心を向けるということ
2022.06.17
心を向けるということ
2022.06.17
こんにちは! 新人記者のそういちです。秋学期も残り半分、授業が対面に戻ったこともあり毎日忙しいのではないでしょうか。特に多くの1、2年生は大学生活に不慣れな分、勉強の悩みや疑問を抱えている方も多いかと思います。
そこで、今回は大学生が利用できる目玉サービスの一つ、オフィスアワーを紹介したいと思います!
上智大学が発行している履修要覧〔ガイド・資料編〕によると「(専任教員の場合)学内に研究室があり、学生との相談時間(オフィスアワー)が設けられていますので、その時間であれば相談や面会をすることが可能です」とありました。また、他大学の公式サイトでは、オフィスアワーについて紹介するページがあるところもあります。
しかし、本当に知りたい情報はネット上に落ちていないもの……。そこで、今回は実際に上智大学で長年研究・教育に携わっていらっしゃる青木教授にインタビューしてきました!
それでは早速インタビューに移っていきましょう!
A. 先生によっては必要ですね。Loyolaに研究室の場所や時間帯が書いてあるので、そこに「事前にメールください」と書いている先生には連絡してください。逆に僕なんかだと特になにも書いていないので、記載している時間に来てくださいといった感じですね。
ちなみに先生方の研究室とオフィスアワーの時間帯はLoyolaの左下から確認できます。
A. 問題ないと思います。ただ、今はこの時勢柄あんまり狭いところに人を入れないでほしいと言われているため、Moodleかなにかの機能であらかじめ知らせておいた方が無難ですね。
ちなみにMoodleとは学習管理システムの一種です。上智大学ではMoodleを利用してeラーニングプラットフォームを運営しており、先生方への連絡以外にも講義資料を見たり、課題提出を行ったりすることができます。
Moodleについては以前みりん記者が詳しい記事を書いていますので、さらに知りたい方はこちらからどうぞ!
A. それも先生によりけりですね。僕は基本的にオッケーです。大体は「オフィスアワーに来てね」と言うんですけど、急ぎの用事でしたら対応します。ただやっぱり他の先生方に多いのは「オフィスアワーに対応」って感じですね。
A. 基本なんでもどうぞ。ただ、内容としては授業関連の質問が多いですね。あとは留学するときに推薦状が必要な場合に、その時間を狙って「お願いします」と学生が来たりしますね。また、学生自身が行っている研究で、例えば僕の論文を読んでそれについて質問するなど、研究内容に関して助言することもあります。
A. 我々の方だと正直あんまりできないってところですね。大学院の進学なんかだと色々相談に乗ったりはしますけど、こと企業の就職は先輩を紹介するくらいしかできないですね。細かい情報は何も持っていないので、そのあたりのことはキャリアセンターに行くことをオススメします。
A. 特に拒んだことは無いんですけどね。もちろん「試験に何が出るんですか」とか「単位ください」などの対応は無理ですが(笑)。
A. コロナ対策で研究室に入れないように、みたいな連絡が出ている時は難しいけど、それが解除されれば気軽に来てくれて大丈夫です。それこそ簡単な質問というか、数分程度の質問でもそれでクリアになるなら遠慮なく訪ねてください。もちろん他学部の学生さんや講義を取っていない、という学生さんでも歓迎しています。
A. それはその先生が指示してくれると思います。その先生の連絡先や連絡方法は授業の最初にわかると思いますし、あるいは履修要覧などに書いてあるはずです。
A. もちろん対面は無くなりましたよね。それで僕は今「オンラインで連絡ください」と言っているんですけど、そのオンラインの場で対応しちゃっているので、オフィスアワーという時間に限定することは無くなっています。それが一番大きな変化ですね。ただ、これも先生によりけりで、日程調整ツールを用いてオフィスアワーを実施している先生もいます。
私の場合はZoomを使ってというのも稀ですね。テキストでできることが多いのでMoodleで返信するのが大半な感じです。個別の、私的な事情を聴くときはZoomで行いましたけどね。
A. オフィスアワーは多分どこの大学にもある制度ですけど、上智大学はなんだかんだ言って先生と学生の距離が近い……まあZoomになってからはそうでもないかな。教室での授業だと経済学部では大体100人程度で講義しているけど、大学によっては500~600人でやるような授業も多かったりしますよね。それに比べればぐっと近くて、学生さんも接しやすいだろうし、我々も質問しに来た学生さんを見ると「あ、この子授業でいたな」と考えながら答えられる距離感なので、是非、気軽に使って欲しいなと思いますね。
いかがでしたか? 正直に言うと私は、手土産の一つでも持って行った方が良いのかしらと(若干本気で)憂いていたので、気軽に訪ねて良いと知れたのは大きな知見でした。折角の機会なのでインタビュー後に軽い疑問を投げかけたのですが、興味深い回答をいただくことができ、訪ねて良かったと感じています!
秋学期も後半戦、皆さんも是非オフィスアワーを活用してください!
2022.06.17
2022.06.17