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上智のいまを発見

違いを力に。
IPCパーソンズ会長、ピーターズCEOとGo Beyondが交流

2022.10.05

大学の中と外で、いまおきているあれこれを紹介する「上智のいまを発見」。
今回は2020年の東京オリンピック・パラリンピックをきっかけとして、共生社会の実現を目指し活動している課外活動団体Go Beyondに寄稿していただきました。

“A dream you dream alone is only a dream. A dream you dream together is a reality.”

国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長が、2018年平昌冬季パラリンピックの閉会式で紡いだこの言葉は、2018年のGo Beyond創設から現在まで、私たちの活動を後押ししてくれる大切な言葉でした。

2022年8月25日(木)、IPCのアンドリュー・パーソンズ会長とマイク・ピーターズCEOが、東京2020パラリンピック開催から1周年を機に来日、そして上智大学に来校されました。Go Beyond初代代表も一緒に参加し、パーソンズ会長、ピーターズCEOと意見を交流する機会をいただきました。

約4年にわたるGo Beyondの活動や想いを発表した際には、パーソンズ会長から「学生自ら立ち上がり、活動を続けてきたことは素晴らしい」とお褒めをいただきました。

またこの日、お二人から

“There is Strength in Difference.”
「違いは力だ」

という言葉をいただきました。
私たちは、道具やルールを工夫することで、より多くの人が自らの「違い」を活かしながら楽しめる「パラスポーツ」の魅力に惹かれ、その魅力を広めたいと活動してきました。東京2020大会から1年という節目で、この言葉をいただけたことは、Go Beyondの活動を認めていただけたように感じ大変嬉しかったです。間違いなくこれからのGo Beyondの支えとなる言葉であり、メンバー一人一人にとって忘れられない一日になりました。

私たちGo Beyondは、東京2020大会を一つの「きっかけ」として、誰もが輝ける共生社会の実現に向け、今も活動を続けています。東京2020大会が無ければ出逢うことの無かった、多様なバックグランドや経験、価値観を持つメンバーが集い、まさに「違いを力」に変えてきた学生たちです。活動を続ける中で、さらに様々な人に出逢い、つながり、パラスポーツや共生社会について考え行動する輪を作れたことは、かけがえのない財産です。東京2020大会は様々な課題を残した一方で、確かに人々をつなぎ素晴らしいレガシーを残したのだと信じています。

今回、お二人にお会いできる貴重な機会をいただいたことに、心から感謝いたします。
これからもパラスポーツを軸とした様々なアプローチを通じて、スポーツの魅力を多くの人々と分かち合いたいです。私たちGo Beyondは今後も歩みを止めることなく、活動してまいります。

担当者memo

東京2020大会に向けとてもパワフルに活動していたGo Beyondは、大会後も変わらずに精力的な取り組みをしてきました。今回のご訪問で、さらにエネルギーをいただいたようですね。「違いは力だ」を軸に進む今後の活動も注目していきたいですね!

「上智のいまを発見」では学生の活躍、耳寄り情報、先生によるコラム、先輩紹介など、大学の中と外でおきているあれこれを特集しています。取り上げてほしい人や話題など、みなさんからの情報も募集中。情報提供は findsophia-co(at)sophia.ac.jpまで。記事形式、ビデオ、写真、アイディアなど形式は問いません。どうぞ自由な発想でお送りください。*残念ながらすべての応募情報にお答えすることはできません。採用させていただく場合のみご連絡をいたします。

それでは次回の発見もお楽しみに。