四谷だいえい百席に行ってみよう
2024.05.24
¡Feliz Año Nuevo!(明けましておめでとうございます!)
ということで、編集長(イスパニア語学科所属)権限でスペイン語でのご挨拶を申し上げました。Sophia Topicsをお読みいただいている皆さん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、新年1本目の記事の冒頭で外国語を使ったのにはちゃんと理由があるんです。皆さんは、上智で学べる言語が合計で22言語にも上ることをご存じですか? 今回はそんな特色を活かして、記者クラブの記者たちが学科や第二外国語で触れた言語を使い国際色豊かにお届けします! それぞれが日本語以外の言語から年のはじめにぴったりなことわざや格言を引用し、今年をどんな年にしたいか考えています。
多様な言語の世界を、どうぞお楽しみください!
フランスっぽい、かっこいい、そして深い! 全マイナスをプラスにしてくれる言葉だと思います。苦手も苦労も自分の一部、使い方ひとつで上手に生かせる、どんな経験も次に繋がっている、という。これまでの積み重ねを大切にしながら、また新たに積み重ねていける一年にしたいです!(Niko)
小さな小鳥が小枝を少しずつ運んで巣を作り上げるように、日々コツコツと努力を重ねれば不可能は無い、という意味です。目標や夢を掲げると、途中で高い壁に突き当たってしまい、諦めたくなってしまうことがあります。ですが、この言葉を胸に努力を重ねることで、自分の思い描いている理想像に近づける一年にしたいです。(あや)
日本にも「笑う門には福来る」という似たことわざがありますね。2023年はこの言葉の通り、物事が上手くいかない時や忙しい時ほど心に余裕をもって日々を楽しめるようになりたいと思っています。陽気な人が多いと言われるスペイン語圏(ラテンアメリカ)ですが、明るく人生を謳歌する秘訣は意外とこういう小さな所に潜んでいるのかもしれません。(のぶゆき)
大切な人がいれば、どんなに貧しい生活でも乗り越えられるという意味です。大切な誰かがともにいてくれるなら他に何もいらないよといったニュアンスで伝えるロマンチックな言葉だそうです。(さきか)
来年は「いろんな刺激を受けながら笑いの絶えない年にしたい!」という思いからこのことわざを選びました。大学生になり様々な価値観やバックグラウンドを持った方々と交流する機会が多いなと感じています。人との仲を深めるにはまず笑顔で話すこと、一緒に時間を共有する中で相手の価値観に触れていくことが大事だなと感じます。
今年は多くの人と一緒に「笑顔」を分かち合うそんな時間を大切にしていきたいです。(ひびっきー)
実際にムスリムの方と接していると、クルアーン(聖典)の勉強を始め として、日々を丁寧に生きている方々だと感じ、私が何か質問した時も沢山のことを教えていただきました。これからも様々なことに好奇心を持って知識を吸収していきたい ですし、皆さんにも共有していきたいと思っています。(みりん)
友達の大切さを教えてくれるイタリアのフィレンツェ出身の詩人・ダンテの格言です。イタリア語を勉強していると、友達や家族をとても大切にする文化があるように感じられます。
大学では授業や課外活動などで多くの出会いがありますが、今しかできない体験を共にしたり切磋琢磨したりと、今まで以上に友達の大切さを実感する今日この頃です。今年も一期一会の出会いを大切にできる1年にしたいと思います。(凪)
新しい年を迎えること、温かい食事を食べること、そして大学で勉強していること。どれも当たり前だと思ってしまいがちです。でも振り返ってみれば、もし家族、友人、そしてこれまでに出会った様々な人との関わりがなかったら、今の私はいなかったかもしれない……。そんな気づきをくれる言葉です。身近な人に、きちんと「ありがとう」を言える1年にしたいと思います。(れいれい)
言語の世界はお楽しみいただけましたでしょうか?
日本語でお馴染みのことわざと同じような意味でも国によって表現が変わったりと、言語にはその国の文化や価値観が表れているようですね。
様々な言語が飛び交う大学内の雰囲気を少しでも感じていただけたら幸いです。
今年も素敵な1年になりますように!
2024.05.24
2022.05.27