先週からお届けしている、全学科インタビュー記事。上智には全29の学科があり、348・349号記事では、各学科の学生たちへのインタビューを紹介します。
インタビュー項目は、「自身の学科を選んだ理由」・「学科の雰囲気」・「おすすめの授業」の3つ。
今回は「後編」として、法学部(法律・国際関係法・地球環境法)、経済学部(経済・経営)、外国語学部(英語・ドイツ語・フランス語・イスパニア語・ロシア語・ポルトガル語)、総合グローバル学部(総合グローバル)、国際教養学部(国際教養)、そして理工学部(物質生命理工・機能創造理工・情報理工)に所属する学生へのインタビューをお届けします!
また、本企画は上智学生記者クラブ公式Instagram、YouTubeとの連動企画です。インタビューの様子は動画でも配信しています。ぜひ閲覧・フォローをお願いします!
◎上智学生記者クラブ公式Instagram
https://www.instagram.com/sophiauniversity_sophiatopics
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※先週配信した「前編」では、神学部(神)、文学部(哲・史・新聞・国文・英文・ドイツ文・フランス文)、総合人間科学部(教育・心理・社会・社会福祉・看護)の学生へのインタビューを掲載しています。こちらも併せてぜひご覧ください!
それでは、インタビュースタートです!
<インタビュー項目>
1:学科を選んだ理由
2:学科の雰囲気
3:おすすめの授業
法学部
【法律学科】
- 転勤族で様々な地域に住んだ経験があり、その中で、それぞれの地域に密接した公共サービスに関心を抱くようになりました。昔から人を支える何かを学びたいことに変わりはなく、地方に住む人たちがその人たちらしく暮らしを営めるように法律の面から支えたいと思い、法律学科を選びました。
- 法学部の中で最も人数が多いです。その分様々なバックグラウンドを持っている人がいるので毎日刺激的で楽しいです。「法的拘束力はない!」「善意無過失だよ!」など授業で学んだ法律用語で遊び出すなんてこともあります(笑)。テストが多いためテスト期間は大変ですが、お互いに教え合いながらなんとか乗り越えています!
- 「行政法総論」です。行政法とは法律の分類のことを指すのですが、行政法はこんなにも身近にあり、社会に根ざしているのだと大きな気づきを得ました。例えば行政法の一部である建築基準法は建物が建築される際には必ず必要な法律です。私たちの生活にかなり密接した分野なので面白かった授業の一つです。行政法判例の舞台になっている場所には、夏休みに学科の友人と訪れました。授業で学んだことを実際に見て感動し、興奮しました(笑)。
【国際関係法学科】
- 祖父が警察官を務めていたことから、何度か刑法に関する本を読んだことがありました。そこから刑法を端緒として法律に興味を持ち、法学部に進みたいと漠然と考えていたところで国際関係法学科の存在を知りました。世界史が好きかつ得意だったことにリンクさせて、国内法だけでなく世界の法についても学びたいと考えていたため、当学科を志望することにしました! 他学部のことは分かりかねるのですが、法学部は開講学科が自分の学科と異なる授業でも取ることができるので、多角的に学びを深めることのできる点が魅力だと感じています。
- 明るく陽気な人が多いかなと思います。ですが、条文や判決、判例を英語で読んだり、学んだ判例について議論を行ったりするなど、深く考えることが求められる授業も必修として課されています。そのため、やる時はやるというメリハリのついている人が多いと感じています。
- 学科科目の「法医学」です。現役の監察医の先生が来てくださり、実際に写真を見ながら傷の特徴・症状といった情報を確認し、死や怪我の原因を深堀りしていくという授業です。他大学の医学部でも授業を担当していらっしゃる教授なので、普段上智に通っているとまず知り得ないであろう貴重な情報をたくさん知ることができる、というのが何よりも魅力だと思います。傷跡やご遺体の写真などを参照するため刺激が強いこともあるかつ、テストの比重が単位評価において高いため(詳しくはシラバスまで……!(笑)。)人を選ぶかもしれませんが、受けてみる価値は大いにあると思います✨ 実際私も秋学期に受講していて、法医学・刑事関連のドラマを観ることがとても楽しくなりました! 法学部開講科目ですが、法律知識はほとんど必要とされないうえに他学部も履修可能なので、これを読んで興味が出てきた、という方はぜひ履修してみてほしいです。
【地球環境法学科】
