2023.10.17
2023.10.17
みなさんこんにちは! あみこです。
今回のテーマは
ハンドベルという楽器を演奏するサークル、そして私が記者クラブと掛け持ちしていたサークルのお話です。
自分が元部員だから取り上げたわけじゃないですよ‼︎ 後輩から依頼があったからですよ‼︎ ……一応。
……記者クラブで取り上げて欲しいサークル・団体等ありましたら、メール(sophiatopics-co(at)sophia.ac.jp)にて情報提供お待ちしております。
これがハンドベル。
……え、前もやってなかった? って思ったそこのあなた、ご愛読ありがとうございます。
そう、実は1回やってるんですよね。このサークルの話。
じゃあ何でまたやるの? という声が聞こえてきそうですが、一度書いたのはそう、コロナの前。
あの記事から2年とちょっと、予想だにしなかったことが色々ありました。
そんなわけで、コロナ禍でサークルがどう変わったのか、コロナ禍のサークル活動はどうなっているのか? その一例を、部員たち(であり私の可愛い後輩たち)へのインタビューを交えてお伝えできたらと思います。
……まあ正直、
という気持ちも大いにあって書いてるんですが(結局職権濫用じゃん!! という思いはちょっとこう……置いといていただけると助かります……)。
そんなわけで、単純に最近のサークル活動について知りたい方も、秋学期始まったけどサークルどうしようかな〜入ろうかな〜(もしくは増やそうかな〜)と思ってる方も、楽しんでいただけたらと思います。
今回インタビューに協力してくれたのは、こちらの5人!
まこちゃん
文学部新聞学科3年生
責任者
本サークルきってのムードメーカー。某夢の国のお姉さんの真似がすごく上手い。何だか色々できるイメージがあります。
高校生の時にハンドベルをやっていた経験者。
あやかちゃん
総合グローバル学部総合グローバル学科3年生
責任者
とっても穏やかで優しい。あとしぐさが上品。時々楽譜や楽器ケースと一人静かに格闘してるけど、あわあわしてるのが可愛くて、助けるのが遅れてしまいます。
大学からハンドベルを始めたよ!
ゆかりん
文学部英文学科3年生
「ゆかりん」は私が勝手に命名したあだ名。
見てるだけでとっても癒される。音に反応して動くぬいぐるみの前で手をたたいて遊んでたのが可愛すぎて動画撮りました。
ハンドベルは大学から。
めいちゃん
外国語学部ポルトガル語学科3年生
実は彼女がこの記事を依頼してくれた。
めちゃくちゃ面白い子。1つ上(つまり私の同学年)にもう1人「めい」がいるので、よく「2年生のめいちゃん」って呼ばれてました。
ハンドベル未経験で入部。
まーちゃん
文学部新聞学科2年生
コロナ禍で入部してきてくれた神。
最近私への扱いがちょっと雑になってきた気がするけど、本人は「そんなことないですよ~(笑)」と否定。許す。
ハンドベル経験者で、めちゃくちゃ上手。
LINEで質問を送り、回答してもらいました。ありがとうございました!
それではどうぞ!
そもそもハンドベルを演奏しているところを見たことがない! はっきりしたイメージがわかない! という方のために、写真付きでご説明しますね。
まず演奏風景は
こういう感じ。(写真:2020年12月 上智大学北門)
マスクは感染対策ですが、手袋をしているのはもともとです。防寒でもありません。ベルの金属の部分に手の油などが付くと楽器が痛み、音が変わってしまう可能性があるので、それぞれが自分専用の白い手袋をしています。
手元のアップ。
さて、ハンドベル最大の特徴は、1つの楽器で鳴らせるのは1音、ということ。
この赤い丸の部分に書いてある記号(B5、C6とか)がそのベルが出せる音階を表しています。
楽譜も下の写真のように複数枚、人数分用意して、それぞれの人が担当する音に印がついています。
1人では演奏できず、チームワークが何より大事な楽器なのです。
そのせいで大変なことも多々あるのですが、そこがハンドベルの醍醐味。その証拠に(?)、後輩たちに「ハンドベルを演奏していて楽しい瞬間は?」と聞くと、こんなコメントが返ってきました。
みんなが言ってくれているように、この「全員で曲を作り上げている」感がハンドベルの醍醐味です。
個人的には、自分がもともと知っている曲の伴奏部分を演奏する時、1人で練習していた時に「……? これは……どこ……⁇」みたいな感じだったのが、みんなで合わせると「あー!!!!!! ここか! この音私だったのか!!!!」ってなるスッキリ感が好きですね。
で、結局どんな曲を演奏してるの? どんな音色なの? と思っているあなた、試しにこちらのリンクをクリック! まずは聴いてみてください。
癒されますよ……!
