ボランティア・ビューローでは、2025年2月13日~14日に手話講座を開催しました。1983年のボランティア・ビューロー開設以来実施している歴史のある講座です! 今回の受講生のアンケートをもとに、どのような学びを得られたかご紹介します。
はじめての手話講座
1985年より本講座をご担当いただいている五十嵐郁子先生(手話通訳士)が、手話を教えてくださいました。これを機に手話を始めたり、手話の勉強を本格的にスタートした学生もいるようです!

- 障害者を一括りにしない。相手に合わせる。決して相手を否定しない。障害の有無に関わらず、人として、想像力を持って相手と接することの大切さを学びました。私もなるべくできる限りの想像力と優しさを持って相手と接するような人間になりたいと思いました。
- 手話も語源や成り立ちを含めて教えていただいたので覚えやすかったです。実体験を交えたお話も面白かったです。質問にも丁寧に答えて頂き、ありがとうございました。
- 手話を学ぶだけでなく、聴覚障害を持つ方と関わる際にどのような点を気をつければよいのかお話ししてくださった所が印象的でした。
耳が聞こえないってどんなこと?
宇田川芳江先生(特定非営利活動法人東京都中途失聴・難聴者協会理事長)に聞こえに不自由さがあるとどんな大変さがあるか、また聴覚障害に関する社会における様々な状況についてお話しいただきました。

- 一冊の本と出会うまで自身の聴覚障害に気づかなかった話、そのような方が多くいたということが衝撃的でした。
- 実際に難聴の方のご経験から、普段の生活で苦労することや日本におけるろうあ者や難聴の方のコミュニティがどのようなものかを聞くことができてよかったです。
ボランティア・ビューローではさまざまなイベントを開催していきます。ご自身の興味を深めたり、見聞を広めたりするために、どんどん活用してください。