ひとくちに「和菓子」と言っても、様々な種類があるのをご存知ですか?
SSICでは2021年11月13日・14日の2日間にわたり、京都のよし廣製菓さんご協力のもと、オンラインで「和菓子作り体験」を開催しました。
和菓子、特に京菓子の歴史や四季ごとの和菓子にまつわる風習、時代による変化などのお話の後、事前に送付したキットを使って、「菊」と「桜」の練り切りを全員で作りました。
参加者の声
「同じ色の生地を使っても、細工の仕方によって菊や桜など異なる形になるのが面白いと思いました。今後和菓子を食べる時、『どうやって作っているのだろう?』と考えてみたいです」
「和菓子は、見た目から味、名前にまで繊細で美しい日本文化が表れているお菓子だと思います。日本人として日本で育ちながらも、日本文化の素晴らしさに触れる機会があまりなかったのですが、和菓子作りを体験したことで、さらに日本文化が好きになりました。これからは四季折々の和菓子を食べることを習慣にしたいです」
企画者memo
毎回人気のある「和菓子作り体験」ですが、今回は京都の和菓子屋さんにご指導をお願いしたこともあり、職人さんの京都のアクセントが耳に心地よく、和菓子を作り・味わうという当初の目的とはちがった側面からもこの体験を楽しむことができました。和菓子の名前は和歌が由来になっているものが多いそうで、練り切りの名前一つで和歌が連想できるかどうかはその人の日本文化への精通度合いが試されるな、と自分自身を顧みました。
SSICでは今後もさまざまな文化紹介のイベントを開催する予定です。みなさんも日本文化を知る機会としてぜひ活用してください。
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