2021.08.30
2021.08.30
こんにちは、みりんです! 突然ですが皆さん、歌舞伎は見たことありますか?
「伝統芸能って内容が分からなくて難しそう」「料金が高そう」等、ちょっとハードルがあり、見たことがない方も多いのではないでしょうか。
私もその一人で、日本人として日本の伝統に関心はあるものの、なかなか一歩を踏み出すことができませんでした……。 そんな私にきっかけをくれたのが、SSICのイベント、初春歌舞伎ツアーです! 春を迎えた今、2023年1月7日に行われたツアーの様子をお届けします!
会場は半蔵門にある、国立劇場です。上智大学からも歩ける距離にあります。
実はこちらの劇場、老朽化による改修に伴い、2023年内に一旦閉場されます……。そのため、貴重な「初代国立劇場さよなら公演」を開催中なのです!
記念に、と思わずスタンプを押してしまいました(笑)。
劇場内のロビーで行われたのは、新春ならではの獅子舞です!
生で見ると、獅子が本当に生きているような迫力がありました〜。
座席はというと、花道の真上! そして舞台も近い!
今回の初春歌舞伎の演目は、『通し狂言 遠山桜天保日記』でした!
実在した江戸時代末期の名奉行、遠山金四郎(通称:遠山の金さん)がトラブルを見事に収めていくストーリーとなっています。
公演は12時〜16時(休憩含む)という長丁場ですが、個性豊かな登場人物達の行く末が気になり、全く飽きることはありませんでした!
また、昨年のサッカーワールドカップで流行した「ブラボー!」という掛け声や、きつねダンスを模した踊り等、伝統の型に縛られない面白い表現が数多く取り入れられていました〜。
特に印象的だったのは、演目大詰の「河原崎座初芝居の場」の場面です!
事件が一件落着し、初芝居を迎えた河原崎座で役者達の総踊りが行われます。富士山と満開の桜が描かれた幕と、歌舞伎役者さん達の姿に、この上ない日本の美しさを感じました。
また、その最後に観客に新春のお祝いとして「手ぬぐいまき」が行われました。
なんと、それを受け取ることができたのです!
その手ぬぐいは額に飾ってありますよ〜。
ちなみに、ランチは幕間に劇場内のお食事処でいただきました。このような和食の御膳です!
ブロッコリーの天ぷらは初めて食べましたが、美味しかったです!
舞台転換の度に浮かび上がるダイナミックな背景画、役者の生き生きとした声はそしてバタバタと木を打って人物の動きをドラマチックに演出する「ツケ」など、まさに目にも耳にも驚きと感動がいっぱいの公演でした。
初代国立劇場さよなら公演は、3月も行われています。キャンパスメンバーズの特典を活用すれば一般料金の半額で楽しめるので、歌舞伎やその他の伝統芸能にもっとふれてみたいと思いました。
キャンパスメンバーズの詳細についてはこちら↓
400年の伝統がある歌舞伎。と言っても、歌舞伎は新しいものを取り入れ、自由に表現する芸能だと言われています。実際に歌舞伎、そして歌舞伎俳優さん達の姿を見て、改めてそのことを実感しました。
初代国立劇場の最後というタイミングで行くことができて、本当に良かったと思います。
ランチ付き1000円で特等席で見られる歌舞伎、とってもお得で充実したツアーです!
応募多数の場合は抽選ですが、また機会があった際は、ぜひ参加してみてくださいね〜。
それでは、また!
SSICの歌舞伎ツアー記事はこちらから↓
2021.08.30
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