教育と森と文化と
2023.03.17
2023年10月10日、麹町警察署が「秋の防犯フェスタ in 麹町」を開催。上智生がレクチャーを担当しました。
昨年、本学の学生15名が麹町警察署から「サイバー防犯ボランティア」に委嘱されました。学生達は「高齢者向けのスマホ教室」や「チラシ配り」を通して、サイバー犯罪被害防止に向けた取り組みを定期的に行っています。
【リンク】「サイバー防犯ボランティア」の活動
・STOP! スマホの詐欺被害 ~サイバー防犯ボランティアに参加しました~
・防犯広報大使「サザエさんファミリー」と防犯キャンペーンを行いました。
・サイバー防犯ボランティアの学生が研修会に参加しました。
・秋の防犯フェスタin 麹町でサイバー防犯ボランティアの学生が登壇しました
今回のイベントで学生は、第2部の『学生ボランティアによる防犯セミナー』を担当。近年被害が急増している「サポート詐欺」「フィッシング詐欺」について、会場に詰め掛けた約150名の前で解説しました。
レクチャーを行ったのは文学研究科2年の狩野祐輝さん。第1部が東京都派遣劇団員による演劇、第3部が「1日警察署長」のお笑い芸人AMEMIYAさんのステージであることに触れながら「前後がすごすぎてプレッシャーを感じています、どうかお孫さんを見るような温かい目で見守ってください。」と、冒頭は少し緊張気味でしたが…。
セミナーでは、複雑な詐欺の手口を堂々と解説。「焦らせてお金を取ろうとしてくるのは詐欺です。あわてず無視してください。」「困った時は顔も見えない詐欺業者に電話する前に、信頼できるご家族やご友人、そして警察の皆さんに相談してください。」と力強く呼びかけました。セミナーの最後には社会問題化している「闇バイト」に触れながら、「私は上智生として、誓って闇バイトはしません。」と宣言。「しかし詐欺業者は、私達若者も巧妙に騙そうとしてきます。お互いに呼び掛け合って、詐欺を減らしていきましょう。」と締め、会場は大きな拍手に包まれました。
イベント終了後、狩野さんは「今回皆さんに説明する中で、改めて詐欺手口の巧妙さを実感しました。しかし一度詐欺の手口を学んでおけば、万が一騙されそうになった時に違和感を持てると思います。今後も「サイバー防犯ボランティア」として、情報をお届けしていきたいです。」と活動への意欲を見せました。
2023.03.17
2024.07.26