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上智のいまを発見

With Africa ~上智大学図書館 アフリカ関連書籍展示・African Art Exhibition 企画~
アフリカWeeks2023特集⑥

2023.06.14

大学の中と外で、いまおきているあれこれを紹介する「上智のいまを発見」。毎年恒例の上智大学アフリカWeeksは、大学公式イベントであり、教職員と26名の学生メンバーで運営しています。今回は、アフリカWeeks期間後も続いている図書館展示担当の学生メンバーの声をお届けします。

図書館1階での準備の様子

なぜ、アフリカWeeksに参加することに興味を持ちましたか?

アフリカに興味を持ったのは、中学生の時にウガンダで医療活動をしている知人から話を聞いたことがきっかけです。大学入学前まではアフリカでの公衆衛生に興味を持っていましたが、大学入学後は山﨑先生の授業や「アフリカに学ぶ」への参加、サークルでの模擬国連経験などから、ビジネス・文化・外交……、様々な観点からアフリカを見ることができるようになりました。
学生生活最後の年なので、少しでもアフリカへの学びを増やし、学生が大学企画に主体的に関わることができる貴重な機会に関わりたいと、アフリカWeeksへの参加を決めました。

どのような準備を行いましたか?

図書館での書籍展示は全く新しい企画だったため、企画書を作成し、大学の広報グループに提出しました。企画を詰めることができてから、アフリカWeeksの学生メンバーやアフリカ研究を行っている教授の方々におすすめのアフリカ関連書籍を推薦してもらい、本の紹介文を掲載した展示パネルを作成していきました。アフリカWeeksで広報を担当していた学生と一緒に、デザインにもこだわった展示パネルにしています。

準備の中で、コンゴ民主共和国出身の大学院生の方に、アフリカの民俗工芸を一緒に展示することをご提案いただき、書籍紹介と民俗工芸の展示として進めていきました。

図書館展示パネル。学生や先生のオススメの一冊のポップが展示してあります。

自分たちがこの企画に対して期待していること! 楽しみなこと!

アフリカに対する知識は、ステレオタイプの発展途上国の印象を抱かれることが多く、興味深い文献にもハードルを感じられがちです。私自身、面白いアフリカ関連書籍を知り、手に取ってみたいと思っていました。図書館を利用する他の人たちも、新しいジャンルの本に触れたいと思っている人は多いと思い、自分が大好きな研究分野である、「アフリカ」に関連した書籍の紹介企画ができることをとても嬉しく思っています!

また、コンゴの民俗工芸品も普段なかなかみることができないものばかりです。仮面舞踏会の時に使われるマスクや、伝統工芸のアクセサリーなど、時代背景や民俗文化の説明もあるので、より、身近に感じながら企画を楽しめるように工夫されています。

民俗工芸品展示の様子

6月19日(月)の12時40分~13時20分に、図書館にて図書館展示のミニセミナーも行います。気軽にアフリカに関する質問もできる機会なので、ご興味がある方は、是非ご参加いただきたいです!

図書館展示の様子。アフリカWeeks学生企画で作成した、雑誌も配布しています。

担当者memo

書籍の紹介文を読んだだけでもアフリカを知る多様な視点を知ることができ、実物の仮面の持つ力からアフリカ文化の奥深さも感じられる素敵な展示でした。みなさんも、ここからアフリカの世界への関心を広げてみませんか?

「上智のいまを発見」では学生の活躍、耳寄り情報、先生によるコラム、先輩紹介など、大学の中と外でおきているあれこれを特集しています。取り上げてほしい人や話題など、みなさんからの情報も募集中。情報提供は findsophia-co(at)sophia.ac.jpまで。記事形式、ビデオ、写真、アイディアなど形式は問いません。どうぞ自由な発想でお送りください。*残念ながらすべての応募情報にお答えすることはできません。採用させていただく場合のみご連絡をいたします。 それでは次回の発見もお楽しみに。