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上智学生記者クラブ通信

#089 知ってる?14号館のヒミツ。

2021.08.30

こんにちは、れいれいです。今回は、14号館について特集します!

14号館なんて聞いたことない?実は、キャンパスマップにもちゃんと載っているんです!知らなかった……という方も、ご安心下さい。この14号館、四谷キャンパスに2019年1月に仲間入りした、新しい校舎なんです。

14号館を見てみよう

メインストリートの方から見てみましょう。10号館の左隣に見えるこの白い建物が、14号館です。手前にある仮設の階段を登って入ります。

階段を上ると、すぐに「14-101」と書かれたドアが。「14-201」教室には、外の階段から行けるようになっていました。

実は修道院だった?!14号館のルーツ

14号館の建物は、メリノール宣教会(The Maryknoll Society)が東京管区の拠点として所有していました。メリノール宣教会は1911年にアメリカで設立された宣教会で、日本では1933年から活動が行われていました。近年は東京と北海道や京都などで活動していましたが、拠点が北海道に移ることになりました。役割を終えることになったこの建物は、ご近所かつカトリックというご縁があった上智大学の校舎として生まれ変わりました。

校舎になるにあたり改修が行われた14号館ですが、外観は修道院としての名残をとどめています。修道院だった頃入り口として使われていたホテルニューオータニ側から見ると、十字架のデザインを見ることが出来ます。

庭には、マリア像があります。

外壁にはレリーフがあります。「Pax Intrantibus, Salus Exeuntibus」は、ラテン語で「訪れるものに安らぎを、去る者に安全を」の意味です。

早く使いたい!

内装の改修はすでに進んでいて、研究室や教室として使われる予定とのこと。もともと神父様たちのお部屋だった作りが、研究室として使いやすいそうです。

そして、今回は特別に教室内の様子を少しだけお見せします!

ステンドグラスのある教室なんて、授業がますます楽しみになりそうですね。

本格的な使用開始は2020年度ですが、補講など一部の授業ではこの2019年度秋学期から使用される予定です。この記事を読んでいるあなたも、もうすぐ使うチャンスがあるかも?!

現在、14号館には仮設の階段を使って入りますが、今後11号館ピロティに面した箇所(写真)から入るルートが整備される予定とのこと。バリアフリーの計画も進んでいるそうです。どのように整備されるのか、今から楽しみですね!

いかがでしたか?実際に間近で14号館を見てみて、白い壁と洗練されたデザインがとても綺麗で、早く使ってみたいな、と思いました!皆さんも、ぜひ一度近くに行ってみて下さいね。どの校舎にも個性がありますが、14号館も特色ある素敵な場所になりそうです。もしかすると、キャンパス内のお気に入りになるかも?

14号館について教えて下さった、財務局の大日方様、松崎様、ありがとうございました。

それでは今回はここまで。最後までお読み頂きありがとうございました!

れいれい
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れいれい
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国際教養学部 国際教養学科
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