こんにちは! れいれいです。突然ですが、この9月、上智に新たなウェブサイトができたことをご存知ですか? その名も、「FIND SOPHIA」。今回は、FIND SOPHIAの制作を担当された「株式会社日本デザインセンター」の皆さんへのインタビューをお届けします。なかなか聞けない、ウェブサイト制作の舞台裏。必読です!
FIND SOPHIAは、課外活動をはじめ学生生活の様々な場面をサポートしている学生センターが開設したウェブサイトです。様々な課外活動の紹介から、学生向けイベントの告知、さらには学食のメニューまで、学生生活に関する情報がぎゅっと詰まったサイトになっています。
これまで、学生の交流イベント情報や活動報告は、SSIC(Sophia Student Integration Commons)やボランティア・ビューローのTwitterや大学公式LINEなど、様々なプラットフォームで発信されてきました。従来ルートでの発信も継続しつつ、FIND SOPHIAという新たなサイトから全ての発信にアクセスできるようになったことで、より情報をキャッチしやすくなりました。実は、Sophia TopicsのバックナンバーもFIND SOPHIAで読めるようになったんですよ!
学生センターと共にFIND SOPHIAを制作された日本デザインセンターの皆さんにお話を伺いました。インタビューに答えてくださったのは、こちらの方々です。
プロデューサー 森田瑞穂さん
デザイナー 岡崎由佳さん
コピーライター 長瀬香子さん
なんと、森田さんと長瀬さんは上智の卒業生とのことで、自身の学生時代も振り返りながらお話くださいました!
Q. FIND SOPHIA制作で大切にしたことは何ですか?
(岡崎さん)「学生の活動をまとめて見られる場所を作る」という目的のサイトなので、まずはこれまで『ボランチ通信』で発表されてきたボランティア活動の報告なども含め、広く課外活動の発信をコンテンツに入れました。また、学生生活に欠かせないものとして、ランチや寮などの情報もプラスしていきました。さらに、先生のおすすめ図書を紹介する「先生選書」など、学生以外の視点を取り入れたコンテンツも企画しました。私自身の学生時代を振り返ると、先生方との関わりや、「学生」という立場だからこその様々な交流が思い出深いです。社会人にはない「学生ならでは」の体験を、学生の生の声として発信・記録できるサイトを目指しました。
Q. FIND SOPHIAのデザインで心がけたことは何ですか?
(岡崎さん)多様なコンテンツが集まる場所なので、様々な発信を受け止められるよう、プレーンなデザインを意識しました。はっきりしたテーマカラーやイラストを全面に押し出すのではなく、コンテンツそのものが引き立つようなシンプルさを大切にしました。FIND SOPHIAは、大学からの発信とこれから増えていく「学生発」のコンテンツでだんだん作られていくウェブサイトです。私たちが完成されたイメージを作ったというより、元々の上智の風景と、これからの発信で出来ていくサイトだと思います。
(長瀬さん)FIND SOPHIAの制作チームは、2020年度にリニューアルされたソフィアンズ・ダイアリーのチームと同じなんです。ダイアリーの制作時に学生からのヒアリングやワークショップを行ったのですが、そこで伺った上智の空気感や学生さんたちの思いが、FIND SOPHIAのデザインにも生きていると感じています。
Q. FIND SOPHIAは、学生にとってどんな場になると思いますか?
(長瀬さん)学生の頃を振り返ると、何かを始めるきっかけとして、周囲からの刺激がとても大きかったと思います。例えば、課外活動の掲示板を見て、「こんなことをしている人がいるんだ!」という発見から刺激を受けて、自分も何かを始めることが多かったですね。大学に行けない期間もあり、そうしたインプットが少なくなりがちな今だからこそ、このサイトが、お互いの活動をのぞいて刺激し合える場所になれば良いと思っています。FIND SOPHIAの主役は学生の皆さんです。このサイトが、皆さんの交流のきっかけになれば嬉しいです。
(森田さん)私の学生時代にはこうしたウェブサイトはなかったので、親しい人を除けば他の学生の活動のことはあまり知りませんでした。このようなオンラインの場所を活用できる今の時代はとても良いと感じます。FIND SOPHIAは、自分の知らない世界を知ることができる大きなきっかけになりそうだと思うので、学生の皆さんにぜひ活用してほしいです。
(岡崎さん)去年から今年にかけて、あまりキャンパスに行けていない、という方も多いですよね。FIND SOPHIAが、そんな時でも学生生活の雰囲気を感じられる場所になれば、と思っています。様々な人と関わることが大学の醍醐味だと思うので、このサイトがいろいろな人の活動に触れられる場所になれば良いと思います。
FIND SOPHIAの写真は、カメラマンの山本康平さんが、早朝から日没までキャンパスに滞在して撮影されたとのこと。「キャンパス内には、使っている人だからこそ、ふと素敵だと思う場所があると思います。FIND SOPHIAには、そんな場所を取り入れようと、大学の公式サイトでは目にしないような場所の写真も使っています。」と岡崎さん。
いかがでしたか? FIND SOPHIAは、必要な情報を探すためだけのサイトではなく、いろいろな活動を見つけて刺激を受ける場所であり、時には自分が関わっている活動を発信できるプラットフォームでもあるんですね。
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残りわずかになった夏休み、元気に過ごしましょう! それではまた!
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2023.09.29