アフリカWeeks2024特集③
2024.05.17
SSICでは2021年12月6・7日に、久々の対面イベントとして「いただきます みそをつくるこどもたち(オオタヴィン監督)」の鑑賞会&黙食ランチ会を開催しました。
本学卒業生で料理文化継承家の柳谷晃子さんが作ってくださった発酵食品満載のお弁当を楽しみつつ、園児たちのドキュメンタリーを見て自分の食生活についても振り返り、食事の大切さや生まれた土地の食事が何故私たちの身体に合っているのかを学びました。英語字幕もあり、留学生も興味津々で見入っていました。 普段の食生活ではなかなか取り入れられない食材の詰まった和食のお弁当でしたが、皆の口に合ったようです。
【発酵食弁当のメニュー】(※カッコ内は発酵食品)
*玄米と菊芋のぬか漬け(糠漬)
*きのこの大徳寺納豆炒め(豆鼓)
*山芋素揚げと車麩油焼きの甘酢あん(酢・醤油)
*マッシュ里芋のニンニク味噌乗せ(味噌)
*ビーツピクルス(酢)
*紫キャベツとくるみのサラダ(魚醤) 等々
参加者の声
「自分が日頃いかに雑な食生活をしているか、体に負担をかけているかということにありありと気付かされました。美味しく感謝して食べる、たくさん動くなど子供たちに習わねばと思うことも多かったです。あとみんな可愛かったです!」
「Wao! Yanagiya san, thank you so much for I really enjoyed the food. The food reminded me of our own traditional meals back in Cameroon. Every part was so natural and tasteful. 」
「とっても美味しかったです。野菜のパワーを感じ大満足です。しゃべらず食事しましたが、周りの学生との連帯感を感じることができて、大変嬉しく思います」
企画者memo
6ヶ月ぶりの対面イベントとして「映画」も「黙食ランチ」も、という欲張りな企画でした。その分運営面で懸念する点は多かったのですが、映画の感想もお弁当の感想もポジティブなものが多く、また「黙食だったけどみんなと食べられたので寂しくなかった」という意見もあり、このイベントを対面で開催できて嬉しく思いました。
コロナ禍における様々な制約はありますが、その中で最大限の交流ができるよう今後も企画を練っていきます。
2024.05.17
2024.07.26