どうもこんにちは、だーまえです!
今回は「これが私の〇〇学科ライフ第4弾」ということで、法学部全3学科(法律学科、国際関係法学科、地球環境法学科)、経済学部全2学科(経済学科、経営学科)を紹介していきたいと思います。
各学科の方にインタビューを行ったので、ここではそちらの情報を参考に話を進めていきますね~。
それではどうぞ!
法学部
入学後、真っ先に習得するスキルは「将来は弁護士?」という質問への切り返し☆、でおなじみの法学部です。こんにちは。
ちゃっかりだーまえも法学部なので、個人的な意見も混ぜつつ進めていきまっす。
①法学部生の特徴
1. 「真面目」
インタビュー回答者3名から共通して得られたのは、法学部生は総じて「真面目」だというポイント。髪色についても黒か落ち着いた茶色が多いのもその表れかもしれません。
他にも、おしゃれに気を使っている人が多いだとか、テスト前に「勉強してない(多分うそ)」と言う人が多いだとかの性質もあります。
2. 荷物が多い
法学部生は荷物が多いです。ポケットに入ることのないポケット六法をはじめとして、テキストもかなり分厚く重たい。そのため他学部と比べてリュック率が高いと言われています。
3. 期末テスト一発勝負
法学部生は基本的に期末テスト一発勝負です。コロナでオンライン授業になってからはレポ―トが増えましたが、以前は期末テスト一発がほとんど。授業によってはテスト範囲がテキスト500ページ分になることもあり、さらにそれが何個かあるもんだから、期末シーズンの7月と1月は死に物狂いで勉強することになります。
だーまえはギリギリにならないと勉強を始めないタイプなので、テストが近づくと心臓がめちゃくちゃバクバクします。手の震えも止まらなくなるので、どれだけ精神が追い込まれているかがおわかりいただけるでしょう。テスト期間が死に物狂いすぎるので、テスト最終日前日には「……明日ですべてが終わる。」と新世界の神みたいなセリフも飛び出します。ま、そうはいっても法学部がやばいのではなく勉強を始めるのが遅いことが問題なのであんまりビビらないでくださいね。だーまえは元気です! 皆さんは普段からしっかり勉強するようにね!
あとは、もうこれでもか! くらい論述形式です。記号や短答問題はほぼないと言っていいでしょう。A4~B4の用紙に表裏ただひたすら書きなぐる。そういうわけで、60分間(テスト時間)は利き腕との勝負になります。どれだけ書けるかが重要。
4. 法学部っぽい用語で遊びだす
「人権侵害だ!」「法的拘束力はない」「拡大解釈反対!」「善意無過失」など授業で覚えた法律用語で遊びだします。あまりマニアックすぎるものを使うと場がしらけるので気をつけましょう。
②法学部特有の持ち物
小六法(六法全書コンパクトバージョン)
法学部生必須アイテムとして、ポケット六法やらデイリー六法やらに代表される小六法が挙げられます。簡単にいうと六法全書コンパクトバージョンです。コンパクトバージョンと言ってもサイズは国語辞典並み。
入学当初はどこがコンパクトやねん、とツッコミを入れてしまいますが、紀伊國屋書店上智大学店で本物の六法全書を見てみましょう。小六法のコンパクトさを実感します。
③法学部の授業の雰囲気
デカい教室! 大人数! 聞く! 教授はひたすら喋る! 定位置から動かない(たまに補足説明のために板書がある)! 300人規模の大人数で開講されることも多い法学部の授業。ディスカッションやプレゼンテーションを行う授業は少なく、レジュメ(授業の資料)やテキストを参照しつつ、教授の話を聞くことがメインになります。つまり陰キャにも優しい学部。ちなみに授業がオンラインになってからはオンデマンド講義が多いです。
④各学科の時間割
さてさて、お待ちかね。法学部の各学科に所属する方々の実際の時間割です。それぞれの方に2年次の春学期か秋学期のどちらかをピックアップしてもらいました。各学科の特徴も交えつつ見ていきましょう。
法律学科【通称:法法(ほうほう)】の時間割
ガリ勉:ノーマル:パリピ=1:8:1の割合で存在する(インタビュー回答者の主観)のがこの法律学科。3人以下の仲良しグループが多いイメージです。
「国際関係法学科【通称:国関(こっかん)】の時間割
英語ができる、華やかというイメージがあり、それはあながち間違ってはいないけれど、陰キャも何気に多いのがこちらの学科。真面目な人がひときわ多い(気がする)。
地球環境法学科【通称:地環(ちかん)】の時間割
