ボランティア・ビューローでは2021年10月27日に傾聴サービスのお仕事をされている宮弘智先生を講師にお招きし、「『話してよかった!』と言われる傾聴勉強会」をZoom開催しました。
コロナ禍における環境の変化で、「傾聴」の必要性が高まってきています。
また、オンラインでの傾聴の機会も増えています。
他者の言葉に耳を傾ける事はコミュニケーションの第一歩と捉え、改めて、「人の話を能動的に聴く」とはどのような事なのか、どうしたら話し手の次の言葉を引き出せるか? という課題について、勉強する会を開きました。
当日は、宮先生の実体験や、‟オンライン”と‟対面”それぞれの傾聴のポイント、対応の具体的なイメージ(医者の相槌、ウエイトレスの対応など)をお話しいただきました。
その後、グループに分かれて実際に「話をする人」・「傾聴する人」・「オブザーバー(2人のやりとりを見て話しやすい雰囲気が作られているかなどを確認する人)」の3役をそれぞれ経験しました。
【参加者からの声】
- 改めて言語化して説明してもらうことで、傾聴を理解することが出来た。
- 傾聴の実践をZoomを通して行う練習の場があり、とてもよかった。会話や傾聴をうまくしたいと思っていても、その練習をする場は日常生活の中ではなく、失礼に当たってしまう場面もある。そのため、このような傾聴のためのセミナーやワークはとてもありがたい。
- 傾聴力と発信力のように、出すぎず、引きすぎず、その2つのバランスが上手にとれてこそ、‟どの方も話しやすいと感じるコミュニケーションの場” が生まれるのだと思います。引き続き、現状に満足せず、これからも様々な方と交流して、交流の場を温めていきたいです。
今回の勉強会で経験した事を活かして、「聴く力」をいっそう高めていきましょう。
関連ページ
少しでも早く元の姿に
2024年度能登半島地震復興支援ボランティア報告〈3〉
2024年度能登半島地震復興支援ボランティア報告〈3〉
2024.06.18