こんにちは、そういちです。
二十四節気によると、9月の今頃は「白露」にあたるそうです。この白露は夜に気温が激しく下がることでついた露が白く見えることから名づけられたもので、まさに今そのような季節にあるそうです。私は薄明薄暮性なので日中の気温には疎いのですが、私はおおよそ涼しいとは思えないので皆さんも同じでしょう。
そんな中で久々に登校すると、四ツ谷駅から北門の近さへの感謝と図書館の微妙な距離に若干のストレスを感じるのですが、後者を軽減するものの一つが冷たい飲み物です。私は水筒を持ち歩く習性が無いために喉が渇いたときにジュースを買う人間なので、冷たい飲み物とは相応の対価を支払った末に得られるものと認識しています。
しかし、自販機を求めてこの灼熱地獄をさまよう以上に無味乾燥な時間はありません。そこで、自販機を探すという不毛な営みを減らせるよう、また、クーラーの効いた室内から最短の自販機へ到達する助けとなるよう、四谷キャンパスの自販機の所在を調べてきました。
以下がその地図です。
自販機は星印の位置にあります。メンストを中心として広範囲に分布していますね。
傾向として、学生のよく利用する場所に多く、研究室周辺には少ないです。屋根のある所ではウォーターサーバーと競合している箇所がいくつかありましたが、ホフマン・ホールでは自販機が圧倒的に優勢でした。まあウォーターサーバーに関しては最近すごい勢いで増加しているので、現段階ではなんとも言えませんが。
一応、これで自販機の位置を把握するという目的は完遂しましたが、これではあまりにも記事として短すぎるので、もう少しだけ続きます。どうぞお付き合いください。
【7号館前】
というわけで、設置箇所ごとに軽い紹介をつけていきます。北門から入って近い順番から(上の構内マップでは左から)見ていきます。
北門から近い自販機といったらココ。純粋な距離でいえばセブンの方が近いですが、階段がないぶん優位性を持っています。ちなみに「キレートレモン」はここか8ピロ、クラブハウスの3か所でしか確認できていないため、恐らくレアアイテムです(品揃えは来月あたりにでも変わると思いますが、そんなことは気にしたら負けです)。
【6号館1階】
エスカレーターの陰に隠れがちな6号館の名所です。近づいてみると「災害救援ベンダー」と書かれており、災害時でも飲料水を入手できる自販機であることがわかります。ここに限らず色々な場所に設置されていますので、機会があれば意識してみてください。
【6号館2F】
1階の自販機同様、目立たないところに置かれています。屋根があるだけでもありがたい。
ここは飲み物と並行して「1本満足バー」や「クリーム玄米ブラン」などの食料も扱っている稀有な自販機です。この両刀タイプの自販機は6号館2階と体育館前にしかありません。
【2号館前】
メンストと正門からの道の交点らへんにあります。
今年の8月ごろに突如現れました。現役ソフィアンでも知らない方がいらっしゃるかもしれません。後述しますが、この自販機は現在工事中の9ピロから移設されてきたもので、将来的には8ピロへ移動する予定です。移設先が8ピロな理由は、11月末に9ピロの工事が終わり、12月頭に8ピロの工事が始まるので、9ピロには8ピロの自販機が置かれ、8ピロにはかつての9ピロに並んでいた自販機が工事終了後に置かれるからだそうです。あと、品揃えは普通です。
【2号館 地下1階 紀伊國屋書店前】
エレベーターか階段を下りて右手に進むと出会えます。ずらっと並んでいますが、写真が下手なのでずらっと感がありません。すみません。
特色と呼べるかは不明ですが、学内で唯一「三ツ矢サイダー レモラ」が置いてあります。品揃えが変わる前にぜひ飲みましょう。(追記:執筆後に気付いたのですが「三ツ矢サイダー レモラ」は11号館食堂にもありました。ここの特色が……)
【2号館 5階】
2号館の5階といえば規模の大きい食堂がありますが、その規模に合った自販機群が整列しています。その数なんと7台。右端の自販機に関しては上2列をソフィアウォーターに統一するという強気な配置で、よく見るとソ水専用自販機と名乗るほど。また、この季節でも「あたたかい」飲み物を陳列する唯一の自販機です(右から3つ目の自販機)。