「ちかん?」というそこのあなたの疑問は全力で置いていくとして、我らがちかんの時間割をご紹介します。ウェイ系が多いと言われるけれど、普通の人が多く、クラス仲が良いのがこの学科。
と、こんな感じで学科別の時間割紹介をしてみましたが、実は法学部、学科ごとの違いがあまりありません。
法律学科であっても国際関係法の授業は取れますし、環境法の授業も取れます。国際関係法学科の人も地球環境法学科の人も同じこと。
実際、地球環境法学科の人が環境法ばかり勉強しているわけではないのが時間割からもお判りいただけるかと思います。
学科についてはあまり気にせず、自分の取りたい法律の授業が取れるのです。
経済学部
ここからは経済学部のお話をするとしましょう。経済学部には経済学科と経営学科の二つが存在しています。
同じ経済学部としてくくられるこの2学科ですが、細かいところがけっこう違う! というのをインタビューで感じたので、最初から分けて紹介していきます。
経済学科
済済(ざいざい)という愛称でおなじみの経済学部経済学科。法学部のライバル(多分)。
①経済学科生の特徴
1. 1年次はカバンが大きい
1年次はカバンが大きい傾向にあります。必修の授業で使う教科書が百科事典並みの厚さと大きさであることが原因であるとのこと。だーまえも実際にその教科書を見せてもらったことがあるのですが、マジでデカい。分厚い。かわいそう。
1年次に男女を問わず重量級の筋トレに励んだ後は、その呪縛から解放され、カバンが徐々に小さくなっていくのだそうです。
2. とにかく数学
文系なのに数Ⅲを使うことで有名な経済学部経済学科。基本となる授業にミクロ経済A、Bとマクロ経済A、Bとがあるのですが、とにかく数学。まず数学。数学出来なきゃ地獄。数学!!!!!!
3. 経済学部らしいセリフで遊びだす
「このランチの選択は金額的にも食欲的にも合理的!」「効用を最大化する方法は?」など経済学科ならではの合理性をネタにしたやりとりで遊びだします。
4. 期末テスト一発勝負
え! きみ(経済学科)も期末テスト一発なの!? 仲間じゃん! 基本的には期末テスト一発勝負であることが多く、先生によっては中間テストと期末テストとで分けてくださることがあるのだそう。テスト前にはコンピューター室やプリンター付近でレジュメを印刷しまくる経済学科生が見られるらしい(コロナ前)。
②経済学科特有の持ち物
関数電卓!
統計学(ほとんどの経済学科生が履修するらしい)の授業で使うというのがこちら、関数電卓。ほかの授業で使うことはまず無いそう。
そもそも関数電卓って何ぞやと思ったのですが、これは分数の計算やlogの計算ができるハイテク電卓のことだそうです。
ああ! あの小学校や中学校にあった楽しそうな電卓か! ルートも計算できちゃうやつか! なんて個人的に盛り上がっていたところ、関数電卓は1個3,000円以上すると聞いて、とんでもねーやつだと思いました。
③経済学科の授業の雰囲気
2号館と6号館を行き来することが多いという経済学科。先生がひたすら喋る内容を一生懸命聞く! というのが通常の授業スタイルなのだそう。
基本的には期末テスト一発勝負で成績に出席点が存在しないため、授業に出るモチベーションを保つのが大変なこともあるのだとか。しかし、授業の内容は自分たちの身近なものにつながっていることが多く、興味をもって聴けばとっても面白いとのこと。レジュメを見ただけでは内容が全然分からないことも多いため、授業は集中して聞いた方が良いそうです(まあ、全部集中しとけって話だけどね!)。
④経済学科の時間割
経済学科生の2年生時の時間割です! 「一般教養とかの関係であんまり経済学科っぽくないんだけど……。」と言われながらこの時間割を受け取りましたが、むしろこれ以上どう経済学科っぽさを追及したらいいのかだーまえにはわかりませんでした。
経営学科
「済ウェイ」という少しばかり不名誉なあだ名をつけられているのがこちら経済学部経営学科。ウェイウェイしている学生ばかりではないんだよ! という経営学科生による魂の叫びをお聞きください。
①経営学科の特徴
「楽です。」
ウェイばかりでない! まじめな人もいる! という話がありながら、あらゆる質問の回答で「楽です。」と言われる面白さをご理解いただけるでしょうか。そうです、楽なのだそうです。以下の特徴より、「あ、確かにちょっと楽そうだぞ……?」というのがお判りいただけるかと思います。
1. 荷物が少ない
