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Sophia Topics

上智学生記者クラブ通信

#233 上智グッズ制作に挑戦!
あなたも作ってみませんか?

2023.03.03

こんにちは、みりんです!
ところで皆さん、上智グッズは持っていますか?

私は結構集めましたよ〜。
例えばソジャー、マスキングテープ……。

上智グッズの中には、ソフィアクロックのように、学生の発案で商品化されたものもあるんです!
そんな上智グッズ、皆さんも作ってみたくなりませんか?

実は、私たち記者クラブ有志のメンバーで上智グッズ制作にトライしました!
これは以前、Sophia Topicsの記事で学生の発案で商品化されたグッズがあると知り、卒業前に上智生として挑戦してみたいと思い立ちました。
同時に、私一人ではなく複数人で協力してできたらより良いグッズができるのではと思い、記者クラブの中で有志を募りました。

①アイデアの提案

株式会社ソフィアキャンパスサポート(以下、SCS)に連絡し、グッズ制作の提案をします。
この段階では具体的なグッズ案を詰めていなくても大丈夫です!

<連絡した際にSCSの櫻間さんよりいただいたコメント>

「グッズ制作にあたってはニーズ等、考慮すべき様々な要素があります。そのため、現段階ではあまり方向性を絞らずに、皆さんの自由な発想でいろいろ考えてみてください!」

――そこで実際に、私たち記者クラブでは2022年9月に提案し始め、2022年9月22日に学生のみで第1回ミーティングをしました。
様々な実現可能性を探るため、ジャンルを卒業式等に合わせた記念品系や学生が手に取りやすい日常系、帰省等で気軽に配れるお土産系等、幅広くアイデアを出し合います。
その後、スライドに各自それぞれの情報(良い点悪い点、デザイン、材料、目的等)をまとめ、再度SCSに共有しました。この段階では「とにかく商品化を実現したい!」という思いで、記念品系は5種類、日常系は4種類、お土産系3種類ほど考えました〜。

②アイデアの調整と話し合い

提案した内容に対してSCSの方々からフィードバックをいただき、具体的に詰めていく段階に入ります。

――私たちは2022年10月6日に、社員の方々と第2回目のミーティングを実施しました。スライドで共有した様々なアイデアに対して、社員の方々と意見交換をしました。
ポイントとしては「需要のエビデンス」とのことでした。具体的には以下の通りです。

比較的商品化しやすいものや、普段よく購入されているもの等のヒントもいただき、その後は具体的なアイデアのたたき台を作る、という方向になりました。

この段階では、商品具体化の難しさを実感しました。それまでは漠然と「商品を作ってみたい!」と思っていましたが、企業のマーケティング担当のような思いで頑張ろうと思いました!

③アイデアの具体化

たたき台を作るため、詳細部分まで詰める話し合いと社員の方々との連絡を重ねます。

――2022年10月17日に第3回ミーティングを実施し、たたき台、つまり企画書を11月上旬に完成させました。考えたグッズとは液晶画面等を拭くクリーニングクロスで、ターゲットを在学生メイン、デザインを学生から募る形式にしました。アイデアが具体的にまとまっていくにつれ、実現の可能性も高まるため、ワクワクドキドキしていました。

その後、12月9日には学生、SCS、紀伊國屋書店の方々を含め、第4回ミーティングを実施しました。目標を立ててスケジュール組みをし、デザインの規定等、詳細を詰めます。

また、実施したアンケートでは「どの価格帯なら買うか」「上智オリジナルのクロスがあったら買うか」等の質問事項を記載しました。学生は価格帯の安さを求める結果となり、2023年1月11日の第5回ミーティングでは、需要は少ないのではないかと考えました。

一方で、ノベルティ利用を検討することで付加価値が上がり、多少価格帯が高くても需要があるのではないか等、意見交換をしました。実現に向けて学生も社員も動きました。
しかし、その後ノベルティの在庫を各種常備していることもあり、当面、発注の予定はないとの事からノベルティ販売が不可能となり、需要等も考慮して2月頭に実現は難しいという結論に至りました。

グッズ作成に携わった記者の声

グッズ提案の過程で既存の上智グッズを調べ、普段使いできる文具からやや高価格帯の革製品や蒔絵製品まで、幅広いジャンルの商品があることに驚きました。今回製品化には至りませんでしたが、「日常生活で必要なものは?」「お土産にするならどんなグッズが嬉しい?」など様々な場面での需要に思いを巡らすことで、いろいろな発見がありました。今後どんな新商品が生まれるのか楽しみです!(れいれい)

1つの商品が完成するまでには、商品を考える上で何を重視するべきなのか、そしてその商品を使用する人にどんな魅力を感じてもらえるかなど様々な背景を考えることが大切なのだということを改めて実感しました。「上智グッズ」を制作する上で、学生や社員の方々をはじめ上智に集まった一人ひとりの意見や思いが反映されていくからこそ、形作られていくものなのだなと感じました。(ひびっきー)

SCS櫻間さんより
およそ半年間に渡る活動お疲れ様でした! 今回は残念ながら商品化には至りませんでしたが、今後も新たな上智グッズの開発に向けて取り組んでいきますので見守っていただけたら幸いです! 素敵なアイデアをありがとうございました。

SCS正山さんより
今回は「売れるものを考える」という、シンプルながら非常に難しい業務を体験していただきました。上智らしさが感じられて、皆さんに喜んでいただけるグッズのアイデア、これからもお待ちしています。今回はありがとうございました!

まとめ

――今回のグッズ制作にあたってグッズ制作の大変さを実感しました。需要、価格等のバランスが非常に難しいです。
SCSの櫻間さんもグッズ制作にあたっては、

とおっしゃっていました。

しかし同時に、学生のアイデアを歓迎し、実現に向けてサポートする、そうしたSCSの方々の思いと姿勢を実感しました。グッズ制作は大変ですが、実現できた際の達成感はとても大きいと思います。
皆さんも、ぜひ挑戦してみてくださいね!

ご協力いただいた櫻間さん、正山さん、長期間に渡ってありがとうございました。

過去に紹介した上智グッズの記事はこちらから↓
https://findsophia.jp/sophia-topics/20220527-kinokuniyagoods/
https://findsophia.jp/sophia-topics/202106023-sophiagoods/

ソフィアクロックについてはこちらから↓
https://sophia-cs.co.jp/post/2021/sophia-clock.html

ソフィアウォーターについてはこちらから↓
https://sophia-cs.co.jp/post/2022/sophia-water.html

SCSのHPはこちらから↓
https://sophia-cs.co.jp/

みりん
名前
みりん
所属
総合グローバル学部 総合グローバル学科
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