11/30、12/1に私たち上智大学南三陸プロジェクトが主催となり、アクティブ・コモンズにて南三陸クイズラリーを行いました。
参加者の方にクイズに答えてもらい、プロジェクトメンバーが作成したパンフレットと、南三陸に根ざした景品をお渡ししました。2日間で35名もの学生にご参加いただき、南三陸により関心をもってもらうきっかけづくりができました。
今回の企画では、南三陸の林業、漁業がどのように成り立っているのかを学び、過去の震災の教訓をもとに私たちがどのように災害と向き合うべきかを考えられるようクイズを構成しました。
実際にプロジェクトメンバーが現地で学んだこと、印象に残ったことを伝えられるよう、現地で見聞きしたことをもとに上智生により身近に感じてもらえるトピックを取りあげました。また、選択肢を選ぶ問題だけでなく、参加者が自分の考えを文章にアウトプットできる問題もつくり、意見交換をしてもらいやすくしました。海外の方にも気軽に参加していただけるよう、クイズ、解説、ポスターに英語版を追加しました。
イベント中には、これらの工夫が実際に役立っていました。参加者の方々とプロジェクトメンバーが震災に対して価値観を直接共有したり、参加者同士が問題を解く中でディスカッションが盛んにおこなわれたりしていました。さらに、今まで南三陸のことを知らなかった海外の方にも参加いただき、関心を広げていただけました。普段南三陸に関して興味をもったり震災と向き合ったりする機会は少ないと思いますが、参加者の方々から「今度南三陸に観光しに行きたい」「震災に関してより深く考えるきっかけになった」とお言葉をいただくことができ、自分たちの活動が南三陸に関心を持ってもらうきっかけに少しでも貢献できたのではないかと感じております。
またイベント終了後も、パンフレットや景品を通じて、南三陸について改めて理解を深めたり周りの方に共有したりしてもらえるよう工夫しました。
今後は、クイズで回答いただいた内容を上智大学南三陸プロジェクト公式インスタグラムにて共有し、当日参加できなかった方も巻き込んで学びの輪を広げていく予定です。
今地震が来たらどうリスクを避けるか、地震が来たら家族や友人とどうコミュニケーションをとるかに関して、参加者の方々の様々な意見を知ることができます。ぜひ公式インスタグラムもチェックしてみてください。
また、南三陸PJTでは他にもインスタグラムを利用した企画が進んでおり、2号館エントランスにて12月13日から19日まで写真展示企画も開催していますので、ぜひ見に来てみてください。