2023年11月25日にSSICでは小平市でうどん打ちを体験しました。体験をお手伝いしてくださったのは小平郷土研究会の皆さん。東京の武蔵野台地での主要な作物である小麦を使ったうどんを作りました。「糧うどん」は冷たいうどんを、温かい醤油味のつけ汁でいただくものです。特徴的なのが旬の野菜が添えられていること。糧うどんの「糧」とは、うどんに添えて食べる野菜のことで、当日は小松菜、ネギ、千切りにした大根を茹でたものを準備していただきました。
参加者の声
「とても有意義な時間を楽しく過ごせました。うどんを作るにあたり、手だけではなく足も使われるということは初めて知りました。生地を足でいろいろな方向に踏むのは、まるで踊りのように楽しかったです。うどんを食べるのは30分ですが、うどんを作るのに1時間以上かけるということを体験できて、かつての人は食べることをどれだけ大切にしていたのかを感じました。食べ物が出来上がるまでの手間を思うと、これから食べ物をより大切にしていきたいです。テクノロジーや機械化の生産性向上がどのような意味を持つのかを実感しました」
”It was a very nice event! I enjoyed making the udon and I had a lot of fun! It was very nice to meet with the Japanese women”
企画者memo
うどんを打ちながら、小平郷土研究会の皆さんとの交流も楽しむことができました。自分で打ったうどんは予想以上に美味しく、粉で130グラム相当のうどんが皆の胃にすっかりおさまってしまいました。郷土研究会の皆さん、ありがとうございました。