2022.02.11
2022.02.11
みなさんこんにちは! 菜々です!
突然ですが、皆さんはソフィアンくんのLINEスタンプが発売されたことを知っていますか?
今回は4月6日よりLINEクリエイターズマーケットで配信された我らがソフィアンくんのLINEスタンプについて取材をした内容をお伝えしたいと思います!
ソフィアンくんは2012年に誕生し、2013年に上智大学の公式キャラクターとして任命されたことで有名ですね。私も高校3年生の時に訪れたソフィア祭でツーショットを撮ってもらったことが今でも記憶に残っています。一度は会ったことがあるという方も多いのではないでしょうか? とてもかわいく、コンパッショネイト クラレット色(*)の上智らしさが溢れるキャラクターですね。この上智生から広く愛されるソフィアンくんがLINEスタンプになりました!
* 上智大学は、創立以来100年、キリスト教ヒューマニズムに基づき、叡智とグローバルな視点を備えた若者を育て続けてきました。そこに連綿と流れる私たちの想いを象徴するカラーが、Compassionate Claretです。
この呼称は、上智大学が追求するヒューマニズム、学問、社会への貢献などの基底をなすCompassion(他者への思いやり、慈悲)と、ボルドーで産出される赤ワインの代名詞としても使われるClaret(エンジの中でも特に深みのある色合い)から発想した造語です。
(上智大学ビジュアル・アイデンティティより)
このLINEスタンプが生まれた背景には「上智・学生チャレンジ支援金制度」(上智大学学生センター主催、株式会社ソフィアキャンパスサポート共催)という学生の自由な発想から生まれた企画の実現を支援する制度に応募された3人の学生の強い思いがありました。そこで今回はこのLINEスタンプを開発した林田真由子さん(外国語学部英語学科3年)、小野幸音さん(総合人間科学部社会福祉学科3年)、肥後里加子さん(総合人間科学部社会福祉学科3年)の3人にインタビューをして参りました! この記事を通じてソフィアンくんのLINEスタンプの魅力と3人の思いが伝われば幸いです!
A: 4月6日よりLINEクリエイターズマーケットで配信されているソフィアンくんの上智大学公式のLINEスタンプです。「着ぐるみver.」と「イラストver.」の2種類を用意しました。着ぐるみver.は、実際に撮影されたリアルなソフィアンくんのスタンプで、国際性を意識した言語のスタンプや「叡智」、「他者のために他者とともに」のような上智大学の建学の理念に通ずる「上智らしさ」の強いスタンプが揃っていることが特徴です。また、イラストver.では、上智生にとってより馴染みがあるイラストを使って、イラスト画家の方にデザインアイデアを伝えて作成したもので、ソフィアンくんの意外にも豊かな表情に注目してもらえると嬉しいです。どちらも50コイン(120円)で販売されています。
A: もともとはメンバーのうちの1人がソフィアンくんの熱烈なファンだったということがきっかけでした。LINEスタンプを作成・販売することで、上智大学やそのステークホルダー(学生だけではなくて、受験生や教職員、上智大学となんらかのつながりのある人たち)にとっての会話のツールになったら良いなという気持ちから応募しました。
A: フォームを使用してアンケートを実施したり、学科の先生にメールを送ったりしてアイデアを募りました。LINEスタンプを作成するにあたって、製作者の3人のみの意見を反映させることに違和感がありました。ソフィアンくんは、みんなのキャラクターであり、みんなの上智大学であるからこそ、アンケートを実施したいという気持ちを比較的早い段階から学生センターに伝えていました。アンケートはTwitterとInstagramで拡散し、約700件の回答がありました。嬉しかったと同時に、700という数字を3人だけで集めることができたことに対する責任、大きなことになっていたという焦りや重責がありましたね。アンケートの属性は本当にバラバラで学部生・院生・教職員・卒業生・受験生・在校生の保護者の方などとてもバランスがよかったです。アイデアとしては、ソフィアンライフの中で使いやすいものや上智大学特有の国際性を意識した外国語学部の各学科と留学生の多い国の挨拶のスタンプを作成はどうか、サークルに所属している人からは先輩に送信できるような「です・ます調」のものが欲しい、卒業生からは卒業後も使えるようなニッチすぎないものが欲しいなどの意見をいただきました。アンケートからもらったアイデアは存分に取り入れさせていただきました。
A: リモートやコロナ、ニューノーマル、マスクというようなワードが全く寄せられなかったことですかね。この生活を当たり前にしたくない、標準化して欲しくないという気持ちが強く伝わってきました。だからこそ、キャンパスに通うことを想定して「今、メンスト」「今、四ツ谷」など自分たちが1年生の時に送った学生生活を思い出しながらスタンプを作成しました。
A: 特に「ネイティブチェック」が大変でした。外国語を使ったスタンプをデザインするにあたって、学生センターから紹介していただいた各外国語の担当の先生に直接メールを送り、チェックを依頼しました。コリア語のスタンプを作る際にスタンプの背景は韓国の国旗だけにしない方がいいのではないか、民族色を入れたらどうだろうかなどデザインに関する部分にも様々なアドバイスやアイデアをいただきました。オフィシャルなスタンプだからこそ、たくさんの人の力を借りて細部にまでとことんこだわり抜きました。
A: LINEスタンプの販売にこぎつけるまで、約1年間をかけて大学と協働で準備を続けてきました。企画の設定やデザイン、撮影、広報などをすべて一から手がけさせてもらい、初めての経験も多く大変なこともありましたが、全ての工程は、少しでも多くの人に上智大学やソフィアンくんの魅力を伝えたいという思いに繋がっています。新型コロナウイルス感染症の影響で大変な日々が続く中で、私たちが手がけたLINEスタンプで皆さんの日常を少しでも明るくできたら良いなと思っています。
皆さんいかがでしたでしょうか!
インタビューをしていて、私もぜひこのスタンプを使って友達と会話を楽しみたいと強く思いました。制作秘話や熱い想いを聞くことでよりソフィアンくんLINEスタンプに興味を持っていただけていれば幸いです。
もっと詳しく知りたい! と思ってくださった方は下記のリンクにアクセスして、デザインを覗いてみてくださいね♩
それではまた!
2022.02.11
2022.02.11