2014年度より協定を締結している福島県飯舘村の中学生との交流を、8月3日から4日間にわたり初のオンラインにて実施しました。4つの記事でその時の様子をご紹介します。
初日は、お互いを知る交流からスタートしました。まずは、飯舘村立希望の里学園9年生(中学3年生)が自己紹介とともに将来の夢も発表。その後、6月に学内の募集で参加を希望した大学生8名が自己紹介を行いました。
実は、この自己紹介の中で、「“すみっこぐらし”というキャラクターが好き」と話した大学生がいたのですが、中学生の皆さんが翌日から中学校の椅子に“すみっこぐらし”の大きなぬいぐるみを座らせてくれました。その優しさに、翌朝も全員が笑顔になりました。
全員の自己紹介の後に、大学生が事前に作成した上智大学とその周辺の紹介動画を中学生に披露しました。映画「君の名は」に登場した神社や、国立競技場などが近くにある事で、飯舘村の中学生にも、上智大学に親しみを持ってもらえたと思います。
上智大生代表3名が「目標に向かって取り組む事の大切さ」というテーマで、中高生時代の経験を語りました。
それぞれの経験談に、中学生も大学生も大いに引き込まれました。
最後にグループに分かれて、それぞれの目標や大学生の経験談をお話する時間を設けました。このような形の交流は、同じメンバーで9月から来年3月の中学生の卒業前まで月に1回継続します。