【8号館ピロティ】
飲み物の品揃えは他の自販機に劣るところもありますが、なによりここの魅力はカップヌードルの自販機とThird Cat Caféです。Third Cat Caféは一杯一杯豆から挽いて入れてくれるナイスなコーヒーメーカーで、両方とも8ピロ限定です。特にThird Cat Caféのコーヒーは筆者のオススメですので、立ち寄った時はぜひ。
【体育館前】
8ピロを抜けて体育館側へ向かうと確認できます。体育館前というよりは横かもしれません。
ここの目玉(?)はなんといってもアイスの自販機です。セブンティーンアイス製造元のグリコによれば「17種類の味」の「17歳の女子高生向けアイス」として開発されたそうですが、そんなことに拘泥してもいいことないので皆さんも遠慮なく食べましょう。
【9号館ピロティ】
みんなの憩いの場。通称9ピロ。在校生の方々はここに自販機があったことを覚えているかと思います。執筆時は工事中だったので自販機や品揃えを把握できませんが、完工すれば自販機も復活すると思うので場所だけ紹介しました。かつては写真の中央部、ベンチの横にありました。個人的には最近できた15号館にもいずれ自販機が置かれると予想していますが、現段階では設置されていなかったので、ここでは省略します。ちなみに、ここにあった自販機たちは6号館1階と2階に1台ずつ、2号館前に2台、2号館5階に1台、11ピロに1台移設されました。
【9カフェ】
9カフェの入口左手にあります。
理由は知りませんが、学内唯一のサントリー製自販機です(2022年8月現在)。他所とはだいぶ異なる品揃えで、ペプシコーラやボス、ZONeなどがあります(他の場所ならコカ・コーラやワンダ、モンスターエナジーが該当)。他にもパンやお菓子など、おやつに適した食料が手に入るのもここの特色です。
【図書館】
図書館の地下1階、ラーニングコモンズの近くにあります。
図書館は原則飲食厳禁ですが、この自販機のある空間は「飲」のみ認められています(食はダメ)。品揃えは普通です。
【11号館食堂】
食券機の横にあります。
利便性が高めで、食券機の前で財布を開けたついでに買える距離感から、個人的によく利用しています。品揃えは無難な飲料が揃っており、強いて言えばモンエナの比率が高い点ですかね。オレンジ味やキューバリブレ味は学内でも比較的珍しいです(他には2号館地下1階、5階と体育館前の自販機で扱っています)。
【11号館ピロティ】
11号館ピロティにあります。
そういえば紙パックタイプの自販機って日常ではあまり見かけませんよね。四谷キャンパス内では2号館前、2号館B1、2号館5F、8ピロ、11ピロ、ホフマン・ホール3Fに紙パックの飲み物を扱う自販機が置いてあります。11ピロに関しては本当に書くことがないのでここで紹介させてください。
【ホフマン・ホール1階、2階、3階】
ホフマン・ホールに入ってすぐのところにあります。
ホフマン・ホールは課外活動に関する建物なので、長期休暇でも人がいるイメージです。品揃えの特徴として、お茶系が少ない代わりに三ツ矢サイダーを推していることがわかります。
【クラブハウス】
上智大学真田堀運動場にある野球場の最奥にクラブハウスがあります。自販機はその建物入口周辺に置かれています。
グラウンドや弓道場を利用していない学生にとっては縁のない場所に置かれており、この記事で初めて存在を知ったという方も多いかと思います。かくいう私も校正の段階で指摘され、配信3日前に慌てて追記した次第です。とはいえ、運動部の皆さんにとってはオアシスのような存在。コーヒーの類がカフェオレのみですが、代わりに「ポカリスエット」が多めに並んでいます。
【おわりに】
という感じで四谷キャンパス内の自販機を概観してきました。これで皆さんも自販機マスターです。ちなみに、自販機に関する記事は過去にも出ているので、ぜひお読みください。これを読めば皆さんは自販機ドクターです。
というわけで私は学内でも珍しい「三ツ矢サイダー レモラ」を買って帰ることにします。それでは。