迎賓館の課題解決への取り組み
2024.01.05
迎賓館の課題解決への取り組み
2024.01.05
みなさん、こんにちは。ひびっきーです。
11月に入り紅葉シーズンになりましたね。記事を執筆している10月末もだいぶ寒さが厳しくなってきました。暖かい格好をしつつ、いろんな場所を訪れたいなと感じるそんな秋ですね。
さて、今回は、記者4名で座談会を行いその様子を記事にしてみました!
大学・大学院生活や高校時代の話などざっくばらんにお話ししました。「大学・大学院生活ってどんなことをしているのだろう?」「自分の大学・大学院生活はこんな感じだったな」など様々な視点から記事を読んでいただけたら嬉しいです。また、私たちが好きな上智の風景を写真に収めてみましたのでぜひご覧ください。
座談会参加メンバーはこちら!
Niko記者、れいれい記者、まおな記者、ひびっきーの4名です。
記者紹介
それでは座談会の様子をどうぞ。
(Niko記者)大学院ではフランス文学科にいたときよりもコマ数が減っていて、秋学期は3コマなんです! その分ひとつひとつの内容が濃くて。フランス語の小説や自伝やそれについての評論を読むんだけど、一回の授業で読む量も格段に増えました! 春学期は教授と一対一での授業(!)も多かったんだけど、今学期は先輩や他大学の仏文学専攻の院生と一緒に授業を受けられていて(委託聴講生という大学院フランス語フランス文学専攻協議会の制度です)、交流が増えています!
みんなは少人数のクラスはあるかな?
(れいれい記者)私が受講している一番少人数な授業は6人で正規生と留学生が半数ずつです。私は少人数の授業の方が好きです。
(ひびっきー)少人数の授業、良いですよね〜。私も少人数の授業が好きですが……私の学科は全体の学生数が多いので今学期の学科開講科目の中では少人数で行っているクラスは取ってないですね。
(まおな記者)ゼミは少人数ではないですけど、20人くらいの授業です。聴講として受けている授業では、学生3人の授業があります(笑)。それは英語の授業なのでずっと英語で会話しています。
(れいれい記者)学科の主専攻は哲学と宗教学なので、今学期はそれに関連する授業を中心にとっています。一つの授業で様々な地域の思想を学べる授業も多くて、楽しいです。日本の宗教について勉強することもあります。学べる授業も多くて、楽しいです。ずっと日本に住んでいるから、日本のことを客観的に見ると新鮮で発見があります。
(ひびっきー)えー、面白そうですね! 私も春学期に総合グローバル学科の宗教に関連する授業をいくつか受講していました。学科が違うだけでも見ている視点が違って面白いですね。
どうして主専攻を哲学と宗教学にしたんですか?
(れいれい記者)入学当初絵が好きだったこともあって美術史を専攻しようと思っていました。でも1、2年生の時にとった哲学や宗教の授業が面白くて、哲学・宗教を主専攻にすることにしました。
小さい頃から「生きること・死ぬこと」って不思議だな、と感じていたので、その関心とマッチするいい選択だったと思っています。
(Niko記者)私も春学期の授業で哲学がどれだけ大事かを感じて……。フランスの人たちも哲学をすごく大事にしているんだってやっと気がついたんだ。美術史も哲学と絡んでいるから、れいれいの授業もすごく面白そう!
(ひびっきー)まおなさんは、最近どうですか?
(まおな記者)私はずっとゼミです(笑)。私のゼミが特殊で、卒業論文の執筆ではなくて11月中旬にある交渉の大会にゼミ生で出場して、優勝を目指すゼミなんです! なので、1限の時間からずっと大学にいます。学校に住みたいぐらい(笑)。
(ひびっきー)たしかゼミのリーダーのような役割をやってらっしゃるんですよね?
(まおな記者)そうです! ゼミ長をやっています……。今はそれを「一番頑張んなきゃ!」って思いながら、日々取り組んでいます(笑)。
(ひびっきー)どんなゼミなんですか?