おしゃれさんが多く、カバンが小さいことが経営学科生の特徴としてあげられます。パソコンで授業のノートをとる人が多く、授業の資料は先生がパワーポイントのファイルであげてくださることが多いため、教科書もいらないのだとか。
2. 必修が少ない
経営学科の学科科目としての必修は1年次時の「経営論概論Ⅰ」「経営概論Ⅱ」の2つだけとなっています。……だけ!?!?!? すごい! 他学部からすると学科科目の必修が2つだけというのはかなり少ない。
必修が少ない分、自分が本当に興味のある授業が取れるのがメリットと言えます。しかしながら、自分で時間割を一から組まなければならないのは大変な作業なのだとか。
ちなみに「経営概論Ⅰ、Ⅱ」は簿記やマーケティングなど経営学の基礎などを学びます。輪講(授業の回ごとに先生が変わる)形式をとっており、同じクラスの人と授業が受けられるのが面白いところだそう。
3. テストの比重が大きめ
ほとんどの授業の成績評価でテストの比重が大きくなっています。リアクションペーパー(授業後の感想や授業内容を簡潔にまとめるもの)、中間テスト、期末テストの組み合わせで評価されるのが多いのだとか。
普段の授業がそこまで大変でないからと言って余裕をこいていると痛い目にあうことは必至。経営学科生のテスト1週間前からの馬鹿力、追い込み力は見ものだそう。ちなみに授業がオンラインになってからはレポートが増えたと言います。
4. 勉強以外の時間を充実させることができる
必修が少なく、えげつない授業も少ないことから自分の時間を確保しやすいのが経営学科のおすすめポイント。趣味やバイトなどに一生懸命取り組めます。
5. 経済学科はすごい
同じ経済学部でも片割れの経済学科は尊敬の対象なのだとか。たしかに済ウェイの人たちは「済済と一緒にするな!!(申し訳ないから!!)」と抵抗しているのをよく見かけます。
②経営学科特有の持ち物
簿記会計の授業だと電卓(普通の電卓)が必要になるけれど、ほかではほとんど使うことはないそうです。
これと言った持ち物はないそう。先ほども言ったように、荷物は少ない!
③経営学科の授業の雰囲気
基本的には先生の講義を一方的に聞くスタイルとなります。受講者数が多いのもあって大教室を使うことが多いのだとか。ときどき学生の発言を求める授業もあるそう。
④経営学科の時間割
これまた2年次の時間割を見せていただきました。楽だ! 楽だ! という話でしたが、時間割のコマ数は12となかなかしっかりある様子。
新入生や受験生に一言!
法学部生より
法学部は人数が多いため、一見人間関係が希薄になりそうですがそうではありません。テスト100%の存在が人と人とを繋げてくれます。先輩が過去問をくれたり、友達と勉強会を開いたりして、回を重ねる度に仲良くなっていきます。助け合いの精神が強いのが法学部の魅力だと思います。
勉強に専念できるのは勿論のこと、学業に加えてアルバイトやサークル、部活にも打ち込めます。どんな大学生活を送るのかはこれを読んでいるあなた次第です。
経済学科生より
一見話しかけづらそうな先生が多いですが、わからないところを聞きに行くと親身になって教えてくれる先生がたくさんいます。なので、少しでも何か疑問に思ったら授業後に質問してみるといいです。
計算問題の解き方だけでなく、社会問題系についても、経済学は多くの分野につながります(環境経済学、医療経済学、開発経済など)。授業をしっかり受けることで、教授という専門家の意見をそれぞれの立場から学問的に学ぶことができると思います。それが後々の一般教養の授業に繋がったり、インターンの際の意見につながったりするケースも多いです。
経営学科生より
「経営学」と一口にいっても領域が幅広く、学科としても自由度が高いからこそ、自分が興味・関心を持った分野をとことん追究できます。授業を聞いて「なるほど」で終わるのではなく、そこから自分なりに理解を深めていく作業が重要になると思います。大学での学びを、社会に出てから役立てるか、役立てないか……全ては自分次第です。そうは言っても、経営学科はとても楽しいので、是非充実した大学生活を過ごしてください(笑)!
以上、法学部と経済学部の2学部の紹介でした!
先輩からの「自分次第」という言葉、たしかにその通りだと思います。だーまえももっと意識していかなければ!
こちらの記事が在校生はもちろん、新入生や受験生の参考になることを祈っています。
では!
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