このリンクはクリスマスソングですが、他にもJ-POPやディズニーの曲を演奏することもあります。
何かと癒しが欲しい今日にはぴったりの楽器です!
「ハンドベル」というものが何たるかを(おそらく)わかっていただけたところで、先ほどから何度も登場させている「ハンドベルクワイア」の概要をちょっとだけ。とは言っても、冒頭で言った「ハンドベルを演奏するサークルです」という説明で私たちのサークルの説明の8割は終了致しました。
……だからってもう次の話題に移るというのもなんなので、部員に「このサークルの好きなところ」を聞いてみた回答を紹介します。
……先輩としては、なんだか目頭が熱くなります。まだ序盤ですけど。
彼女たちが言っているように、ハンドベルクワイアはとにかく雰囲気がよく、みんな仲がいいのが特徴! コロナ禍以前は、みんなでディズニーランドに遊びに行ったこともあります。
とはいえ、ゆかりんが言ってくれているように、練習中はとっても真面目。どうしたらもっといい演奏ができるかみんなで意見を出し合いながら、真剣に演奏しています。
あ、最後に男女比の話をちょっとだけ。何となく察しはついているかもしれませんが、今のところ女子100%です。
とはいえ、過去の先輩方の中には男性もいらっしゃいますし、男子禁制というわけでは全くありません! ハンドベルに興味があったら、男女問わずに大歓迎です。
コロナ禍以前の活動は、こちらの記事をご覧ください。
そんな時間ないわ! と言う方のためにざっくりまとめると、人前で演奏するのはソフィア祭と、学内外から依頼を頂いたイベント、それに向けた練習が主な活動です。
大学のすぐ隣にみなさんご存知イグナチオ教会があるので、そこのイベントにお邪魔させていただいたこともありました。
大まかなところは変わらない(ソフィア祭に関しては、昨年度はそれまでの演奏を使った紹介動画にて参加、本年度は不参加)のですが、やはりコロナ禍での影響は免れないものがありました。
先ほど申し上げた通り、1本のハンドベルから奏でられるのはたったの1音、おまけに1本1本の値段が高く(十数万する)、各自が楽器を持つものではありません。そのため他の音楽系のサークルのようにリモート合奏たるものができませんでした。
そんなわけで、昨年私の代が3年生だった時には、2020年の2月に練習をしたきり10月まで1度も対面での活動ができず、その間にはオンラインミーティングやサークルの広報を頑張っていました。幸い、その後何件かオンライン、対面共に演奏の機会を頂き、感染対策には十分気を付けながら活動をすることができました。
例えばこの動画は、紀尾井町ガーデンテラスでのものです。
もちろんマスクをしたまま、屋外で演奏しました(屋外で演奏をすることは、コロナ禍以前にもありました)。
そんな中で、新しく私たちのサークルに入ってくれた子達もいました。その中の一人であるまーちゃんに、「コロナ禍で入ってみてどうだった?」というざっくりした質問をしてみたところ、
とのことでした。良かったーーーー!