- 私は、元々ニュース番組を観るのが好きで、いろんなニュースを見ていくうちに政治や法律について関心を持つようになり、法学部を志望し始めました。受験校を決めるためにいろいろな大学を見ている中で、上智大学には地球環境法学科という学科があることを知りました。今、企業なども環境に関してのアクションをしなければ社会的に評価を得られないと言われるほど環境への関心が社会的に高まっています。その中で、環境法や環境を専門的に学び、得られた知識は必ず今後の役に立つものになると感じたので、地球環境法学科に入りたいと思いました。
- 学科の特徴としては、環境法を専門的に学べる学科を置いている大学はほぼ無いので、日本で一番環境法を専門にしている先生が揃っていると先生方がおっしゃるくらい環境法を学びやすい環境だというのが特徴だと思います。
法学部の中で一番人数が少ない学科ということもあり、和気あいあいとした雰囲気があると思います。地球環境法学科は上智の中では、地球の「地」と環境の「環」をとって地環という誤解が生まれやすい略称で呼ばれるのですが、実際の学科の子達は比較的真面目な子が多くて優しい子が多いです。 - 面白かった授業は「環境法入門」です。この授業は大体2回の授業毎に環境法を専門としている違う先生が授業をしてくださるという授業です。環境法を専門にしている先生といっても、環境法の立場から研究する対象、つまり行政なのか国際関係なのかといったような違いが先生方の中にもいろいろあります。そのため、それぞれの専門家からの多様な視点でのお話を聞くことができ、とても興味深く、環境法は様々な分野と密接に関わっている分野だということを学ぶことができ、面白かったです。

経済学部
【経済学科】
- 高校時代に手に取った行動経済学の本の内容が、非常に興味深かったという経験がきっかけだったと思います。日々の生活の中で、私自身は合理的に判断していると思っていても、その状況下での感情や直感によって物事を判断し、それが客観的に見たら不合理な判断だったという経験がしばしばあると感じていました。この、「なぜそのような非合理的な判断に至るのか?」という、人間の意思決定における心理的なメカニズムへの疑問や、その判断が世の中にとってどのような影響を及ぼすのかなどが行動経済学への強い関心となり、学問的に学びたいと思うようになったことから、経済学科を志望しました。
- 外向的で華やかな学生ばかりではなく、地に足の着いた、真面目に取り組む学生など様々なタイプの人がいると思います! 自分の周りには数学が得意な人が多い印象です。 試験期間中は普段の講義とメリハリをつけて、集中して学習に取り組む学生が多いとも思います。
- 「行動経済学」です!
講義を通じて、自分自身や身の回りの人々の行動がよりよく理解できるようになったと思います。例えば、サンクコストに引きずられ、「買い物で余計なものまで買ってしまう」などといった非合理的な行動をしてしまうメカニズムが、損失回避の心理から生じることがわかりました。また、自分の都合の良いように確率認識を歪めてしまうような様々なバイアスを知ることで、自分の行動を客観視できるようになり、「どうして?」と思うことが減り、イライラせずに冷静に問題を解決できるように少しはなったと思います。そして、この講義を受けたことで、私の社会に対する見方の根底に行動経済学の知見がより影響するようになったとも感じます。

【経営学科】
- 高校生の時に部活動や委員会で学園祭にどのような出店をしようか考えるのが楽しかったので、組織で社会に役立つ仕事をするために経営学を勉強したいと思いました。また、将来はグローバルに活躍したいので、英語で経営学を勉強したり、同じ学部内で経済学も幅広く履修しやすかったりと、勉強の幅が広い点で上智大学の経営学科を選びました。
- 経営学は社会の流れを広く捉える視点が重要だと感じます。必修科目が少ない経営学科は、他学部履修をしやすい自由な点で自分ならではの経営学を多面的に深められる環境が整っています。私も経済学や法学、理工学の講義を履修し、専攻の経営学に活かしています。学科の雰囲気は私が会計学のゼミに入っていることもあり、周りに公認会計士を目指す友人が多いです。コツコツと目標に向かって努力を重ねる仲間に私も日々、刺激を受けています。
- 1年生の時に受講した「産業論特講Ⅰ」という授業が印象的でした。この講義では自由に製品コンセプトの企画書を作成する課題に取り組みました。他の講義で学んだマーケティングや経営戦略の理論を自分が提案したい企画に合わせて活用できたので、知識が定着しやすかったです。
外国語学部
【英語学科】
- 上智大学の英語学科を選んだのは、英語を学ぶだけでなく、文化や歴史、グローバルな課題まで深く学べるところに魅力を感じたからです!
