こんにちは! 久しぶりに記事を書きます、さきかです。
5月も後半戦となりました。新生活が始まり、ようやく落ち着きを見せたところでしょうか。
それとも、迫りくる中間テストに向けて奮闘されている方もいますか。
今回の記事は、大学内に保管されている非常食の実態について取材しました! 先日、非常食が無料配布されました。読者の中に「貰った!」という方がいれば、ぜひこの記事に目を通して下さい。
非常食の無料配布っていつ行われていたの? という方もいるかもしれませんね。直近では、4月の授業開始日から1週間ほど2号館1階にて配布されていました。その際に配られた非常食は、4,500食分でした!
早速、保管場所から紹介しちゃいます! 読者の方の中に13号館に入られたことがある方はいますか? ここの1階が防災倉庫となっているんです!
授業では使われることがない建物なので馴染みの無い方が多いのではないでしょうか。私も今回の取材で初めて入りました。
13号館の一室に保管されている非常食はこんな感じです!
ここに保管されているのは、災害時に学生に配布できるよう備蓄されている食料です。どれほどの量を備蓄されているのかを聞いたところ、大学は、その日その時間で学内にいる学生の人数が大きく変化するため、6,000人を目安とされているそうです。現在、大学に在籍する学生が約13,000人なので半分くらいというところでしょうか。ただ何食分備蓄するかについては保管場所の問題もあり、試行錯誤中だそうです……。
非常食の無料配布のタイミングについてお伺いしたところ、期限の1か月前が目安だそうです。気になって、次に配布されるであろう非常食を探してみました! 探した結果、この部屋で一番期限が早いのが2024年9月期限のラスクでした。別の部屋には、2023年10月配布予定の羊羹があるそうなので、その時期は非常食の無料配布を見かけることができるかも!
ご飯やパン、クッキーなどそれぞれ数種類ずつ用意されていました。防災時でも食事に選択肢があることはうれしいですね。すべての非常食は、職員さんが実際に試食されています。災害時に瞬時に食べることができ、かつ少しでも美味しいと思ってもらえるものを選ぶように心掛けられているそうです。
ヘルメットも保管されていました。こちらは、教職員の方に配布されていたものです。今は折りたたみ式のようですが、以前は上智大学の校章入りヘルメットだったようです! かわいい!
また、上智大学は千代田区から地域住民や帰宅困難者の避難場所として指定されています。そのため、防災倉庫にはこれらの方々のために千代田区や地域協力会から提供された非常食も保管されているんです!
実際、大学のホームページにもこのように千代田区とのつながりについて紹介されています。
今回、取材にご協力頂いたのは環境整備グループの方でした。非常食の無料配布を始めたきっかけを尋ねたところ、「学生の皆さんに備蓄食料について知ってもらいたい」という思いからこの活動がスタートしたそうです。
実際に手に取り、試食したことのある皆さん! あなたなら、どんな非常食が災害時にあれば良いなと考えますか?
最後に、私たち学生が安心した学生生活を送れるのは職員の方々の日々の取り組みがあってこそだと取材を通して実感しました!