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上智学生記者クラブ通信

#197 課外活動でサステナビリティを目指す
「Sフレマン」参加団体に聞きました

こんにちは、れいれい&凪です。「サステナビリティに関連する課外活動」と聞いて、どんな活動テーマを思い浮かべますか? 人権・教育・平等……、もちろん全て正解です。でも、なんだか漠然としていて具体的な活動のイメージがわかない、という方も多いのではないでしょうか?

そのヒントを探るべく私たちが取材したのは、5月25日に上智学院サステナビリティ推進本部主催で開催された「サステナビリティフレッシュマンデー(Sフレマン)」。SDGsやサステナビリティに関連する12の学生団体が活動紹介を行いました。

※サステナビリティ推進本部は、2021年7月、社会的責任への取り組みを推進するために設置されました。教員・職員・学生が連携して運営しています。

アクティブ・コモンズ(9号館地下1階)に、12の課外活動団体のブースが設置されました。

ここでは、このうち3団体の活動をピックアップしてお伝えします。

ASANTE Project:学生の力で「ありがとう」を生み出すタンザニアでの教育支援

今回はロシア語学科2年の勝股寧菜さんにお話を伺いました。ASANTE Projectは、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」、目標10「人や国の不平等をなくそう」の達成を目指し、教育支援を行っている団体です。

2016年に上智大学で設立後、2018年には大阪大学で大阪支部を立ち上げました。タンザニアの子どもたちの「ASANTE」(スワヒリ語で「ありがとう」)のため、一方的な支援ではなく、現地のニーズを最優先に考えることを大切にしているそうです。

年に2回のタンザニア渡航では、大阪支部のメンバーとともに、現地の幼稚園や学校を訪問し、建設支援と物資支援を行います。過去には現地の子どもたちと校庭で遊んだり、学生手作りのテキストを用いて勉強のサポートをしたりしたそうです。ボランティア活動はもちろん、サファリに参加するなど、アフリカならではの体験も行います。コロナ禍において渡航は中止されていましたが、今年の9月から再開を予定し、現地の視察をメインとした活動を計画しているそうです。

※留学や課外活動における海外渡航は、大学が示す条件やルールに基づき、許可制で順次再開される見込みです。

国内では、アフリカの負のイメージを払拭するため、インスタグラムでアフリカの魅力を伝える情報発信が行なわれています。現地の布屋さんで購入したタンザニアの伝統布、キテンゲやカンガを使ってメンバーが制作したハンドメイド商品も販売されています。

アフリカの布を手に団体の魅力を語る様子

Sophia Refugee Support Group(SRSG):誰もが歓迎される社会を目指す

SRSGは、2017年から難民との交流および難民支援に取り組む団体。リーダーの福岡クリスティーナさん(国際教養学科4年)と築山榛奈さん(教育学科SPSF2年)に、活動について聞きました。

SRSGが目指すのは、人種、国籍、民族や宗教に関わらず全ての人が歓迎される日本社会を作ること。メンバーと難民が互いを知るための機会を提供し、難民支援に取り組んでいます。

福岡さんと築山さんによれば、難民はコロナ禍によってとりわけ大きな影響を受けたといいます。SRSGは、食料や衛生用品、衣料品の提供に力を入れてきました。毎月の食料提供では、難民の求めに応じてハラールやベジタリアン食品などに対応しているそうです。

フードバンク「セカンドハーベスト・ジャパン」と協力して行う食料梱包の様子(2021年11月)。

高校生向けのプレゼンテーションや、5月に開催されたAll Sophians’ Festival(ソフィアンのためのホームカミングデー)での難民問題の発信を通じて、難民について学び、考える機会も創出しています。

上智大学が受け入れる予定のウクライナからの学生に快適で安全な環境を用意するための活動にも力を入れているそう。「必要としている人たちに必要な支援を提供すること」を常に重視しているといいます。

Sophia Start-up Club:いろいろなビジョンをもつ人が刺激し合う場を

2021年、当時1年生だった酒井天音さん(経営学科2年)が立ち上げた団体です。大学入学を機に「他人の目を気にするのではなく、自分が本当にやりたいことを人生の軸にしたい」と考え、起業に関心をもったという酒井さん。「上智に、起業に興味をもつ熱い学生のための場所を作りたい」という思いでSophia Start-up Clubを設立しました。

SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」は、「働きがいのある人間らしい仕事」を掲げています。学生の間にも、生活の質や自分に合ったライフスタイルをふまえてキャリアを模索する動きが広がっているようです。

Sophia Start-up Clubは、これまでに起業家を招いた勉強会などを開催したほか、8月にビジネスコンテストの開催を予定。メンバーの村上篤也さん(経営学科3年)は、「一人ひとりが得意なことを見つけられる環境を整えたい」と話します。

起業は目標ではなく、「人生の意味を実現するための1つの『手段』」だという酒井さん。Sophia Start-up Clubのメンバーは、起業を目指している人ばかりではありません。安倍里季香さん(経営学科2年)は、「いろいろなビジョンをもった人が刺激しあえる場所」であることが団体の魅力だと話していました。

2021年10月に開催した事業成長戦略立案イベントの様子。

Sフレマンをふりかえって

会場には、団体メンバーからじっくり説明を聞く参加者の姿も。友人同士で誘い合って参加したという経営学科の1年生は、「4月のフレマンでは行かなかったサークルの話を個別に聞けてよかった」、「SDGsを中心とした活動を行う団体について知ることができた」と話していました。

サステナビリティ推進本部でSフレマンの運営を担当したオ・ミニョンさん(新聞学科4年)は、新入生がSDGsのために活動する団体の魅力を知ることができるように、との思いでこのイベントを企画しました。Sフレマンを終えて、「SDGsのために活動する団体同士の横のつながりができたと思う」と手応えを得たそう。より多くの団体を巻き込んだ次回Sフレマンの開催にも意欲的です。

いかがでしたか? 「サステナビリティ」という1つのキーワードから、教育支援や人権保護、キャリアプランニングまで、いろとりどりの活動が見えてきました。上智には、世界的な課題に具体的なアクションで取り組んでいる団体がたくさんあります。皆さんの学生生活にも、「はじめの一歩」を踏み出すきっかけが隠れているかもしれません!

サステナビリティ推進本部 ウェブサイト:https://sophia-sdgs.jp/
学生団体Asante Project Tokyo🇹🇿 Instagram:@asanteproject
Sophia Refugee Support Group Twitter:@sophia_srsg
Sophia Start-up Club Twitter:@Sophia_Startup

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