みなさんは、上智の直営寮を訪れたことはありますか?
聞いたことはあるけどどこにあるかも知らない、という人も多いのではないかと思います。単なる住まいではなく教育寮として位置づけられた3つの特色ある直営寮があります。今回は最大人数を誇る国際寮「祖師谷国際交流会館」について特集します。
寮生ひとり一人が寮運営に関わっていくために
約15名で1つの生活コミュニティ「リビンググループ」を作り、各グループにはリーダーがいます。祖師谷寮には約20組もグループがあるんですよ! リビンググループリーダー(LGL)は寮生代表として、新寮生の入寮サポートや寮内でのいろいろな学習会や交流イベントの企画をして、互いを支え合い、互いから学び合い成長する場を作っていきます。
長くLGLとして活躍しているグローバル・スタディーズ研究科2年のオズトゥルク・セッラ(Serra)さんと理工学研究科1年の樫野潤仁(Junto)さんにお話を伺いました。
Q. こんにちは。今日はよろしくお願いいたします。はじめに祖師谷寮について、簡単に教えていただけますか?
(Serra) 一言でいうと友だちがつくれる寮です!
(Junto) みんな距離感が近くて、オープンマインドです。だからすごく友だちが作りやすいですね。
Q. たくさんありそうですが、学生寮に入ってよかったと思うことを教えてください。
(Junto) 友だちがつくりやすいことです。カフェテリアとかに行けばいつでも誰かがいて、寮に入ったころにはよく助けてもらいました。
(Serra) 楽しいイベントがいっぱいあることです。ウェルカムパーティーやクリスマスパーティーなど一年を通してイベントがあります。
Q. 楽しそうですね。そんなお二人がLGLになった理由はなんですか?
(Junto) イベントを企画したかったのと、ほかの人を助けたいと思ったからです。LGLの仕事はよくわかっていませんでしたが、飛び込んでみました!
(Serra) 先輩のLGLさんがかっこよかったんです。私も責任のあることをしたいと思いました。
Q. LGLを務めてみて、学んだこと、成長したことはありますか?
(Junto) 人とのコミュニケーションと時間管理です。自分から声をかけるのは苦手なタイプでしたが、LGLは積極的にコミュニケーションをとっていかなくてはいけないので、いつの間にか日常生活でも社交的になりました。また、LGLと学業を両立するために時間の使い方もうまくなりました。
(Serra) そうですね。それから、イベントの企画・運営もできるようになりました。企画書の書き方や学生センター職員との連携などいろんなことを学びました。
Q. これまでLGLとして活動してきて、印象に残っている出来事はありますか?
(Junto・Serra)LGLメンバーのモチベーションが上がったことです。ミーティングの出席率や積極性がすごく変わりました。一人ひとりとのコミュニケーションを増やすことを意識したのがよかったかもしれません。
Q. 最後に、祖師谷寮に興味を持った後輩のためにメッセージをお願いします。
(Junto) いろんなことに挑戦したい人に祖師谷寮をお勧めします! 多く人にとって大学生活も、親から離れての生活も寮生活も初めてですが、新しいことに挑戦するのが楽しめる人なら学べることがたくさんありますよ。LGLも挑戦のひとつになりますね。
(Serra) 国際的な雰囲気を感じたい人、外国語を勉強している人にお勧めです。きっと勉強している言葉の出身の寮生と友だちになれると思います。
Serraさん、Juntoさん、ありがとうございました。
担当者memo
とても楽しそうに祖師谷寮の魅力を教えてくれました。LGLになってご自身の成長をお話してくれたときにはお二人ともキラキラしていました。最後にSerraさんがLGLの経験を通して自信を持つことができたというお話してくれたのが印象的でした。
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