(まおな記者)国際ビジネスを題材にした交渉及び仲裁をしていて……。例えば、去年出場した大会の仲裁の部では「ワインの貿易において、アクシデントにより輸送中のワインが壊れてしまった場合に、輸出企業と輸入企業のどちらが責任を負うか」等について当事者である会社の弁護人になりきって弁論を行うというものでした!
(3人)すごい!
(まおな記者)本当にとっても面白いです! 法的な観点で実際の弁護士が行うようなことをするので、法的な考え方やプロフェッショナルとしての話し方なども学べて、毎日「このゼミならではだな〜」としみじみしています。私は英語の部で大会に出場しているため、大会での対戦相手が海外大学の学生なので、英語で弁論及び交渉をするのもめちゃくちゃ楽しいです。
(3人)えー、面白い〜。カッコいい‼︎
(まおな記者)みんなゼミに真剣な人ばかりだから、めちゃくちゃ面白いよー!
ここまで読んでくださった方はお分かりのように、3人の先輩たちはチャレンジ精神が旺盛だと感じますよね! そこでこんな質問を……。
(まおな記者)上智内のサークル活動など団体に所属する中で上智の職員さんとの繋がりができて「こういう企画・イベントもあるよ。やってみない?」と学内外の企画を紹介してもらうこともあったんだよね。特に楽しくて嬉しかったのはSophians’ Diary(上智大学で毎年配布されるスケジュール帳)の製作の会議に出席できたことで、自分の意見が反映されて形になった時は嬉しかったなー!
職員さんから企画を紹介されてデザイン会社の方と関わる機会もあったんだよね。
(れいれい記者)私もそのワークショップに参加しました! Sophians’ Diaryを特集した記事にもあるように、ワークショップでは「上智らしさとは?」「上智を色で表すなら?」などの問いかけから手帳の情緒的価値を探っていくワークが新鮮でした。実は手帳を制作した株式会社日本デザインセンターの皆さんはFIND SOPHIAのデザインも手がけているので、その舞台裏を取材した記事もぜひ読んでみてください。
(Niko記者)私は大学1年生のときにオープンキャンパスに参加して、個人ブースで高校生とお話ししたのが思い出に残っているな。大学受験の1年後に高校生と一対一で関わることができたのが特に印象に残っている! 昨年度もオープンキャンパスに参加したんだけど、オープンキャンパス模擬授業に参加していた高校生が今年上智に入学していて嬉しかったな〜。
(ひびっきー)素敵なエピソードですね。Nikoさんの姿をみて、きっと上智を目指したんだと思います!
(れいれい記者)1年間や半年間の長期インターンをしたのも楽しかったです。大学での勉強とは違う分野に挑戦できたり、人との繋がりが増えたり、とてもいい経験になりました。
学内では、「南三陸町×上智大学オンラインイベント」(2020年度、協力:南三陸町観光協会)の企画に参加したのが印象に残っています。コロナ禍で学生が南三陸を訪問できない状況だったのですが、ZoomイベントやYoutubeライブを通して南三陸の皆さんと学生が繋がっている感覚をもてたのが思い出に残っています。
(Niko記者)れいれい、セブン&アイ・ホールディングスとの協働企画に参加してたよね?
(れいれい記者)セブン&アイと上智学院サステナビリティ推進本部の協働プロジェクトですね! セブン&アイがおいしく、フードロスが少ないレシピを公開している「賢者のレシピ」とコラボした「賢者のレシピ―叡智の朝ごはん編」です。上智生のプロジェクトメンバーがフードロス削減に繋がるおいしい朝食レシピを考案します。他のメンバーとのミーティングでは「冷蔵庫に残りやすい食材はなんだろう?」「簡単に作れておいしい朝食は?」などの視点からレシピを考えています。完成したレシピは「賢者のレシピ」ウェブサイトなどに掲載される予定です。Sophia Topicsではレシピ開発の舞台裏をお伝えする予定ですので、お楽しみに!