英語と日本語の両方で専門科目を学べるバイリンガルプログラムにも惹かれました。将来は国際的な場で働くことを目指しているので、その基礎となる視点やスキルを英語学科で学びたいと思っています。 - 英語学科は、多様なバックグラウンドや興味を持つ人が集まっていて、明るくて話しやすい雰囲気があります! 同じ英語を学んでいても、文化や国際問題、言語そのものなど関心の方向が少しずつ違うので、話していると色々な考え方に触れられてとても面白いです。
- 特に面白いと感じた授業は、「シェイクスピア入門」と「ヨーロッパの現代社会」 の2つです!
「シェイクスピア入門」では、さまざまな作品を鑑賞しながら、教授が丁寧に解説してくださるので、初心者でも内容をしっかり理解しながら楽しめると感じました。
「ヨーロッパの現代社会」では、ヨーロッパ各国の社会問題を、マイノリティーやジェンダー、環境といったテーマを軸に学んでいきます。歴史的背景も踏まえながら、政策を比較できるところが特に興味深いです。個人的には、フランスに強い関心があるので、その国の取り組みを詳しく知れたことが大きな学びになりました。
【ドイツ語学科】
- ドイツの環境政策に興味があったからです。また、ドイツに留学したいという思いが以前からあったため、この学科を選びました。
- 落ち着いている人が多く、男子が少ないのが特徴です。
- 「基礎ドイツ語Ⅰ」です。特に、コミュニケーションの授業が面白かったです。周囲と苦楽を共にするので、仲を深められます。
【フランス語学科】
- 私はクラシック音楽をきっかけに、フランス語に興味を持ちました。ピアノを習っており、その中でも人生の後半をパリで過ごした作曲家のショパンが好きでした。ショパンについて書かれた本をフランス語で読めるようになりたいと思い、フランス語を学ぶことにしました(私は第二外国語が必修の高校に通っていたため、高校でフランス語を学び始めました)。高校で学ぶ中で、「フランス語を学問として捉えて勉強したい」という思いが強まり、元々言葉そのものに関心があったので、大学でフランス語を専攻することに決めました。様々な大学に足を運んだり、情報を調べたりしましたが、上智の外国語学部は1年次から言語のみならず、その言語が話されている国・地域の歴史や社会、文化、政治など専門的な内容を学べることが分かりました。フランス語能力を高めながら、それらの事象について理解をより深めるために、上智のフランス語学科に決めました。ただ、私のような既習者よりも大学でフランス語を学び始める人の方が圧倒的に多いので、大学入学後に初めて学ぶという場合でも全く心配はいらないです!
- お互いに助け合いながら言語を学んでいこうとする姿勢を持っている人が多いと思います! 基本的に1,2年生の間は週6回、フランス語の授業があります。そのため、その間はフランス語の学習にかなり時間を割くことになるので、助け合いの精神が大切になります。
また、学科独自のサークルである「フランス語倶楽部」があり、先生方や先輩、後輩など縦の繋がりも持ちやすいと思います。 - 「基礎フランス語Ⅱ」です。この科目はフランス語学科の必修科目(2025年度時点)であり、原則2年生で履修します。週6回授業があるのですが、文法やコミュニケーションなどフランス語そのものの習得に焦点を当てた授業と「専門分野へのフランス語」としてフランス語学科の先生方の専門分野(哲学や言語学、経済学など)をフランス語で学ぶ授業の二部構成になっています。週6回、しかもその一部はフランス語で授業が行われるためかなり大変でしたが、この授業があったおかげで、語学力を高めながら視座を広げることができました!
