上智大学は2014年から福島県飯舘村と交流協定を締結しています。毎年夏に有志の学生が飯舘村を訪れ、9年生の皆さんと学習支援や大学生が企画したワークショップなどを通じて交流してきました。(コロナ禍の2年間はオンラインでの交流をしました)
4月24日に修学旅行で東京を訪れた6名の生徒さんが上智大学を訪問し、キャンパスツアーガイドをしている3名の学生がお迎えしました。
まずは9年生の皆さんと大学生がお互いに自己紹介。そして事前に9年生が用意してくれた大学生への質問に3名の学生がお答えしました。
「夏休みの期間はどのくらいありますか?」「大学ではどんなイベントがありますか?」
「授業はどんな感じですか?」など、キャンパスツアーの前に大学について、大学生活についての質問を沢山していただきました。
他にも様々な質問に大学生は楽しくお答えしました。
「中学時代に学んだ事は大学で役に立ちますか?」→「役に立ちます。勉強だけでなく、クラブ活動でしてきた運動なども絶対に役に立ちます!」
「大学生活はこれまでと何が違いますか?」→「履修を自分で行うので1週間のスケジュールを自分で決める事ができます。自分の時間に好きな事ができます。」「地方から東京の上智大学に来たので、東京にある沢山のリソースを楽しんでいます。美術館などで沢山の絵画を見る事もできます。」「(びっくりするかもしれないけれど)授業がとても楽しい!」
「英語は話せますか?」→「英語が苦手でフランス語を大学から始めました。英語だけが外国語と思わなくても良いと思います。」
質問の回答に、9年生の皆さんは大学生活についてイメージは膨らんだでしょうか?
その後は、キャンパスツアーを行いました。ちょうど授業の合間となり、一行は沢山の大学生とすれ違いました。
あっという間に時間が過ぎ、2号館5階学生食堂での学食体験の時間となりました。学食では、好きなメニューの食券を購入してもらい、大学生に交じってのランチタイムとなりました。
半日という短い時間でしたが、実際にキャンパスの様々な場所に足を運んでいただく事ができました。
今回は大学生にとっても自分達のキャンパスを紹介することができ、素敵な交流となりました。再びいいたて希望の里学園の皆さんに、お会いできる日を楽しみにしています。