(まおな記者)一番のきっかけは、高校の英語の授業! 私が当時通っていた高校は英語教育に力を入れている学校で、英語の授業で紛争、国連の難民支援を学ぶ機会がありました。その際に、紛争などを解決する手段としてInternational law(国際法)の存在を知り、国際法が紀律して難民等の問題の解決に導こうとしていると学んだことで国際法に関心を持つようになったんだ。
その上で、日本の国際法を専門にできる大学の中で、より専門的でハイレベルな内容を学べるかつ著名な教授がたくさんいる上智で学ぼうと思ったんだよね。
(Niko記者)そうだったんだね。まおなちゃん、英語がすごく上手だよね。
(まおな記者)そんなことは……。ただ、本格的に英語を喋り始めたのは、大学2、3年生の時だったんです。普段特に意識していることはPodcastやYouTubeを聴く時は、英語で聴くようにしていることかな。内閣府が開催している国際会議に参加したり、ゼミも英語班と日本語班に分かれているので英語班に入ってみたり……。
(ひびっきー)努力を重ねたからこそ、高校時代も含めて現在の学科でもしっかり勉強を続けられているのだなと感じました。
(れいれい記者)私は小さい頃から絵を描いたり美術館に行ったりすることが好きで、大学進学の時に真っ先に勉強したいと思ったのは美術史でした。美術史だけでなく、それに関係する哲学や宗教学についても学べる環境を探していて、上智の国際教養学科を見つけました。複数の領域を横断しながら勉強すると、違う授業で学んだことが思いがけず繋がることも多くて楽しいです!
(れいれい記者)3歳くらいの時から絵が好きだったので、美術が好きという気持ちはぶれませんでした。ただ、それを大学で勉強するのが正しい選択かを迷ったことはありました。でも、受験のときに志望理由書を書きながら、やっぱり自分の好きなことについて正直に書くのが一番だと気づいて。入学してから勉強が大変なことも多かったけど、学んでいる内容が心から好きだったからこそ楽しめたんだと思います。
(ひびっきー)やっぱり人生の節目の中で、自分が好きなことか周りから見られている部分どちらを優先するか考えるタイミングってありますよね。れいれいさんの好きなことを極める、追求するという姿勢が素敵だなって思いました。
(Niko記者)私は受験の時に文学部に入りたいと思ってがむしゃらにやっていて、外国語の勉強をしたいと考えていたんだ。その時に何語を勉強しようか考えていて……。フランス語を学んだことはないけれど、パンやお菓子が好きで気がついたらフランス語に触れている機会が多かったんだよね。それがきっかけで上智の中でフランス文学を学びたいと思って選んだんだ。
入学後は1、2年生で文化と言語をみっちり勉強するから幅広くフランス語に触れられたのが良かったな〜。
(ひびっきー)大学院に進まれたということは、大学入学後にさらに仏文やフランスの世界に引き込まれるようなきっかけがあったのかなと思ったのですが……。大学院進学を考えたきっかけは何ですか?
(Niko記者)高校の時に、家族旅行でフランスとドイツに行ったことがあったんだけど、大学でフランスについて学んでから大学2年生でもフランスに行ったんだよね。その時にもっとスキルアップしてフランスについて学びたいって感じて……。フランス文学科の教授が長期休みの期間に、研究でフランスに滞在したお話を授業や普段のお話で直接聞く中で常にフランスと関わる姿にも刺激を受けたんだ。
将来フランス語の小説を翻訳できたらと思っているから大学院では翻訳を学びたいって思ったんだ。じっくり作品を読むってことが自分には合っているなと思って。大学4年間に繋げてより深く学びたいと思ったのがきっかけかな。
(ひびっきー)「外国語を勉強したい」という気持ちからスタートし、フランス語の面白さに気がついてさらに追求したいと感じられたんですね。
みなさん、いかがだったでしょうか?
上智大学という同じ場所で学び、上智学生記者クラブという同じ団体に属する私たちですがそれぞれ辿ってきた道やそれぞれが抱えてきた気持ちは異なるからこそ、一人一人の生き方にフォーカスしたお話ができたのではないかと思いました。
今回の座談会の記事を通じて、私たち一人一人の学生生活を例に少しでも大学・大学院生活の面白さを感じていただけたら嬉しいです。
2024.01.05
2024.01.05
2021.08.30