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上智とボランティア

「南三陸の『自然と共生するまちづくり』〜森・里・海・ひとがつながるSDGs達成モデル〜」を開催しました~2021南三陸リモートPJT第4弾~

2022.03.23

震災から10年が経った今、復興を遂げた南三陸町の現状と、その復興に向けて地域が直面してきた社会課題について学ぶ機会は貴重なものです 。
上智大学南三陸プロジェクトチーム2021 では、2月27日(日)に、南三陸町×上智大学リモートプロジェクト第4弾「南三陸の『自然と共生するまちづくり』〜森・里・海・ひとがつながるSDGs達成モデル〜」を開催しました。

南三陸で地域密着型の復興活動やバイオマス産業都市構想の実現などにおいて活躍されている、一般社団法人サスティナビリティセンターの太齋彰浩様を講師にお迎えし、南三陸が町全体で取り組む「自然と共生するまちづくり」についてお話し頂きました。
前半は、南三陸が持つ独特の地形についてご紹介いただいた後に、東日本大震災以降バイオマス産業都市構想のもと実施されてきた、資源を循環させて環境負荷を減らす様々な取り組みを一つ一つ教えていただきました。
そして後半は、南三陸の海で起きている現状の説明から始まり、地球全体の温暖化がもたらす海の未来のお話や、それに向けて社会や個人が取り組むべきことについて問題提起をしていただきました。参加者同士で意見交換をする時間も設け、SDGsについてより真剣に考えることができたと思います。

参加者の声
「バイオマス都市構想での循環がとても興味深かった。一つを変えることでほかのところにもたくさんの効果が波及することが面白かった。SDGsが提唱される前から持続可能なまちづくりを他にアピールするためではなく、自分の町のためにしていることが印象的だった」

「イベント内で一番興味を持った内容はMSCやASCという認証についてです。いくら生産者の方が環境に配慮して生産しても、それが市場で売れなければ、その取り組みは対価を得られないことで継続することが難しくなると思います。そのため、そのような認証を受けている商品を購入する消費者がいることが非常に重要で、消費がある意味環境に配慮した生産を行っている方々への投票になると思いました。SDGsと聞くと、難しいイメージがありますが、このような小さな取り組みも一つの行動なのだと感じます」

「『社会が変わるには、ヒトの行動が変わる必要がある』というお話の中で出てきた、納得を共感に変えていくことが一番大切になってくるという内容がとても印象に残りました」


企画者memo

まずは、サステナブルを目指す社会の1人として、南三陸が持つ循環型の都市構想の中で行われている取り組みを学べたことは大変貴重でした。SDGsという概念を知っていたとしても、それらを達成するために実施されている具体的な試みを知る機会が少ないように感じていたので、南三陸のまちで成功例を築いてこられた太齋様のお話はとても説得力があり、多くの学生に刺さったのではないかと思います。
また、普段学生目線で持っていたSDGsへのイメージと、実際に活動されている現場の方の認識の差を感じる機会にもなりました。多くの参加者の方々にも、今回のイベントを通じてあらゆる課題に対して何らかの形で行動したいと感じていただけたのは収穫だと思います。

本イベントは、今年度の「南三陸町×上智大学リモートプロジェクト」の最終回でした。SDGsというテーマのもと実施した全4回のイベント。そこでは、被災地からの復興という枠組みを超えた南三陸町の取り組みの数々やそれらに関わる方々の想い・心構えを学び、感じることで、学生のあらゆる学問分野やキャリア志向にも関係性の深い社会課題についての新たな知見や考えを持つ機会を提供できたと考えています。
是非、来年度のプロジェクトや南三陸町の今後に注目してみてください!