【イスパニア語学科】
- 高校生の時から言葉そのものに対して興味があり、英語ではない初習言語を大学で一から勉強(研究)してみるのも良いのではないかと思い、上智の外国語学部を志望しました。イスパニア語学科を選んだ理由は様々ありますが、言語圏の広さや、「鬼のイスパ」の異名からも分かる厳しい環境も面白そうだと考えてイスパに決めました。
- イスパの1,2年次はテストや課題がとても多く、同級生と協力し合わなければ簡単に単位を落とします。そのため自然と一体感が生まれますし、他の学科より友人との仲は深まります。
- 「イスパニア語圏研究入門」
外国語学部が単に言語だけを見ているのではなく、地域研究をする学部なのだと分かる授業でした。
「日本語学概説(2022年度履修)」
普段使っている日本語の仕組みについて、一から徹底的に分解して考えていく作業が楽しかった思い出があります。ゼミ選びのきっかけにもなった授業です。
【ロシア語学科】
- ロシアという国にもともと興味があったからです。現在の情勢的に、ロシア語を学ぶことで将来に活かせると考え、ロシア語学科を選びました。
- 人数が少ない分一人一人の距離が近いように感じます。また、先生方との距離も近いです。「地獄のロシア」と呼ばれることも多いですが、その分先生方に質問をするととても優しく教えていただけます。難しい言語を学習しているので、学年で一丸となって協力しあっているという印象です。
- 「ロシア語オーラル・レッスン1・2」が面白かったです。この授業ではロシア人の先生から、ロシア語の発音や詩などを学びます。口頭のテストでは詩の暗記をして、一対一で先生の前で暗唱をしました。テスト中にもかかわらず発音やイントネーションなどを教えてくださったので、正しいロシア語の発音を学ぶ良い機会になりました。
【ポルトガル語学科】
- 高校生のときから、日本における多文化共生に関心があり、特に日系ブラジル人コミュニティについてもっと深く知りたいと思っていました。そのため、言語だけでなく地域研究にも力を入れているポルトガル語学科を選びました。
- 学科には明るくて話しやすい人が多く、全体的に和やかな雰囲気です。
ポルトガル語の授業が週6コマあるので、同じメンバーと過ごす時間も長くて、自然と仲が深まります。 - 「ポルトガル語圏研究入門」です。1年生の春学期に受講した必修科目なのですが、『ポルトガル語圏世界への50のとびら』を使いながら、世界各地のポルトガル語圏の中から自分の興味に合わせて地域やテーマを深掘りできる授業です。知らなかった国や文化にも触れられて、とても視野が広がりました。

総合グローバル学部
【総合グローバル学科】
- 高校生の時に、学校のプログラムでタイ北部にある人身売買のシェルター施設を訪問したことがきっかけとなってタイの山地民の文化や教育等に興味を持ちました。そこで、大学ではタイについてもっと詳しく学びたいと思いましたが、タイ専門の学部はほとんどないので、東南アジアについて中心的に学べるような学部に入りたいと思い、総合グローバル学部を選びました。
- いろいろなバックグランドを持つ人がいるのが特徴だと思います。
海外に住んでいたことがある人、海外にルーツを持つ人、高校で英語以外の言語を学んでいた人など様々な人がいます(もちろんそのような経験がない人も多くいます)。住んでいたことがある国も、ヨーロッパやアメリカ、中国などの比較的よく聞くような国以外にも、自分の周りではタイに住んでいたことがあるということをよく耳にします。 - 面白かった授業は2つあります。
1つ目:「東南アジア現代政治史」
東南アジアという地域を学ぶにあたって、避けて通れないのがその国の歴史と政治体制について学ぶことだと思います。この授業では、その両方を初学者でもわかりやすいような形でまとめられています。特に、自分は政治に関してはあまり知識がなかったのですが、この授業を通じてその分野に関する知識や理解を深めることができました。
