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上智学生記者クラブ通信

#281 新入生必見! 上智大生のバイト事情
記者クラブのみなさんに聞いてみました!

2024.03.01

こんにちは、ゆうです!

今日から3月に入り、大学入学を控えた方々は新生活に向けてバイト探しを始める頃ではないでしょうか。そこで今回は記者クラブ内でバイト事情についてアンケートを実施したので、ご紹介していきたいと思います。みなさんの春からのバイト探しの一助となれば幸いです。

それではさっそく見ていきましょう!

1.何種類のバイトを経験しましたか

こちらが今回アンケートに回答していただいた8名の方々の、過去に経験したバイトの種類の割合です

職種として多くあがったのが、カフェ等の飲食店や接客業、塾講師や家庭教師でした。塾講師などは、ついこの間までの大学受験や高校生活で培ってきた知識が活かせるので、新1年生にとっては始めやすい職種なのかもしれません! また、大学付近にあるホテルニューオータニで働いている上智大生も非常に多く、給料が高いことや、通勤手当が厚いことから、非常に人気なバイト先の一つだそうです。

2.バイト探しの際に何を重視しましたか

バイト探しをする上で、最も気になるポイントだと思います。

アンケートを実施してみて、給料を重視する声が少ないのは意外でした。それよりも勤務時間や家からの距離を重視する声が多く、課題や試験勉強に追われる大学生としては、自分の時間をどれだけ確保できるかが重要になってくるのかもしれません。
また、回答していただいた方のうち、75%の方が学業とバイトの両立が難しいと考えていました。
その他にも、やりがいや業界への興味、職場の雰囲気はバイトへのモチベーションに直接関わってくるポイントだと思うので、重視される方が多いのも納得です!

3.バイトをしていて良かったと思えたエピソードを教えてください

「パン屋のアルバイトで、お客様から直接『美味しかった』と言ってもらえたこと」や「家庭教師をしていて、担当の生徒が引っ越しや進路の決定で授業を中断するかどうかという時、楽しいので最後まで続けたいと言ってくれたこと」というほっこりするエピソード、「塾講師のバイトで説明する力がついて、大学の授業などで話すことの抵抗がなくなった」、「欲しいものを自分で稼いだお金で買ったとき。とても達成感を感じました」など、自分の成長や達成感についてのエピソードが見受けられました。

授業からバイトへ。忙しさと期待が交差する瞬間

4.バイトをしていて辛かった経験を教えてください

逆に辛かった経験を募集したアンケートでは、「覚えなければいけない業務内容が多く、覚えるのが辛かった」という方や、塾講師をしている方は「分からないという生徒のもやもやをどうしても解決できないときが辛かった」という声があげられました。その他にも、「年末年始に13連勤(フルタイム)で働いたのが大変だった」という方もいて、この方は気合いで乗り越えたそうです! 13連勤って……すごすぎます。

また、バイトによるストレスの解消法としては、「食べること、バイトから帰ってきた後のご褒美を用意しておく」や「友達や家族と話したり、愚痴を聞いてもらう」という声が多く見られました。また、体を動かしたり、バイトでの失敗を引きずらず、同じミスを繰り返さないよう意識することでストレスを軽減するという方もいました。
ゆう記者もバイトでのストレスを解消するときには、よく家の近くのドーナツ屋さんに行って自分にご褒美をあげるようにしています……!

5.バイトをするようになり、金銭感覚はどう変わりましたか

大学生活とそれまでの学生生活の最も大きな違いの一つとして、バイトによる金銭面の余裕をあげる人も多いのではないでしょうか。
アンケートによると、「趣味や必要だと思った物、ことに対してお金をつぎ込むことにためらわなくなった」という方や、逆に「節約するようになった」、「ご褒美と節約のバランスを考えられるようになった」という声が多く見られました。
また、中でも「この商品やサービスを得るために何時間なら働いても良いと思えるか、と考えるようになりました」という声や、お金を稼ぐ大変さから、「これは~時間働かないと買えないのか……」と考えるようになった方もいて、自分の金銭感覚をコントロールする上で、これはとても面白い視点だと感じました!

6.バイトをすることで、就活や将来の職業選択に役立つと思いますか

こちらのアンケートの内訳は
「とてもそう思う」……57.1%
「どちらかと言えばそう思う」……42.9%
「どちらかと言えばそう思わない」「そう思わない」……0%
となり、将来働く上で学生時代のバイト経験が役立つと考える人が非常に多いことがわかりました!

役立つと考える理由としては、「自分の得意・不得意を知れるから」、「大人とのコミュニケーションや、人と人との関わり方が学べるから」という声や、「やりたいと思って自分でやったその経験や、やりがいをもって取り組めたこと自体が将来につながる」、「就活で自分の自発性を示す上で、バイト経験がその裏付けになる」という声もあげられました。

自分もバイトをしていて身に沁みて感じますが、実際に多くの人と関わりながら働くことで得られることは非常に多くて、大人とのコミュニケーション、自分の得意・不得意を知ることができる環境は、長い大学生活の中でもとても貴重だと思うので、そのような意味でもバイトを始めてみるというのはよいのではないでしょうか。

7.春から新しく上智大生になる方に向けて、おすすめしたいバイトや職種を教えてください!

記者クラブのみなさんの実際の経験を基に、おすすめのバイトや職種ついても聞いてみました!
「接客業は社会勉強に役立つので飲食店をおすすめします」という声や、「デパ地下の販売の仕事は日々お客様とのコミュニケーションがとてもよい社会勉強になります!」という声が見られました。デパートは休憩時間のルールもしっかりしており、安心して働ける環境だそうです!

その他にも大学の長期休暇を利用したリゾートバイト、非日常空間を支えるイベントスタッフ、高校までの経験を活かせる塾講師などをおすすめする声や、あえて将来就職しないであろう業界のバイトをするのもアリという声も見受けられました。

終わりに

いかがでしたか? 今回アンケート結果を記事にまとめる上で、様々なバイト経験を持つ方々のバイト生活を少しだけ垣間見ることができて、記事を書いていてとても面白かったです! なんとなくバイトを始めようと思っている方は、バイトをするということの解像度が上がったのではないでしょうか。春から上智大生になる方や、また新しくバイトを始めようと考えている上智大生にとって、少しでも有意義な記事となれば幸いです。

今回の記事も読んでくださりありがとうございました。

ゆう
名前
ゆう(編集長)
所属
物質生命理工学科
〇〇がすき!
造形美に触れるのが好き。
上智のいいところ
2号館の風通しの良いテラス