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上智学生記者クラブ通信

#265 ロシア語圏短期留学日記②
キルギス共和国で1ヵ月生活してみた

2023.11.10

Здравствуйте(こんにちは) 外国語学部ロシア語学科1年の茉です。

先週の記事は読んでいただけましたでしょうか……?
「まだ読んでいない!」という方は先にひとつ前の記事を読んでいただければと思います!
ここからは先週紹介しきれなかったことや帰国しての感想をお届けします。

泳げる湖、イシク・クル湖とは……?

9月3、4日の2日間で首都ビシュケクからみて東に位置するイシク・クル湖というとても大きな湖に行くオプションツアーに参加しました。イシク・クル湖がどれくらい大きいかというと……なんと、琵琶湖の約9倍だそうです! 標高が1,606メートルとかなり高く、朝晩は肌寒かったです。おやつ用に持って行ったポテトチップスの袋がパンパンになりました(笑)。キルギスのリゾート地ということもあり、ロシアからもたくさんの観光客が来られていました。

写真だけ見るとまるで海のようです。

イシク・クル湖では5〜6人で1つのコテージに泊まりました。同じコテージの人たちと夜遅くまで色々な話をして盛り上がりました!

夜ご飯を食べに行った後にもう一度湖に遊びに行くと、昼とは雰囲気がガラリと変わっていました✨ 日が落ちてすぐだったので幻想的な空を見ることができ、とても感動しました。

美しい景色に心が奪われました。

驚いた! キルギスでのおもしろいエピソード

ここからは私が1ヵ月の滞在で驚いたことや面白かったことを2つご紹介します。

  1. テスト中でも健康第一
    授業最終日に読む・書く・聞く・話すの4技能と文法のレベルチェックテストが行われました。テスト中に先輩がくしゃみをしたのですが、その時に先生が “Будь здорова”とおっしゃって、とても驚きました! この“Будь здорова”という言葉は英語でいう“Bless you”と同じ意味で、くしゃみをした人に言います。この言葉は知っていましたが、テスト中にも関わらずこの言葉を言って先輩の健康を気遣ってくださった先生の優しさを感じた瞬間でした。
  2. いきなり休業日?
    次にご紹介するのはイシク・クル湖に行った際の出来事です。夜ご飯を食べた後は自由時間だったので、コテージの近くにある売店でお菓子を買おうと考えていましたが売店に到着すると、ある張り紙を発見しました。
最初の文字は数字の3ではありません(笑)。

みなさんはこのロシア語が何を意味するかお分かりでしょうか……?
これは“Закрыто”と書いてあり、「閉まる」という意味です。お店の営業時間内でしたが、残念ながら臨時休業をしていました。他の売店が営業中だったので、その後無事にお菓子を買うことができましたが、臨時休業の理由が気になって仕方がなかったです!

ホームステイ終了から帰国まで

21日間のホームステイが終了し、お世話になったホストファミリーに別れを告げなければなりませんでした。私のホストマザーは学校の先生をされていたので朝早く家を出られていて、最終日の朝は会うことができませんでした。なので、サプライズで手紙を書いて部屋に置いて家を後にしました。

ソニックが好きなホストマザーの孫のために頑張りました。
ロシア語は必ずと言っていいほど筆記体を使います!

帰国日までの1週間はホテルに滞在しました。最終テストも終わり、放課後は各自で夜ご飯を食べるスケジュールだったので、先輩と一緒に色々なお店に行きました。キルギスで本場の中華料理を食べるという不思議な経験もしました! また、ゲームセンターに行ったり、スーパーでスイカを買って食べたり、映画館でロシア語吹き替え版のバービーを見たりとキルギスでしてみたかったことを全てすることができ大満足です。

遊園地でカーリングのような乗り物に乗りました。
日本円に換算して150円ほどで立派なスイカが買えます!
映画のロシア語を少し理解することができました。
座席も動くカーレースのゲームに苦戦しました(笑)。