2つ目:「東南アジアの教育と文化」
この授業は、東南アジアの教育の歴史や特徴について学ぶことが出来る講義です。まず、「教育」とは何か、その概念を見つめ直すことから始まり、東南アジアでどのように教育の普及がされたか、現在どのような教育が行われているのか、課題は何か、といったことを学ぶことができます。また、授業期間に、東南アジアの大学生とオンラインで意見交換をする機会があり、それも特徴の一つだと思います。

国際教養学部
【国際教養学科(FLA)】
- 私は以前3年間フランスに住んでいたことがあり、英語とフランス語のバイリンガルインターナショナルスクールに通っていました。その頃の国際的で自由な雰囲気が好きだったので、日本にいながら海外大で授業を受けているような感覚になれるところがとても魅力的で国際教養学部に憧れを抱くようになりました。また、全ての授業が英語で開講されていて、英語を学ぶのではなく、専門的な知識を英語で身に付けられるところにも惹かれました。さらにFLAには、世界の様々な国にルーツを持つ国際性豊かな教授がたくさんいらっしゃいます。よって、同じ分野の学問を学ぶにしても、日本以外の多くの文化的背景や価値観から生まれる考え方や物の見方を知ることで、語学だけではなく、様々な角度で世界を見ることができると感じました。このような他では得られない経験は、これからの人生において自分自身を高めてくれると強く感じたため、私は国際教養学部を選びました。
- とても社交的で明るい人が多いイメージで、授業内でのグループワークではお互い初対面のクラスメイトとも学年や国籍などを気にせずに、とてもフラットな関係で自分の意見や考え方を話し合ったり議論したりできる雰囲気です! そして授業中もそれ以外でもコミュニケーションの手段が全て英語なのはFLAの大きな特徴だと思います。やはり留学生は多いですし、日本人の友達同士でも授業の合間やお昼休み含め常に英語で会話をしているので、朝から一言も日本語を使わず帰る日も多いです! また、入門などの比較的人数が多い授業でも学生と教授の距離がとても近く、授業前後は質問や雑談などで学生が教授のところに行く光景もよく見かけます。教授も私達に対してとてもフレンドリーで気さくな方が多く、私自身も、友達も一緒に教授と講義以外の話で盛り上がったり、授業後にオフィスがある建物まで一緒に歩いたりと、FLAの先生方の温かさを日々実感しています!
- FLAには1年生から2年生の春学期までの3セメスター分、必修のコアプログラムがあります。特にプログラム後半の2つであるTP (THINKING PROCESSES)とPUBLIC SPEAKINGは学びが大きかった科目だと考えています。私は、英語自体は元々好きで得意だと思っていたのですが、とても少人数で様々なスキルに特化した授業を通してすごく鍛えられ、さらに自信を付けることができました。コアプログラムは課題の量も多く、大変だというイメージが強いですが、やはり少人数なのが大きいです。そのため、クラスメイトとは半年間でとても仲良くなり、教授との距離もとても近く、授業中は安心できる温かい雰囲気で高度な内容を学ぶことができました。要求されているレベルがだんだん高くなりながらも日々のディスカッションやディベートなどが楽しく、振り返ってみるととても思い出深い授業だったと感じます。コアプログラムは終わると本当に実力がついて鍛えられ、今後に役立てる内容ばかりを教えていただいたので、楽しみながらがっつり学んでほしいと思います!
また、必修以外の選択科目についてもお話ししたいと思います。FLAには3つのメイジャーがあり、私はCC (Comparative Culture)を専攻しているので、今回はその中の2つの科目についてお伝えします!
