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Beyond Africa-Sophia Bringing AFRICA Together-③
アフリカ渡航経験した学生にインタビュー

2026.05.22

皆さん、こんにちは。アフリカWeeks実行委員です。FIND SOPHIAによる「アフリカWeeks 2026特集」第3弾となる今回は、学生実行委員会の中でアフリカに渡航経験のある8人の学部生にインタビューを行いました。
今回、インタビューに協力していただいた学部生は以下の8人です。

芽生(総合グローバル学科4年、タンザニア訪問)
とうか(経済学科2年、タンザニア訪問)
えいみ(国際教養学科2年、タンザニア訪問)
ちさき(イスパニア語学科4年、モロッコ訪問)
めい(総合グローバル学科4年、南アフリカ訪問)
そら(フランス語学科4年、ルワンダ訪問)
しんのすけ(総合グローバル学科4年、タンザニア・ケニア訪問)
あさか(英語学科3年、南アフリカ・タンザニア訪問)

この記事を通して、アフリカでの経験や過ごし方など、参考になれば幸いです。ぜひ最後までご覧ください!

Part 1 〜学生団体としてタンザニアに渡航〜

Q1: 行った国、地域と時期を教えてください。

とうか:私とえいみは2026年2月から3月にかけて3週間、タンザニアのダルエスサラームに渡航しました。

芽生: 私も同じ地域に、2024年春に渡航しました。

Q2: ちなみに行こうと思った理由はなんですか?

えいみ:高校生の頃から学生団体 ASANTE PROJECTの活動に興味があって、大学生になって自分も活動していく中で現地のことについて詳しくなって魅力を伝えられるようになりたいと思ったからです。

とうか:将来は途上国の経済活動に関わる仕事をしてみたいと思っていて、ご縁があって学生団体ASANTE PROJECTに入ることになりました。活動をしていく中で「知らないで語る」ことが嫌だなと思い、自分たちの活動を伝えていくために渡航しました。

Q3: タンザニアの食事ってどんな感じでしたか?

えいみ:もう私はずっとキッチンにいて、木炭使って料理しているのをずっと見ていました。個人的な推しはマハラゲって豆で、ココナッツと塩だけの味付けですごく美味しくて。あとご飯を炊くときに油とか塩とかココナッツミルクを入れるのも凄く美味しくて食べ過ぎていました。

マハラゲ

とうか:そう!だから「今日の夕飯できたよ」って言われた時は大喜びでした。あとマンダジっていう揚げパンみたいなのも良い匂いだし凄く美味しくて、ホストファミリーも勧めてくれるからいっぱい食べていました。

マンダジ

芽生:私の推しはカチュンバリっていうサラダで、トマト・人参・ピーマン・キャベツを洗って塩漬けにしてレモンで和えるっていう。鍵がレモンで、タンザニアで日中汗かいてから食べると本当に美味しいんです。

えいみ:カチュンバリと一緒にチプシーマヤイっていうフライドポテトを一緒に食べると、ジャンキーな感じのものとさっぱりしたものを交互に食べられて良いんです。

チプシーマヤイ(左)とカチュンバリ(右)

Q3: 実際に現地で活動してみてどうでしたか?

えいみ:私たちにできることには限りがあるんだなと実感しました。日本から支援金を持って行き、幼稚園の建設を支援する活動ですが、現地で私たちをサポートしてくださるボランティア団体の方々の凄さに唖然としていました。その中でも、プロジェクトの一員としてなるべく案をだしたり、どこまで関われるかを考えたりするのが興味深かったですね。

とうか:私は渡航中に日記を書いていたんですけど、私も最初は自分がこの活動をやる意義に悩んで。でも渡航中に考え方が変わって、学生団体として自分たちの強い思いで活動しているからこそ、色んな方々が助けてくださるんだなと思いました。

芽生:私たちは「支援させていただいている」「学ばせていただいている」立場で、それを自覚して色々考えている人が多い場だなと感じます。幼稚園の先生方からも毎日のように話を聞かせていただき、その中でもスワヒリ語を使ったり、交渉を頑張ってやろうと思ったりする姿勢があるのが私たちの魅力かなと思います。

Part2 〜さまざまな「現地で学ぶ」かたち〜

Q1: 渡航のきっかけはなんですか?

そら:国際協力を学ぶ中で、「現地の人と作り上げていく」協力に興味を持ち、学生団体を立ち上げルワンダに渡航しました。

ちさき:スペイン留学中に「近いから行ってみたい」と思い、友人とモロッコのマラケシュへ行きました。

めい:アフリカ研究を専攻する中でいつか現地に行ってみたいなと思っていたので、大学の実践型プログラム「アフリカに学ぶ」で南アフリカを訪れました。

Q2: 渡航の中で1番思い出に残っていることはなんですか?

