることを願います」と、今回のプロジェクトに協力していただいた岡山の学生は話します。このように、全国各地の学生を巻き込んで盛り上げたこの岡山での活動は、東京では体験することのできない地方の魅力に触れることができただけでなく、「サッカー」を通して年齢・地域・職業といった枠を越えた、人と人との繋がりを強く感じることができました!
今後の活動予定
当初は5人だったメンバーが、70人も増え、大規模なイベント企画の開催も可能になり活動の幅が大きく広がりました。この岡山での活動での学びや繋がりを活かして、今後の活動をもっと充実させていきたいと考えています。9月上旬には福島でのフィールドワークを行い、東北のJクラブとの連携プロジェクトも進行中です。これからも学生が主体となり、シャレン!を通じた社会貢献活動を展開してゆきたいと考えております。
【シャクル SNS】
Twitter:Sricle「シャクル」
Instagram:学生団体Sircleシャクル
note: 岡山生まれ岡山育ちの上京大学生だからできること|シャクル
YouTube: 学生団体Sircle「シャクル」
担当者memo
ウォーキングサッカーなどで学内でも積極的に活動しているシャクル。これから様々な地域で活動されるようで、活躍が楽しみです!
「上智のいまを発見」では学生の活躍、耳寄り情報、先生によるコラム、先輩紹介など、大学の中と外でおきているあれこれを特集しています。取り上げてほしい人や話題など、みなさんからの情報も募集中。情報提供は findsophia-co(at)sophia.ac.jpまで。記事形式、ビデオ、写真、アイディアなど形式は問いません。どうぞ自由な発想でお送りください。*残念ながらすべての応募情報にお答えすることはできません。採用させていただく場合のみご連絡をいたします。
それでは次回の発見もお楽しみに。
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