ここからはこの1カ月のプログラムを通して成長したと感じることを3つご紹介します。

  1. ロシア語を話すことへの抵抗が減った
    出発前は「間違えたら恥ずかしい」や「格変化(主語や名詞によって動詞や形容詞の語尾が変わることです)を意識しながら話すのは難しい」という気持ちから、ロシア語を話すことに抵抗感を抱いていました。ですがアウトプット活動が中心の授業やホストファミリーとの交流を通し、「ロシア語で話すのが楽しい」や「ロシア語で話したい」という気持ちが強くなりました。再びキルギスに滞在した時にもっと話せるようになっていたい、という気持ちもロシア語を学習していく上でモチベーションになっています。
  2. ロシア語を聞き取れるようになった
    ホストファミリーは私の学習歴を理解してくださり、ゆっくり話してくださっていましたが、一歩外に出ると私の学習歴を知っている人はいません(笑)。お店での買い物や大学での授業は今まで映画などでしか聞いたことのないスピードのロシア語を聞き取らなければならず、最初は何度も聞き返したりスペルを予想して調べたりとかなりの時間を要していました。ですが日を追うごとにスピードに慣れていき、最初に比べて会話が止まることが少なくなりました! 秋学期が始まり、ロシア人教授やロシア語圏からの留学生と話す機会がありましたが、コミュニケーションを難なくとることができ、1カ月の手応えを感じました。
  3. 秋学期の先取りができた
    ひとつ前の記事で書いたように、私はТРКИのA2クラスに所属していました。そのため、まだ大学の授業で習っていない文法を学ぶことになり、宿題・予習・復習の全てが大変でした。ロシア語には格変化があり、日本語や英語には存在しない文法のため暗記や使い分けが大変です。ですが、キルギスでのロシア語の授業で格変化を全て習い終わったため、秋学期が始まってからの教科書の予習にかかる時間が大幅に減りました。

キルギスでの1ヶ月を振り返って

海外で生活するのは初めての経験ではありませんでしたが、1人で国際線を利用しホームステイをするのは今回が初めてで、出発が近づくにつれて不安が増していました。ですが、出発前に質問をすると丁寧に答えてくださり、現地でも数えきれないほどサポートをしてくださったKRJCの方々、ロシア語・キルギス語を教えてくださった先生方、一緒に1ヶ月授業を受けた21人のメンバー、本当の家族のように私を歓迎してくださったホストファミリー、私たちの授業やエクスカーションのサポートをしてくださった大学生の皆さん、そのほかにも滞在中に関わってくださった多くのキルギスの方々のおかげで、忘れられない素敵な1ヶ月を過ごすことができ、キルギスという国が大好きになりました! Чон Рахмат🇰🇬(キルギス語でありがとうという意味です)。

授業最終日にお世話になった先生に花束を渡しました。

9月15日、1ヵ月過ごしたキルギスを離れる日が来てしまいました。マナス国際空港から5時間のフライトを経てイスタンブール空港に到着しましたが、東京便が遅延していたため3時間ほど自由時間がありました。椅子に座って飲み物を飲んでいた際にイタリア人の夫婦に「空港Wi-Fiの繋ぎ方を教えてほしい」と英語で話しかけられました。私は接続方法を知っていたので教えようと思いましたが、1ヵ月間ロシア語しか使わなかったため、無意識のうちに英語ではなくロシア語で話してしまい、説明にかなりの時間を要してしまいました(笑)。他にも空港で買い物をした際にも“Thank you” ではなく“Спасибо(ありがとう)”と言ってしまうなど、英語よりもロシア語が出てくる自分に驚きましたが力がついた気がして嬉しかったです!

11時間フライトを終え、無事に成田空港に到着しました。日本の湿度と気温を身体が忘れてしまっていて、帰国後しばらくの間は時差ボケと夏バテが消えず、家でのんびりと過ごしていました。

これを見て日本に帰ってきた実感が湧きました。

もっとキルギスについて知りたい! 短期留学中の様子が気になる!
そんな方に朗報です(笑)。私のキルギスでの1ヵ月の記録を見ることができるInstagramアカウントをこの場を借りて紹介させていただきます✨

@kyrgyz_23summer と検索してください。

このアカウントは今回のプログラムを多くの方に広めるために使用しています。プログラム中の様子はもちろん、帰国後の感想・キルギスについての紹介もたくさん投稿しているので、見てくださると嬉しいです。

2号に渡るキルギス共和国日本センターロシア語1ヵ月スキルアップコースの記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございました! この記事がロシア語圏への留学やキルギスに興味を持ってくださる方を増やすきっかけになればと思います。

それではまたお会いしましょう! До свидания(さようなら)👋

茉
名前
所属
外国語学部ロシア語学科
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立地と設備の良さがピカイチなところ!