2024年2月19日から3日間にわたり、災害救援ボランティア推進委員会様の運営で、災害救援ボランティア講座を開催しました。受講した30名の学生には、『セーフティリーダー認定証』と『上級救命技能認定証』が交付されました。
1日目
- 応急手当活動(上級救命技能講習) 指導:東京防災救急協会
応急手当活動の感想
- 応急手当は生身の人間相手に練習ができないことが多いので、実際に自分の手を動かして演習をするという貴重な経験ができてよかった。三角巾を空中でたたむ方法がとても印象に残った。清潔な平らなところが災害時は特にどこにでもあるとは限らないので、覚えておこうと思う。
- 胸骨圧迫は運転免許取得した3年前に行ったことがありました。しかし、その時は真剣に教えてもらうことができなかったので、圧迫の位置・深さ・タイミングを身をもって知ることができたので非常に有意義な時間を過ごすことができました。また、三角巾の巻き方などを知り、1人でも巻けるように自宅で練習したいと思いました。
2日目
- 災害救援ボランティアの基本
- 出火防止と初期消火について
- 災害模擬体験と実技(本所防災館にて体験)
本所防災館での感想
- 様々な災害を経験することで、これから起きる災害にいい意味で、慣れることができたなではないかと思います。その慣れを生かして、自らがリーダーとなり不安で動けずにいる人や怪我をしている人などを率先して助けたいです。
- 煙や地震を体験することで災害時の体のリアクションをリアルに感じることできた。それでも、あの経験はあくまでのシムレーションで、実際の災害はそれより何倍も恐ろしいものだと思うので、今後はどこに行っても非常口や建物特徴などに意識しながら行動したいと思いました。
3日目
- 災害ボランティア活動ケースワーク(グループワーク)
- 災害ボランティア活動図上演習(グループワーク)
- 災害と防災対策の基本
- 千代田区の地域特性を踏まえた、災害支援に関する取組み
- 被災地での安全衛生
全体を通した感想
- 本体験を通して、災害はいつ、どこで起こったとしても、普段から災害に対する備えをしておけば自身や他者の命を守ることができると気付きました。避難経路を調べたり、非常食を確保したり、災害時の連絡先を覚えたりして防災の意識を高めていきたいです。
- 過去の教訓によって人は油断させれるというお話が印象的であった。どんな時も前例やマニュアルばかりに頼るのでは無く、その都度の状況を見て臨機応変に行動したいと感じた。
- 災害救援ボランティアを志す者は、仮に自分が災害に直面したとしても、まず自分の命を守らなければならないということをどの講師の方もおっしゃっていたことが印象に残った。自分を犠牲にしてでも人を助けようとするのではなく、自分の安全を確保した上で困っている人の支援に携わるべきということを、今後頭にいれて行動しようと思う。
- 災害が起きた際や災害ボランティアをする際、難しい選択を迫られることが多くあると思います。決して多数派が正解になるとは限らないことを覚えておきたいと思いました。
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