そら:農村で職人さんと一緒に、バナナの木から繊維を取り、干し、色を付けてバッグを作った経験です。

かご職人の農村を訪れ、バナナの木からかごバッグを制作する過程を体験している様子

ちさき:マラケシュ郊外を巡るツアーに参加し、ラクダに乗ったりハイキングをしたりしました。アルガンオイルを作る場所を見学できたことや、歩き疲れた後に食べたタジン鍋がとても美味しかったです。滞在中に何度も食べていましたが、あの時の味は格別でした。

ハイキング後に食べたタジン鍋

めい:旧南アフリカのアパルトヘイトの黒人居住区のタウンシップを訪れ、黒人の失業率を学び、それを目の当たりにしたことです。

Q3: 渡航の経験をこれからどう活かしていきたいですか?

そら:今回の挑戦を通して、現地には豊かな資源がありながら、それを仕事や価値につなげる仕組みが十分ではないことを実感しました。卒業後は特に“食”の分野で、生産から加工までを自国で担える仕組みづくりに関わり、現地の雇用創出や貧困の解決に貢献したいです。

ちさき:実際に行かないとその土地の雰囲気って分からないと思うので、いろいろな国を訪れて、そこでの経験を伝えていきたいです。

めい:実践型プログラムをきっかけに大学院への進学を決めました。「行ってみた」だけでは全部分かるわけではないので、できるだけ知識を増やした上で現地と関わりたいです。

Part3 ~渡航から発展した学び~

Q1: 渡航した国、時期、目的について教えてください。

しんのすけ:2023年の夏に、幼稚園支援を行う学生団体ASANTE PROJECTでタンザニアへ3週間渡航しました。2025年の春には、卒論のテーマ探しをしたくケニアへ2週間行きました。 

あさか:2025年の春に実践型プログラム「アフリカに学ぶB」で南アフリカへ、2026年の春には学生団体ASANTE PROJECTでタンザニアへ行きました。 

Q2: どんな活動をしましたか?

しんのすけ:タンザニアではもともとある幼稚園がタンザニア政府から認可が下りるための支援を行いました。市場へ行き、建設資材の購入や交渉もしました。ケニアではナイロビにあるキベラスラムというアフリカ最大のスラム街に訪問し、日本人の方が運営する教育施設や現地の家も訪問しました。

あさか:アパルトヘイトや奴隷貿易の歴史について、博物館やロベン島を訪れながら学びました。実際の場所や遺品を見ることで、「歴史を体験する」ことができました。
また、YMCAの方からお話を聞き、若者の高い失業率やギャング問題などの社会課題についても学びました。またタンザニアでは、政府から認可が下りていない幼稚園に対して、塀やキッチンなど必要となる設備を整える活動や鉛筆や消しゴムと、アルファベットや数字を学ぶカードの物資支援を行いました。一番記憶に残っているのは出会えた子どもたちで、ネイルの色からwhiteやblueなどの色を教えていたとき、ヒジャブの子が走ってきて「これもwhiteだよ!」と話しかけにきてくれたことです。文化や言葉が違っても、「ちょっとしたお揃い」から一瞬で繋がれた喜びを感じました。

Q3: 印象に残ったことは何でしたか?

しんのすけ:紅茶で有名な街ケリチョでバスを乗り過ごした時、現地の人が助けてくれて、人のやさしさを強く感じました。また、ケニアではM-Pesaという電子決済が広く普及していて、「アフリカ=発展途上」というイメージが変わりました。

あさか:スワヒリ語で会話した時、言葉が通じた瞬間がとても嬉しかったのと、現地の言葉を使うことで相手への敬意にもつながると感じました。挨拶の種類が多かったり、返答が長かったりということに驚きました。

Q4: 印象に残っている食事について教えてください!

しんのすけ:キベラスラムでマンダジを売っている方で、朝早くから店を開き、都会の方へ働きに出て行く人の朝ごはんになります。1個10シリング(10円くらい)。

キベラスラムにあるマンダジの屋台

あさか:キッチンママと呼ばれる料理人が作ってくれたごはんの中でも特にお気に入りが、発酵なしの平たいパン、チャパティです。

ホームステイ先のキッチンママが焼いたチャパティ

さいごに

いかがだったでしょうか。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回のインタビューを通して、多くの学生が様々な体験を通じてアフリカに関心を持っていることが伝わったのではないでしょうか。実行委員それぞれが思いを持ち、アフリカへの探求を日々広げています。そしてアフリカWeeksは、新たな価値観や人びととの出会いをもたらしてくれる場であると思います。ぜひ皆さんも、その広がりの一員として参加してみてください!

第4回では、アフリカ関連学生にお話を伺います。次回もお楽しみに!