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上智学生記者クラブ通信

#241 課外活動の掛け持ちってどんな感じ? 
4つの団体に所属していた経験から

2023.04.28

こんにちは! 凪です。
先日フレッシュマンウィークが開催されましたが、たくさんの新入生が訪れ大盛況に終わりました。新入生の皆さん、入りたい部活やサークルは決まりましたか?

4月末、そろそろ所属先を決めたいけれどたくさんの団体で迷ってしまう……。

そんなあなたに、4つの団体に約1年間所属していた私から掛け持ちの実態やメリット・デメリットをお伝えしていきます!

掛け持ちの日常

1年前、フレマンで大量のビラをいただきすっかり舞い上がっていた私は、欲張って以下の4団体に所属することを決めました。

①上智学生記者クラブ(学生センター協働の情報発信団体)
②水泳部(体育会系の部活)※
③上智大学ハンドベルクワイア(音楽系のサークル)
④Global Network(グローバル教育センター協働の国際交流支援団体)

※体育会系の部活は兼部・兼サーを公認していない場合が多いので、入部前に条件を確認することをおすすめします。朝練や大会、遠征などがある場合、他活動との両立がかなりハードになるため、必ずしも掛け持ちができるとは限りません。

活動頻度は団体によって異なりますが、平均的な1週間の時間割はこんな感じです。

当時は忙殺されているように感じていましたが、今振り返ってみるとある程度自由な時間があったことに驚いています(笑)。

1年生は履修できる授業数が少なかったため、空きコマで部活の練習に、お昼休みや6限でその他の活動に参加していました。土曜日の午前中には部活がありましたが、それ以降は復習や課題に取り組む時間に当てていました。土日に部活の大会や他のイベントが入ることもあるので、前もって課題やテスト勉強に取り組めるように計画を立てることを心掛けていました。
あくまで学業が優先なので、課外活動によって取りたい授業の履修を諦めるようなこともありませんでしたし、空きコマに友達と食事やショッピングに出かける余裕もありました。

メリット

・交友関係が広がる

私の場合はフレマン直後から掛け持ちをしていたので、学科や学年を問わずあらゆる方面での知り合いができました。また、活動に関連する趣味がある場合、その話題で意気投合できる友達に出会える確率が高いように思います。広く浅くにはなりますが、大学内ですれ違ったときに軽く挨拶できるだけでも日常のささやかな楽しみになります。課外活動を掛け持ちすることで広がった人脈が別の活動に活きてくることもあります。

・趣味の幅が広がる

課外活動は大学入学前からやっていた活動を継続できる場にもなりますし、趣味やスキルを習得する場として活用することもできます。新しい趣味を見つけたい場合は、「初心者歓迎」とある団体の方が楽しく交流しつつ一から教えてもらえるので気軽に始めやすいと思います。ただし、部活の場合は「初心者歓迎」とあっても、習い事や中高の部活などである程度キャリアがある方が多く所属していることがあります。同系統の団体で部活とサークル・同好会とある場合は、入会する前に自分の目的と団体の方針にミスマッチがないか確認するのがおすすめです。

介護施設でクリスマスコンサートを開催した時の様子。
中学3年間ハンドベル部に所属していたのですが、フレッシュマンウィークでその時の先輩に偶然お会いしたことが入会のきっかけでした! 活動内容やメンバーの雰囲気など異なる点も多いですが、ハンドベルの魅力を再認識できるので大学でも続けて良かったなと思っています。

デメリット

・大学行事への参加が大変

フレッシュマンウィークやソフィア祭のような課外活動団体が集結するイベントの際は、所属している複数の団体でシフトが被ってしまうこともしばしば。SNSの広報やパンフレットの作成など、役割が与えられていると準備段階でかなり忙しくなることがあります。自分のキャパシティとスケジュールを所属先に伝えることが大切です。

・役職の仕事と掛け持ちの両立は難しい

掛け持ちをしていると、それぞれの活動が良くも悪くも「広く浅く」になりがちです。代表や幹部などの役職を得たいと思った際に、所属先での活動実績が浅いことが不利になってしまう可能性があります。責任が重い立場になれば必然的に運営のために割く時間が増えることにもなるので、他団体での活動頻度が制限されてしまうこともあります。

・学年が上がるにつれて継続が難しくなる

高学年になると、ゼミの活動や留学、インターンシップ、就活など、課外活動以外に優先しなければならないような活動が増えてきます。私自身もそうですが、自分の中で優先順位を決めた結果、活動にあまり参加できなくなってしまったり退会を考えたりしなければならない局面がでてくるかもしれません。

2年生になった今の状況

半年ほど前に体調不良によって部活を退部せざるをえなくなり、現在は上智学生記者クラブと上智大学ハンドベルクワイアの副代表として運営に携わっています。Global Networkは、主要メンバーとサブメンバーに分かれて仕事を分担しているので、私はサブメンバーとして関わっています。また、メンバー以外の参加を認めているイベントもあるので、団体に所属しなくても活動に参加できる場合もあります。
私の学科は2年次からゼミの活動が始まり授業数も増えるため、学業を優先するためにも必要な判断だったと思っています。
このように、進級とともに必ずしも活動の幅を狭めることになるわけではなく、自分に合った活動形態を選ぶことで複数団体の掛け持ちを続けることができます。留学やインターンシップなどで一時的な活動休止が認められているケースもあるので、融通が利くことが多いです。
やむを得ず退会する際には、トラブルを避けるために前もって事情を伝えた上で正式な手順を踏むことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?
私自身は1年生のうちに各団体でたくさんの思い出を作ることができ、悔いのない学生生活を送れていると感じています。あらかじめ自分のやりたいことを制限せず、色々と体験してから自分の目的に応じて取捨選択をしていくのも一つの方法です。
また、部活やサークル以外にもアルバイトや社会活動など、大学生には自己実現の機会が多くあります。途中で活動を中断することには後ろめたさがあるかもしれませんが、今後やりがいを強く感じるものや自分の将来に直結するようなものに出会うことがあれば、その気持ちを優先することがあってもよいと私は思います。

皆さんの大学生活が充実したものになりますように!


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凪
名前
所属
文学部 新聞学科
〇〇がすき!
音楽鑑賞・旅行が好き!
上智のいいところ
Veganメニューがあるところ