上智グッズの裏側を知りたい……!
2022.05.27
こんにちは! Sophia Topics第4回目のトピックは「3Dプリンター」です!
皆さんは「上智」と聞いて何を思い浮かべますか?
グローバル、キリスト教、英語、国際交流……
こんなところでしょうか。おそらく多くの方が文系のイメージを持っていると思われます。
しかし、今回はそんな上智のイメージをぶっ飛ばしていきます。
取材したのは理工学部の学生が集う実験棟、クルップ・ホール。そこで使われているという3Dプリンターを見学させていただきました。
【そもそもクルップ・ホールとは?】
まず、この施設の存在自体あまりよく知らない方も多いかもしれません。
実は私も今回初上陸でした……!
やたらカタカナを使いたがるソフィア大学ですが、「クルップ」という名前の由来はどこから来ているのでしょうか?
クルップ、とはドイツの重工業企業であるクルップ社の名前をとったもの。理工学部が設立された当時の理事長らがヨーロッパなどで資金集めを行った際、援助を頂いたうちの1つがクルップ社でした。
ドイツの優秀な工業機械がクルップ社から寄贈されたため、社名から名前をとって「クルップ・ホール」と名付けられたそう。
(理工学部の設立の話はこちらを参照)
鳥みたいな名前だな~って思っていましたがちゃんと理由があったんですね。
【いよいよ3Dプリンターへ】
ついにご対面です!
じゃじゃーん。
こちらが待望の3Dプリンターです!!
完成するときはこんな感じでできあがります。
3Dプリンターは、コンピューターで設計したデータをもとにスライスされた層を積み重ねていくことで立体を生み出します。
こちらの「Objet24」という機種は、なんと髪の毛よりも薄い層を作ることができるため、表面をなめらかに仕上げることができます!
これだけ精密な3Dプリンターがあるのは上智だけ!(先生談)
そのため、分厚い立体であればあるほど完成するまでに時間がかかるそう。上の画像のものだと大体2~3時間らしいです。
では3Dプリンターの作品をお見せします!
細かい……!!
ちなみにこれらはすべて、1㎏10万円の樹脂でできています。
(^-^;(^-^;(^-^;
【どこで3Dプリンターを使えるの?】
おそらく3Dプリンター使いてぇ~~って思った人も多いはず。
3Dプリンターが用いられるのは、理工学部機能創造理工学科の授業。
2年次でとる演習の授業で、実際に立体を作り出します。
↓こちらは実際の授業の様子
【おまけ】
実は、3Dプリンター以外にも様々な機械が置いてありました。
右にある画面はなんとWindowsです。
たくさんの種類の工具を使い分け、様々な角度から削ることで、
このように羽根の質感まで再現しちゃいます! かわいい!
残念ながら、これは3Dプリンターではできません。
【最後に……】
いかがでしょうか??
ちょっと興味が湧いてきましたか??
取材で見てきたすべてをお見せできないのが本当に残念です(._.)
私はもし生まれ変わったら理系の道に進もうと思いました。
今回取材に協力してくださった機能創造理工学科の先生をはじめ、クルップホール・テクノセンターのみなさま、本当にありがとうございました!
↓お土産もいただきました! (^.^)いぇーい
うれしすぎてペンケースに入れて自慢しています。
友達には「なにこれ石鹸??」と言われました。全然違います。
では来週のSophia Topicsもお楽しみに!!
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2022.02.22
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