2024.07.05
2024.07.05
学教職協働「ピア・カフェ」プロジェクトでは、2021年9月18日(土)~19日(日)の2日間にわたって、「秋学期スタートアップフェス」をオンラインで開催しました。テーマごとに参加者がおしゃべりする「交流」の機会や今後の大学生活で役立つ「情報」が得られる様々な企画を実施しました。
イベントの裏側や企画・運営するなかで感じたことを、学生メンバーがお伝えしていこうと思います。
(学生メンバー:伊東・近野)
Q. 今回の企画の秘話を教えてください
(伊東)実は、元々は“対面”での開催を予定していました。ですが、コロナの感染拡大があって、対面での開催が難しくなり、中止や延期の案も出ました。でも、やはり秋学期が始まる前に、いろんな情報提供や交流を通して、新学期の良いスタートを切ってほしいという強い思いがあったので、企画メンバーで話し合った結果、“オンライン”での開催に踏み切りました。
(近野)今回の企画では、企画全体のコンセプトを決めたり、どのような企画を誰が実施するのかを検討したりしました。実際に「はじまり広場~スタッフによる企画紹介&参加者プチ交流会~」、「あつまれ! 〇〇の語り場」と称した交流会は私たちピア・カフェ学生メンバーが実施しました。6つの交流会には実施する学生メンバーの強い思いやこだわりが反映されていて、誰にどう届けたいかがとても重視されていたと思います。
(伊東)ピア・カフェで、一度にここまで多くの企画を同時に進めることは今までなかったので、私たちにとって新たなチャレンジだったと思います!
(近野)私はピア・カフェに入って2回目の企画でしたが、前回と比べても企画の数は大幅に増えていました! 複数の企画に携わっているメンバーも多く、自分のバランスを見つけるのが難しかったように思います。メンバーと時間を見つけて、企画を煮詰めていきましたね。
Q. 企画を通してどんなことを考えましたか?
(近野)「チームだからできることがある」ということを強く感じました。これは振り返りの活動を通して感じたのですが、それぞれ得意なことをもちよって、チームになっていることを痛感しました。例えば、企画を俯瞰で眺めて意見を出すメンバーがいたり、常に参加者の目線を示してくれるメンバーがいたり、いろんなメンバーがいることでお互いを補いあったからこそ、より考えられた企画ができたと思います。そんな温かいピア・カフェの雰囲気も企画を通して伝わったのではないでしょうか?
(伊東)私は、企画の段階で1つ1つ物事を決めていくときに、「どうしてそうするのかと意義を見出すことが大切」だと身に染みて思いました。
例えば、伝え方の些細な違いで、参加者の方々の捉え方がかなり変わってきます。質問が「解決したいことを書いてください」と「現時点で悩んでいることを書いてください」だったら、どちらの方が答えやすいですか?
「解決したいことを書いてください」でも私たちが意図していることは伝わりますが、参加者の考えやすさに焦点を当てると、「現時点で悩んでいることを書いてください」の方が、アイデアの幅が広がり、引き出しの多さが増えることに、気が付きました!
「なんとなく~だから」ではなく、なぜそこにこだわり、その選択をするのか、一度立ち止まって、きちんと説明できることが、交流の場の土台を作るうえで非常に大切だと実感しました。
Q. 「秋学期スタートアップフェス」を実施してみていかがでしたか?
(伊東)ミーティングを重ねて、時間をかけて練ってきたため、思い入れも強かったです。秋フェスはピア・カフェとしても初の試みで、期待通り上手くいったことも、予想外のこともありました。でも、その分今までになかった新たな“学び”や“気づき”を得ることができたと思っています。この経験を今後に活かし、さらにパワーアップした交流の場を大学内につくっていきたいです!
(近野)学長の曄道先生をはじめ、図書館やキャリアセンター、フューチャーセンターなどの多くの教職員のみなさんにご協力をいただいて、とてもいいコンテンツをつくることができたと自負しているので、次はもっと多くの人たちにこの企画を届けられるように、今回得られたたくさんのヒントを活かしていきたいですね!
Q. 今後の活動について教えてください
(近野)クリスマスのイルミネーションや春の新入生向けイベントに向けて動いていきます。私は企画のコンセプト決めに頭をフル回転させる時間がとても好きなので、次回の企画のコンセプトを考えるのが楽しみです!
(伊東)どちらのイベントも本当に楽しみですね! 企画と当日の運営、交流の場づくりの裏舞台と表舞台どちらも味わえるのがピア・カフェの醍醐味なので、今後の活動が待ち遠しいです!
Q. 最後に在校生へのメッセージをお願いします
(近野)ピア・カフェプロジェクトでは、様々な企画を実施していて、どの企画も「交流」がキーワードとなっています。「大学の交流の場」をより良いものにしていけるように、学内外にアンテナを張りながら新しいアイデアを探し続けます!
(伊東)今後イベントの開催については、随時LoyolaやSNSを通じて、情報を発信していくので、ぜひのぞいて、チェックしてみてくださいね!
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