先ほどの紹介文でちょっと書きましたが、彼女は高校でハンドベルをやっていて、もともとハンドベルクワイアのTwitterは見てくれていたんだとか! しかもそれから学科の顔合わせ(オンライン)でちらっと「高校でハンドベルをやっていて、大学でもやりたいと思っています」と言った同級生(彼女も今では立派な部員です!)を誘って体験に来てくれるという、なかなかの行動力で我々のサークルのメンバーになってくれました。
あの時は本当に嬉しかったです……。
世の中の状況は変わらず、というか悪くなったようにさえ思えるなか代替わりをし、現在3年生の皆にサークルを託しました。私たち託した側としては、(仕方がないとはいえ)不完全燃焼のままバトンを渡すやりきれなさとかいろいろあったんですが、その時託された側だった彼女たちの思いは、こんな感じだったそうです。
もちろん彼女たちにも思うところはあったようですが、ポジティブなものもあってホッとしました。実はこんなことを聞くのは今回で初めてだったので、私たち上級生が引退した後もしっかりとサークルを引っ張っていこうとしてくれていて、嬉しく思いました。
あ、まこちゃんが言っているYouTubeチャンネルはこちら、インスタグラムはこちらです。先ほどからリンクを載せている演奏以外の動画も載っています。
そんな彼女たちがサークルを引っ張ってくれ、4月からまた休止していた活動もこの9月の下旬に久しぶりに復活しました。
今後の活動予定は、主にクリスマスシーズンの対面演奏、オンラインでの音源提供です。
この練習には体験の方も参加できますし、未経験でも10月中に入っていただければ、本番にも出演できます!!!!
現在、ハンドベルクワイアははっきり言って
です。7人いた私達4年生は引退し、3年生以下のメンバーは10人に届かない人数です。
人がいなけりゃ始まらないこの楽器、人手不足はかなりの危機。
そんなピンチを救ってくれる方を大募集している部員たちに、「どんな人に入ってほしい?」と聞いたところ、こんな(まあまあ必死な)声が……!
みんなの声をまとめると、
ということです。
人手不足を救って欲しいのももちろんですが、個人的に、ハンドベルは聴くのも良いけど演奏するのが1番! と思っています。
自分の奏でているメロディーが曲全体でどんな役割を果たしているのかわかる瞬間の感動は、言葉では言い表せません。なんかこう、ジーン、ってなります。ジーンって。
先述したとおり、ハンドベルは個人でやろうとしてもなかなか難しい楽器です。大学生ならでは、大学のサークルならではの体験ができますよ!
せっかくの機会なので、今はもう新入部員に「来て!」と言っている側の部員たちが入ったきっかけをご紹介します。
他の2、3年生もそうですし、私たちの代も「経験者だったから」あるいは「雰囲気が良かったから」が理由のほとんどですね。
ちなみに私はハンドベル未経験でしたが、同じ学科で仲良くなった子がたまたま中高でハンドベルをやっていて、「気になってるんだよね」と体験に連れて行ってくれました。
で、体験で演奏したのですが、それが高校の時の音楽選択でたまーーーにやっていたトーンチャイムという楽器を演奏した時の、音色の良さと、人と一緒に一つの音楽を創り上げる感動にそっくりでして……!
もともとそのトーンチャイムが地味に大好きだった私は、あれを毎週やれるのか……! と思って入部しました。高校の時は、テストが終わったときのご褒美程度のスパンでしかやれなかったので。
そんなこんなで入部し、大好きな先輩、後輩、同期に出会うことができました。
私としては、この記事が誰かの入部のきっかけになってくれたら、ものすごく嬉しいです。
いかがでしたか?
ハンドベルクワイアってどんな部活? コロナ禍でどんな変化があった? そして新入部員募集……結構盛りだくさんでお届けしました。
最後に、部員たちからのメッセージです。
ハンドベルクワイアについてもっと知りたい! という方は、Twitter、Instagram、YouTubeチャンネルを覗いてみてください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは!
2023.10.17
2023.10.17