2022年5月17日、18日にIslam Weekのイベントとして、映画上映会を開催しました。上映作品はイランの『オフサイド・ガールズ』、レバノンとフランス合作の『キャラメル』。映画を鑑賞することで、それぞれの国の文化にイスラームがどのような影響を与えているかを学ぶことができました。
参加者の声
「固定概念や理不尽な慣習に抗う『強い女性達』の姿がとても印象的だった。イラン国民のサッカー愛や陽気な国民性も映画全体を通して感じることができて、とても面白かった」
「イスラーム社会というと、ジェンダーの多様さがあまり認められない社会のイメージを持っていました。けれども、イスラーム社会で生きる人々には、他の地域で暮らす人々と同様、様々なアイデンティティーをもっていることを学ぶことができました。初めてのイスラーム映画でしたが、映画鑑賞前よりもレバノンの様子を知ることができて良かったです」
企画者memo
企画の学生スタッフたちがいくつもの映画を鑑賞し、厳選した2作品を上映しました。偶然にも、女性の自由度が対照的な2つの国が舞台であったため、同じイスラームの中でもかなり印象の異なる国の状況を紹介することができました。どちらの作品も個人レベルでの心理的葛藤がうまく描かれており、文化は違えども登場人物たちの感情には深く共感できる2本でした。
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