暑さの残る浅草で日本のモノづくりを体験

2022年8月23日にSSICでは浅草ツアーを開催しました。午前中は浅草の「和なり屋」さんを訪問。日本の伝統色「藍（ジャパン・ブルー）」についてレクチャーを受け、全員で藍染のハンカチを作りました。午後は「篠原まるよし風鈴」さんへ。ガラス吹きから絵付けまで、一通りの工程に挑戦しました。

参加者の声

「藍染めや風鈴の体験は、なかなかできないので、とても楽しかったです。私は日本人学生として参加したのですが、日本文化について新しいことをたくさん知ることができ、日本文化への理解が深まりました。他学生とも交流できました」

”It is very meaningful for me to follow this activity and experience the traditional culture of Japan by myself. I learned that Indigo Dyeing has 48 colors, and I also saw the Tokyo Olympic logo color — Victory color”

「ガラス吹きや風鈴の絵を実際に描いてみるのも楽しかったです。これはとても忘れられない思い出です。自分で風鈴を作った後、戸口に陳列された製品を見て技の精巧さに感心しました。自分でやってみないとそこに必要な根気と精巧さを確実に感じられません。これは間違いなく伝承と継続に値する伝統文化です。今日のイベントに参加できて光栄です」

企画者memo

既製品でしか見たことが無かった藍染め。実際の染料は発酵しているため強い独特の香りがあること、染料自体は緑に見えるが、空気に触れると鮮やかな藍に発色することなど不思議に満ちた素材でした。風鈴を吹く作業も加減が難しい上に、ガラスが柔らかいうちが勝負という熟練の技術を要し、私も一つ失敗してしまいました。最後には藍染も風鈴もどれとして同じ模様、同じ音色がない自分だけの作品を完成することができ、大満足の一日でした。