まず、CCの中でもいくつかのマイナーに分かれていて、私のプライマリーフィールドであるArt historyからはINTRODUCTION TO FILM AND MEDIA STUDIESが記憶に残っています! 日本では映画というと、ただの娯楽というイメージが強いと思います。しかし、この授業では映画の歴史や撮影の手法、様々な語り方や形式の違いがある作品を知ることで、映画をアートや学問として学ぶことができました。その結果、他のいろいろな授業で映画を見る時もこの授業を取る前では分からなかった気付きに出会うことができ、映画を観るのが楽しくなるような内容で、とても特徴がある授業だったと思っています。
2つ目のフィールドで私はReligion/Philosophyを選択しているのですが、今履修しているINTRODUCTION TO PHILOSOPHYが毎回とても楽しくて印象に残る講義なのでご紹介します! この授業を取るまでは、いわゆる哲学というと過去の有名な哲学者がどのような理論を提唱していたのかを学ぶというのが主なイメージでした。ですが、この授業では哲学的な考え方を学び、自分達なりに人間の心と身体の関係や、仮想現実と自由意志、時や未来について深く考えて意見交換をするなど、主体的に興味深いテーマにアプローチすることができました。それにより、フランスを始めとするヨーロッパ諸国でなぜ哲学が必修とされ、ここまで大切にされているのかが分かったような気がしました。哲学と聞くと連想しがちな覚える授業では全くなく、とても勉強になる、それでいて毎講義自体も学ぶことも楽しいと思える授業だと私は感じています。
理工学部
【物質生命理工学科】
- 生命の仕組みを生物学的・化学的に学んでみたかったからです。
- 温かく落ち着いた雰囲気で、明るい人も多いです。
- 「理工基礎実験・演習」です。個人的にはブロッコリーを砕いてDNAの抽出を行ったことがとても面白く、実際に生でDNAを見られたことに、とても興奮した記憶があります。

【機能創造理工学科】
- 高校生のときから「機械や電気・エネルギー」などの幅広い分野に興味があり、一つに絞りきれなかったのですが、機能創造理工学科はそれらを横断的に学べる点に魅力を感じました。上智大学では理工融合による「複合知」を大切にしており、1年生のときは数学、化学、物理、生物、情報すべてを学びます。
私は発展途上国への適用を視野に「鉄道ネットワークにより複合課題を解決すること」をテーマに勉強しています。このテーマには、工学的な視点だけでなく、地域情勢など地域研究の内容も含まれています。上智大学では文系と理系の学部が一つのキャンパスに集約されている点も決め手の一つです。 - 自分の興味のある内容に自信を持って取り組んでいる人が多いイメージです。例えば、部活動やサークル活動、研究内容など、それぞれがいろいろなことに挑戦している学生が多いと思います。また、明るい人や真面目で落ち着いている人など多様な人がいるので学科の中で絶対に自分と合う人と出会えると思います。授業では実験もたくさんあるのでいろいろな人と仲良くなりやすい雰囲気だと思います。
- 「理工基礎実験・演習」が面白いと思います。多くの大学では自分の専攻分野の実験が中心だと思いますが、上智大学では化学、物理、生物、情報のすべての分野の実験をそれぞれ3回ずつ、合計12種類の実験をします。1年生の初めての実験で緊張したのですが、この実験を通じてレポートの書き方や実験ノートの付け方、考察の進め方を学び、将来の研究の基礎を学べたと思います。

【情報理工学科】
- 本格的に大学選びを始める頃に、理工系の数学や情報分野に興味があったものの、大学で学びたいことが具体的には決まっていなくて漠然としていました。そこで、上智大学の理工学部が1学科で幅広い学問領域をカバーしていて、具体的に興味のあることを大学で探求できるということが私に刺さって魅力的だったので、この学科を選びました。
- 明るい人もいるし落ち着いた人もいて、イメージはそれぞれ半分ずつくらいです。他の学科と比べて人数が多めなので、その分いろいろな人がいるのがこの学科の特徴です!
- 「理工基礎実験・演習」が面白かったです。化学、物理、生物、情報の各分野の実験を行います。少人数でしっかり目が行き届いていて、手厚いサポートとバラエティに富んだ実験内容のおかげでとても楽しめました。

おわりに
2週に渡ってお届けした全学科インタビュー記事。後半の今回だけでも、各学科の雰囲気から面白かった授業まで、様々な情報を含む、とてもボリューミーな記事になりました……! 私は外国語学部フランス語学科の学生ですが、外国語学部以外の雰囲気や授業については知らないことも多くあり、やはり大学の世界は広いんだなぁ……と感じました(笑)。
この記事が上智に興味を持つ受験生の皆さんの、学科選びの参考となれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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2022.05.13